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SM小説に託し、日々浮かぶ妄想をハードに書き綴って、美女を責めさいなんでいます。緊縛、剃毛、浣腸などなど・・・どうぞお楽しみ下さい。











その後数日して、警察は幸太郎の死を自殺であると結論をつけた。

社内で捜査した結果、先代の社長が交通事故で死んでから、色々なものが幸太郎の肩にのしかかっていたようである。その上、自殺した日に、死亡したのが午前0時を過ぎていたので、正確には前日といった方が良いのだが、自分が専務時代に中心になって進めていたIT関連の事業も、吸収合併を予定していた会社が、今まで話し合ってきたことを全て白紙に戻すと言ってきた。

相手の会社を吸収し、そこへ研究費を投入し、手がけている人体認証システムを完成させるというのが、幸太郎の目論見であった。相手も開発資金が滞り、銀行からも手を引かれ、にっちもさっちも行かなくなっていたので、全従業員をそのまま引き受けるという提案を喜んでいた。それが急に白紙撤回にしたいという。まだ、具体的に何もはじまってなかったので、湯川興産としては、手の打ちようがなかった。

それ以外に、先代が死んですぐ後に、廃棄物処理関係も、市有地への産業廃棄物の廃棄許可を、来年度は更新しないと通告されていた。細かいことを含めると、湯川興産が今まで築き上げてきたものが、音を立てて崩れてゆくようだった。悪くすると倒産という事態にもなりかねなかった。
幸太郎の父親がワンマンでやってきた会社だけに、他の幹部社員もなにも出来なかった。
そもそも幸太郎が社長に就任した時は、父親の片腕として働いていた常務が辞任してしまっていて、他のイエスマンの役員は全く役立たずで、市や商工会とのつながりも希薄になっていた。

メモもみたいな遺書があったが、具体的なことは書いてなかった。ただ『疲れた、もう駄目だ』とだけ走り書きで書かれていた。
そんなことで、色々な心労が重なった結果、発作的に飛び降りたのだろうということだった。

麗子は葬儀などを終えると、玄蔵に電話をした。
幸太郎の葬儀に来た玄蔵が、困ったら相談するようにと、携帯電話の番号を教えてくれていた。

幸太郎には兄弟もいない。先代社長も一人っ子だったため、湯川家は麗子だけが残ってしまった。相談する相手も、誰もいなかった。もちろん顧問弁護士はいるが、その人には相談できないことだった。実家にも心配は掛けたくない。奈那子もあれ以来、姿を現さなかった。
会社中がどたばたしているので、誰も奈那子について気配りをしてくれなかった。
理不尽にもマゾ調教をして、マゾヒストとして麗子を開発した玄蔵だが、今頼れるのは玄蔵きりいないと、なぜ麗子が思ったのか、自分でもわからなかった。
良く分からない人物だが、この市では影の実力者ではないかと言うのが、専らの評判であった。

「ご相談したいことがあるのですが。」
「じゃあ、これからでも、隠れ家に来ないか。自分で運転して来られるだろう。」
「はい、それではこれから支度して。」

隠れ家へ来いということは、その先のことが見えている。麗子はふっと期待に胸を膨らませ、自分で頬を染めた。夫が亡くなってまだそれほど経っていないというのに。
自分自身を戒めたが、密かに買ってあった無花果浣腸で、躰の中も清めてから出かけた。

麗子が隠れ家のエレベーターホールへ出ると、ホールの二つあるドアの手前の方、いつもは閉っているドアから玄蔵が首を出した。何時もの作務衣姿である。
「今日はこっちだ。」
そのドアを入ると中は応接室になっている。そこのソファに腰を下ろし麗子は玄蔵に相談をはじめた。
「そうか、湯川興産をどうしようかというのが、一番の問題だな。」
麗子の話を聞き終わると、玄蔵はさもありなんと口を開いた。

「結論から言おう。幸太郎君が湯川さんから相続したものも殆ど手付かずだろう。その上幸太郎君の生命保険もあるはずだ。自殺といっても、一年以上前に入っているのなら受け取れる。湯川さんから相続したものも麗子が相続することになる。ともかく係累が全くないのだから。なにやかやで麗子が相続する幸太郎君の財産が馬鹿にならないはずだ。そこで、湯川興産はわたしが買い取ろう。といっても、麗子が相続するはずの湯川興産の株を、相応の金額で買い取るということだ。相続税はそれで賄えるし、麗子は会社から縁が切れる。縁を切っておかないと、湯川興産が万一のとき面倒になる。その結果、手元には一生働かなくてもいいくらいのものが残るはずだ。後は、その資産を食いつぶしてゆくか、運用するかだが。いずれにせよ、世界一周しようが、月に行こうが有り余る。相続のことは優秀な弁護士を付けてやるから任せておけばいい。」
「でも、会社の人が。」
「私は、株を手に入れても経営にはタッチしない。経営はその道のプロに任せる。だから、社員は全部もとのままだ。役員は入れ替えるが、辞めてもらう人には手厚くするから心配ない。」
「会社の名前は変えるのでしょうね。」
「とんでもない。湯川興産という名前と商権、それに信用を買うんだ。変えたら価値が落ちる。市との関係も元に戻るし、商工会の方も私が今まで通りにする。」
「そうしてもらえれば。」
麗子は湯川興産を無傷で残せることにほっとした。後は玄蔵の紹介してくれる弁護士に任せればよい。麗子自身は、これから後はどうなるか分からないが、生活に困ることも無さそうである。

「そろそろ事の真相を話してやらなきゃいけないな。」
しばらく無言だった玄蔵が、問わず語りに話し始めた。



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