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SM小説に託し、日々浮かぶ妄想をハードに書き綴って、美女を責めさいなんでいます。緊縛、剃毛、浣腸などなど・・・どうぞお楽しみ下さい。











梨花子はどうやって自分の部屋へ戻ったのかも定かではなかった。布団にもぐり目をつぶっても、御台所様の宙吊りになった白い裸身が目の前にちらつく。それ以上に、その裸身を包み込んだ得体の知れない現象に慄いていた。
それでも、旅の疲れもあったのか、いつの間にか眠っていたようである。眠りは浅く、夢の中でも、権造に責めさいなまれる御台所様が現れては消えて、それがいつの間にか自分になっていて、大きな悲鳴を上げてしまっていた。
その自分の声で目が覚める。外はすでに明るくなっていた。

御台所様にどんな顔で会えばよいかと戸惑っていたが、朝食の席での御台所様は、前日の夕食のときのように屈託が無かった。ふっくらとした顔に笑みを浮かべ、梨花子がよく眠れたかどうか、足らないものは無いかなどと聞いてきた。
夜中のあの光景は夢だったのだろうかと、いぶかしく思うほどの御台所様の明るい朝であった。
「昨日はきちんとお話はしていなかったけど、ここは全域が神域で、伊野谷村にちなんで、一応伊野神社と言うことになっているの。簡単に言うと、全部が伊野神社の境内みたいなものね。この後、その神社の神職が挨拶に来ることになっているので、会ってちょうだいね」
「神社と言うと、神様をお祭りしてあるのですか」
「その辺は難しい所ね。ご神体は本当の所は無いのよ。でもわたしたちは大神様として、崇めているわ」
御台所様が、昨夜アクメの中で声を出していた大神様と言うのが、ここのご神体なのだろうか。しかし、御台所様は、ご神体は無いと言っている。梨花子にはどうしても理解できなかった。確か、昨日、御台所様は大神様の妻だと言ったと思う。そうすると、昨夜のことは夫婦の睦みごとだったのだろうか。梨花子には分からないことがどんどん増えてきた。

「来ましたら、私がお部屋へお迎えに行きます」
朝食が終わった後、御台所様さまが言った言葉を、脇に控えていた小菊が引き取った。
梨花子にしてみれば、研究で世話になるので、自分の方から挨拶に行くつもりであった。それを相手が挨拶に来てくれるという。そしてそれを、御台所様はもちろん、小菊もごく当たり前のこととして受け止めていた。
部屋へ戻る途中、廊下から庭を眺めた。木立の間に僅かに土蔵が見えた。だが、ぴったりと観音開きの分厚い扉が閉められ、中の様子は窺うこともできなかった。
小菊に何か質問しても、御台所様へ聞いてほしいというだけで、返事はもらえなかった。

小菊が迎えに来て、梨花子は神職の待つ部屋へ案内された。何も無い広い座敷である。上座に二枚の座布団が敷かれ、それからかなり下がったところに、二人の男が正座していた。 その斜め後ろに、昨日迎えに来た八木原がかしこまっていた。
梨花子の神職に対するイメージとはかけ離れた姿であった。白い着物に青い袴か何かを想像していたが、目の前の二人は濃い褐色の着物、それも帯ではなく、脇を紐で結ぶもので、同じ色の袴もどうやら野袴のようである。
梨花子が部屋へ入ると、三人は畳に手を突いて丁寧なお辞儀をした。
戸惑っている梨花子に、小菊が座布団のひとつを示して、座るように小声で囁いた。梨花子のほうは、こんな丁寧なお辞儀をされると、身の置き所もない。
三人は梨花子が座っても、頭を上げなかった。
梨花子の直ぐ後に、御台所様が入ってきて隣の座布団に座る。三人はさらに深く、畳に額を擦らんばかりに平伏した。
御台所様が座に付くと、御台所様につき従ってきた菖蒲と小菊もそれぞれ畳の上に座って控えた。
「ご苦労でした」
御台所様の声で、三人はいっせいに頭を上げた。
「向かって右のものが、伊野神社束ねる葛原です。向かって左が各務原です。共に神職で、直接大神様にお仕えしている者です」
御台所様が二人を紹介した。
「こちらが、梨花子様です」
「葛原です。よくおいで下さりました。すっかり美しくなられて・・・」
まだ六十には間がある様な葛原は、梨花子をしげしげと見ると涙を流さんばかりであった。がっしりした体格であったが、顔の皺は深かった。髪はまだ半白である。神主というより農夫といった方が似合っていた。
<すっかり美しくなって‥‥‥と言うのは、昔会ったことがあるのかしら>
梨花子にはまた謎が増えてしまった。
他の二人は黙ったまま、目を伏せている。

各務原は四十代に入ったかという齢で、がっしりとした筋肉質のずんぐりした体格である。
「八木原、梨花子さんの研究のお手伝いをするように。常に控えて、ご用をお聞きするのだよ。くれぐれも失礼のないように」
凛とした声で御台所様が八木原に命じた。
「はい、かしこまりました」
八木原は、再び平伏した。

梨花子の希望で、その日の午後、伊野神社の社殿をお参りすることになり、その後のことはまた梨花子が八木原に直接頼むことになった。
昼食後、小菊が用意してくれた底の厚い草履を穿いて、八木原の後に従った。着ているものは、今朝も小菊が着付けてくれた簡単な着物であった。梨花子の後ろには小菊が従った。

梨花子が伊野神社へ向かった頃、杜若(カキツバタ)は村の病院へ向かっていた。
杜若は今年20歳になった。物心が付く前に伊野谷村へ連れてこられたらしい。しかし、誰一人として、杜若が連れてこられたのを見た者はない。ある日突然湧いて出てきたという感じで、杜若にも全く記憶が無く、ここで生まれ育ったつもりでいた。巫女である水木(ミズキ)と水木に仕える女衆に育てられていた。
伊野谷村での巫女の地位は高い。ここでは、大神様にどれほど近いかで地位が決まる。杜若は12歳になった時、前の御台所様に呼ばれ、20歳になったら巫女になることを申し渡された。伊野谷村には同じ年頃の娘が何人かおり、やはり花の名を付けられていた。皆杜若と同じで、出生は定かではなかった。巫女候補だったのだろうが、霊感の現れ方で、御台所様のお付きになったり、神官の女衆になったりと別れていった。そして、今残ったのが杜若だけであった。

大神様からの連絡も、どのようになされているのか誰も知らない。携帯電話はすべて圏外である。電話も引かれていない。
だが御台所様から葛原へ、杜若を正式な巫女とするように指示があった。御台所様によれば、大神様からの命令だとのことである。不思議に思っても、それに異を唱えることは許されなかったし、葛原にしても反対する気はまったく無かった。


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6.新・恥辱の万華鏡・女医
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