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歪んだ正義=家元・香澄(第28回・奴隷完成2)

頭の位置が男たちの背よりもやや低い程度のところで止められた。そうは言っても空中に浮いていることには変わりない。香澄の躰はゆっくり回りながらゆらゆらと揺れていた。
体重が全て縄に掛かり、縄が締まって香澄の肌に食い込む。しかし多くの縄に体重が分散されているため、香澄が覚悟したほどには辛い吊りではなかった。

「この高さなら楽に支度できるな。まず小便をして貰おうか」
「いや、出ないわ」
香澄はまるで荷物のように縛られて吊られた驚きから、辛うじて立ち直りながら、必死に松下に哀願した。
「したくなくても、ちゃんと出してあげるよ。病院には採尿検査というものがある。それと同じだ。カテーテルで出してやる」
松下は川端が持ってきたプラチューブを受け取ると、その先端にキシロカインゼリーを塗り付けた。そしてそれを香澄の目の前に突きつけた。
「これがカテーテルだ、お前の尿道に挿入する。痛いことはないし、俺はちゃんとした医者だから安心して任せておけばいい」
川端がゆらゆらと揺れる香澄の躰を抑えると、松下がラビアを広げ尿道をむき出しにした。そこにもキシロカインゼリーをぬると、カテーテルの先端を差し入れた。

「中本さん、そこのガラス容器にこの先端を入れてください」
「よし分かった」
松下が慣れた手つきで、それでも注意深くカテーテルを挿入する。簡単に入っていき香澄も痛みなど感じなかった、が最後の所でチクッとした痛みがあった。
「あっ!」
小さく声が漏れたが、すぐその痛みも消えた。しかしそのとたんに、香澄が何もしないのにチューブの中を、液体がスーッと流れ出てきた。そして中本が置いたガラス容器に、チューブの先端から落ちて、薄い黄色の液体が溜まっていく。
「ほらこれがお前の小便だ。いくら嫌がっても尿道括約筋をカテーテルで開いてしまえば自動的に小便は出てくるんだ。特に女は尿道が短いから簡単だ」
「ああ~~~」
ガラス容器に溜まる自分の尿を見て、香澄は絶望の声を上げた。これで排泄まで制御されてしまった‥‥‥香澄の頭には<奴隷>という言葉がまた大きくなっていった。

膝から下が折り曲げられて太腿と一緒に縛り上げられているので、足で抵抗することもできない。脚は確かに動かすことはできるが、脛と一体にされてしまった太腿だけでは、どうあがいても役に立たなかった。それに宙に吊り上げられている。香澄はただ男たちの仕打ちを受け入れる他なかった。
それほど長い時間ではなかった。膀胱に溜まっていたものが完全に出切ると、自然に排出は止まった。
「これですっかり空になったな。普段ならこの出したものを飲ませるのだが、今日のところは許してやろう。さて、いよいよ肉奴隷になって貰う」
「もう十分に奴隷としてお仕えできます。許して下さい」
「お前の人格を全てなくして、ただのKにするんだ。家元でもない、一条香澄でもない、Kという記号で区別される肉体になるんだ」
「‥‥‥」
「これからお前の視覚も聴覚も奪う。さらに言葉も奪う。残るのは女としての肉体だけだ」
香澄には松下の言うことがすぐには理解できなかった。

中本や安城も吊られた香澄のところに寄ってきた。
「まず耳栓、これで音が遮断され、周りの言葉が聞き取れなくなる」
松下が香澄の両耳に医療用の耳栓を押し込んだ。特殊な合成樹脂で出来ていて、耳の穴の形状に密着して、ほぼ音を遮断してしまう。ある程度音は聞こえるが、言葉として聞き取ることはできず、僅かにウォーンとした響きになってしまう。
香澄の躰を抑えるのを中本と交代した川端が、香澄の髪の毛を上にまとめると、伸縮性の布でできた黒い全頭マスクをすっぽりと被せた。そのとたん香澄の視界は完全に閉ざされてしまった。
「怖い‥‥‥」
マスクは頭から顔全体を覆い、口の所だけ楕円形に開いている。呼吸のために鼻の所だけは生地が薄かったが、その他は比較的厚い生地で出来ていて、光は全く通さない。顎もすっぽり覆ってさらに首も覆ってしまった。
脚を折りたたんで縛られて、さらに顔もすっぽり覆われてしまうと、まるでミノムシが吊り下がっているような感じだった。

さらに松下が、川端が持ってきた鞣革のギャグをかませた。口がギャグに付いた円筒形のもので開いてしまい、言葉が奪われてしまった。
「うう~~~」
ここまでやられると、もう香澄にできることはただ呻くことだけだった。音はわずかに聞こえるとはいっても、何を言っているのか分からない。視界は全く閉ざされて、真っ暗なままである。ギャグで言葉も奪われてしまった。
もう男たちのなすがままに任せるより他はなかった
全頭マスクの開口部も黒い鞣革で覆われてしまい、香澄の頭部はただの黒い球(たま)になり、香澄であることも分からなくなってしまった。




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歪んだ正義=家元・香澄(第27回・奴隷完成1)

ゆっくりと倒された磔柱から解放され、川端にかつがれて、香澄は床に大きく拡げられたマットレスに寝かされた。意識は戻っていたが、完全に崩壊してしまった躰には力が入らない。虚ろな目を開けてぼんやりと横になっていた。
「生まれ変われたか」
「‥‥‥」
そう言われれば、香澄の中から自我が消えていた。それはある意味では清々しい感じもする。華道霞流家元という肩書も無い。ただKという記号の肉体だけが、色々と削ぎ落とされた後に残っていた。

「どうなんだ」
「‥‥‥はい」
「よし、躰を起こせ」
ぐったりと横になっていた躰を、両手をついて起こし横座りになった。
「立てるか」
香澄は何とか立ち上がった。だが、まだ足にしっかりと力は入らずよろめいた。その肩を松下が支えた。

立ち上がった香澄の横に、川端が縄の束を持って立っていた。
「両腕を躰に沿って下げるんだ」
言われた通りに両腕を躰の脇に垂らす。そこに川端が縄を掛け始めた。両腕を躰の脇に密着させるように縛り上げた。二の腕の上の方から始まり、縄がずれないように、腕と躰の脇の間に縄を通して絞りながら何本も掛けていく。
そのうちまるで樽に掛かったタガのように、何段も縄が巻き付けられてしまった。
腕の先まで締め上げられて、躰と腕が一体になってしまったような状態だった。さらに背中の一番下の縄から縦縄が絡み、肩を経由して前も縦縄でしっかりとつながれてしまった。
上半身はまるで荷物のように括られてしまって、躰を曲げることすらできなかった。
しかし、今の彼女は抗うこともなく、その縄を受けていた。抗うどころか、どんどんきつくなっていく縄の拘束感を、うっとりと味わっていた。

最後に川端が一番上の躰と腕を締め上げている縄に縦縄が絡んでいるところに、短い縄で輪を作って終わりになった。
「気持ちいいだろう」
松下に言われて、香澄はわずかにうなずいていた。
「仰向けに横になるのだ」
そうは命じられても、香澄は倒れそうで簡単には出来ない。松下に躰を支えられて、やっと膝をつくことができた。そして腰をどうやら下ろし、そこから転がるように仰向けに横たわった。
全てを男たちに任せてしまっているとはいっても、本能的に香澄は両脚をねじるようにして、恥ずかしい部分をできるだけ隠そうとしていた。

「磔にされて一度死んで、そして蘇ったのじゃないか。そんな恰好をしていてはだめだ」
そう言いながら、川端が縄の束をいくつか持って、香澄の横に腰を下ろした。
松下が香澄の脚を持ち上げると、足首に川端が縄を掛けた。何回か巻き付けて、しっかりと縛り、縄止めをする。もう片方の脚も同じように縄が掛けられた。
「膝を立てるんだ」
松下が手を添えて立膝にすると、川端が足首を縛った縄尻を引き、太腿の付け根に近いところに巻き付けた。香澄の脚は完全に二つに折られて拘束されていく。もう片方も同じように縛られていく。太腿と脛がほぼ完全に密着して固定されてしまった。

「ほらこうやって膝を開けば、恥ずかしい所が完全に丸見えになってしまうぞ」
言葉のように、松下が香澄の両膝に手をかけて外に開いた。そうされると秘裂があからさまになってしまった。
「いや、恥ずかしい‥‥‥」
そうは言っても、厳重に縄掛けされてしまっていては、香澄はどうしようもない。
「さて、いよいよ奴隷の衣装を着けて、肉奴隷になってもらうぞ」
「体を起こすんだ」
そう言われて香澄は上半身を起こそうとしたが、簡単にはいかなかった。
「無理です、出来ないわ」
「そうだろうな、出来ないように縛ったんだから」
ちょうど上にぶら下がっているチェンブロックのコントローラーを操作して、松下がフックを降ろした。そして川端が少し香澄の躰を起こすと、背中の縄の輪にフックを引っ掛けた。

チェンブロックの鎖が巻き取られてフックが上がる。それにつれて香澄の体が起き上がってきた。さらに引き上げられると、マットレスの上から尻が離れてしまった。脚が二つ折りで縛られていなければ、足をついて立ち上がれるのだが、そうはいかず、そのまま吊り上げられてしまった。幸い股関節は動かせるので、太腿を下に伸ばして膝をマットレスにつけた。
だがそれで止まらなかった。フックはさらに上がり、マットレスにつけてやっと体重を支えていた膝が離れて、宙づりになってしまった。
吊られたのか躰の上の方でも、下肢が二つ折りにされて太腿に縛り付けられて、重心も上がってしまっている。そのため宙に浮いたとたんに、頭の重さで香澄の躰はぐらりと前に傾いた。幸か不幸か、上半身は荷造りされたように固定されて曲がらない。やや傾いた程度で止まり、足の付け根で折れ曲がり、くの字になって引き上げられていった。




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歪んだ正義=家元・香澄(第26回・磔3)

「アアッ!」
思わず顔を上げて脚を突っ張らせたが、徐々に深く差し込まれるに従って、躯の力が抜けてきた。奴隷に堕ちてしまったという気持ちもまた蘇ってきて、体に含まされたものを、魂が抜けたような状態で受け入れてしまっていた。
奥までゆっくりと挿入してから中本はいったん引く。そしてまたグイッと強く押しこんだ。子宮口まで突き上げた。
「アアゥ」

川端の電マが胸から徐々に下に降りてきて、これもまた秘裂を責め始めた。包皮の上からとはいえ、敏感な珠が狙われる。
「ヒィ~~~イヤァァ~~~」
鋭い刺激が躯を襲う。
腰から下は割合自由に動くので、香澄は電マの攻撃から逃れようと腰を動かした。しかし既に中本に差し込まれてしまったディルドウがその動きを制限してしまった。

さらに松下が電マにアナルゼリーを塗りつけて、尻の割目を押し開いて、菊の蕾にあてがった。
「ヒィ~~~~そこは‥‥‥イヤァァ~~~」
「処刑される女囚は、槍を刺される場所を選ぶことは出来ない。素直に処刑人の槍を受けるんだ」
松下が電マのスイッチを入れて菊座に押し当てた。異様な感覚が肛門を襲う。
「イイ‥‥‥」
何か所も責められ、そこから送られる異なった快感に、香澄は歯をくいしばって耐えてした。

「安城さん、その先端にアナルゼリーと塗って、ここを刺し貫いて下さい」
松下に促されて、アナルゼリーをたっぷりと塗りたくったディルドウの槍の先端を、皺を寄せて淑やかに窄んでいる菊の座に突きつけた。今アナルゼリーを塗った電マで揉みほぐされているので、ゼリーまみれになり柔らかくなっている。
安城はディルドウを取り付けたパイプを支え、松下がディルドウの先端を直接持って、手を伸ばして菊の花を開いて中心に突き刺した。
「さあ、押しこんで」
「大丈夫かい」
「きちんと拡張は済ませていますよ。最初はきついけど呑み込めます。押したり引いたりして、徐々に押しこんで下さい」
「イヤァァ、やめてぇぇ~~~」
アナルにディルドウの先端が潜り込んだ感覚に、香澄が悲鳴を上げた。だがアナルを犯すという初めての経験に興奮した安城の手は止まらない。押したり引いたりしながら、確実に押しこんでいった。

中本のディルドウは完全に肉壺に収まっている。こちらはゆっくりと抽送を繰り返していた。まるで本物の槍をつくように、グイッと突刺し、抉るように動かして引き抜く。
「中本さん、スイッチ」
「おっ、忘れていた」
松下に声を掛けられて、中本が手もとのコントローラーのスイッチを入れた。
「アッ!‥‥‥イヤァァ~~~」
香澄の躯に呑み込まされているディルドウがうねり始めた。さらにそれを中本が抜き差しする。男の肉棒より蜜壺の中の快感のポイントを的確に刺激してくるようで、香澄は段々耐え切れなくなってきた。

アナルに含まされたディルドウも、全て収まり抽送が始まった。そのうえ肉壺のものと同じようにうねる。
大きく磔られた躯を、二本のディルドウで同時に突き上げられている。その上、小振りの電マが、執拗にクリトリスを嬲り続ける。
「どうだ、二本の槍を突き刺されて。もだえ苦しんで往生しろ!」
芝居がかって中本が叫ぶ。
「ほれ、こっちはどうだ。この槍も厳しいぞ」
安城はすっかりアナル責めの要領が分かったようで、巧みに大腸の中を抉っている。
「アアゥ~~~」

香澄は調教部屋で松下達にアナルを犯されたこともある。その上、アナルで快感にまみれて、絶頂を極めてしまった経験もあった。しかし、こんな風に大の字に磔柱に固定されて、男達の目に曝されて、二穴を同時に嬲られたことはなかった。
松下以外の男達は責めることに夢中になっているが、松下だけは少し離れた所から、冷静にいたぶられている香澄を見ている。その視線も香澄には耐えられなかった。
体の自由を奪っている縄、その縄の拘束感、そして二穴とクリトリスから送り込まれる愉悦、そしてそれが津波のように躯に広がって行く快感‥‥‥いつの間にか香澄は悶え始めていた。

そんな姿態を松下に見られているという羞恥心が、さらに香澄を追い上げていった。
「アア、あああぁぁ~~~~」
「そら往生するんだ」
「ア、アアッ‥‥‥アアゥゥゥ~~~~」
「そら逝け」
「イヤァァ~~~~ダメェェ~~~」
下半身に膨らんだ快感の津波が、火に転じて香澄の躯を焼き尽くす。そしてそれは、頭にまで登り、激しく弾けて、香澄の頭は真っ白になってしまった。

「ダ、ダメッ……いっちゃう……いくうう……アアアァァ~~~~~~」
香澄の躯がガクガクを痙攣すると同時に、突然秘裂から天井の明るい光を反射して、一条の液体が噴き出して、弧を描いて床に落ちていった。
「オオ潮を吹いたぞ!」
誰からともなく声が上がる。
「アアゥ~~~~~イクゥゥ~~~~」
香澄は磔柱に大の字に開かれたまま、男達の目に絶頂の姿を曝し、愉悦の海に沈んでいった。それと同時に頭ががっくりと前に折れて、意識を失ってしまった。




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