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SM小説に託し、日々浮かぶ妄想をハードに書き綴って、美女を責めさいなんでいます。緊縛、剃毛、浣腸などなど・・・どうぞお楽しみ下さい。





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その日は幸太郎が早く帰ってきていた。
何気なく点けたいたテレビから思いがけない名前が聞こえ、麗子は目を画面に向けた。
「運転していたのは、丸茂雄司さん34歳で、死後一月くらい経っているとのことです。丸茂さんは、先月から自宅のマンションに戻っていませんでした。近所の方の話では、時々家を空けることもあったようで、余り気にしていなかったとのことです。では、次のニュース‥‥‥」
「丸茂さんというと‥‥‥」
麗子が夫の顔を見た。
「ああ、前にホテルで会ったあの丸茂だ。車で崖から落ちていたらしい。」
「たしか、大学時代の‥‥‥」
「うん、それで今日会社のほうへも刑事が来た。」
「何か聞かれたのですか。」
「最近会っていないかとか。丸茂が何をやっていたかとか。あの時以来没交渉だったので、そう答えておいた。運転を誤ったらしいが、かなり山の奥の方の林道だったので、警察でも、なんでそんな所に行ったのかが分からないようだ。」
「自分で運転していたのでしょうか。」
「そうだろう、それ以上は刑事も訊かなかったし、こっちも興味はなかったのでね。」

話はそこまでだった。もちろん幸太郎は丸茂と麗子との事は知らないし、玄蔵との関係も知らない。しかし、警察が丸茂のことを詳しく調べると、分かってしまうのではないか。それより、丸茂の家にあのビデオテープがあるのではないか。麗子の不安がふくれあがった。

玄蔵から麗子の携帯に電話があったのは、翌日の朝、幸太郎が会社に出かけたすぐ後だった。
「丸茂君が思いがけない所で事故を起こしていたようだ。でも、麗子は心配しないでいい。彼の周りからは、麗子につながるものは何も出てこない。ちゃんと始末してある。」
「でも、東京で就職したのではなかったのですか。」
「そうなんだ。だが住んでいた所もちゃんと引き払ってなかったようだし。全く何をやっていたのか。」
「お世話した会社からは、問い合わせは無かったのですか。」
「間に人が入っているから、こっちまでは無かった。いずれにせよ何も問題は無い。ただ、麗子は変なことを言わないことだ。」
「もちろんですわ。言えるようなことではないじゃないですか。」
「それもそうだ。じゃあ、また落ち着いたらね。」
電話はそれだけで切れて、麗子はその電話で呼び出されることは無かった。

その日の午後、幸太郎の秘書の松川奈那子から珍しく電話があった。奈那子の方から電話を掛けてくることはめったに無い。
「ご依頼いただいたことなのですが、少し分かりました。小早川さんは社員が10人足らずのマニピュレイトという会社の会長です。どんなことをやっている会社なのかは、これから調べてみます。」
「無理しないでね。」
「ええ、でも湯川興産と何か関係があるようなのです。ちょっと変な会社なので。社長はいるのですが、それが名前だけでよく分からないのです。」
「有難う。もうその位にしておいて。」
「はい、詳しいことは、明日にでもお会いした時に。」
「分かったわ。じゃあ奈那子さんの都合のよいときに電話をちょうだい。私の方は、明日は空けておくから。」

慌しい一日だったが、それで終わりではなかった。最後に大きな出来事が起こった。
その夜遅く、警察から電話があった。幸太郎の父親で、湯川興産社長の湯川孝幸が、交通事故で死亡したという。
孝幸は数年前妻を亡くし、その後はお手伝いと気ままに暮らしていたが、ちょくちょく馴染みのクラブへ出かけていた。その日もそこを出て、呼んでおいたタクシーに乗ろうとしたちょっとの間に、運転を誤って歩道に突っ込んできた車に撥ねられた。運転していた男は、飛び出した猫を避けようとしたと言っていた。確かに、夜も遅く、細かい雨が降り出していたので、悪条件が重なったのであろう。
そんなこともあって、麗子は奈那子と落ち着いて話す機会を持てなかった。孝幸の葬儀の時は、何回も顔を合わせていたが、新社長夫人である麗子と一社員の奈那子では、公式の場では立場が違いすぎた。葬儀には玄蔵も顔を出した。遺族席で挨拶をして、頭を上げた時、麗子は玄蔵と目が会った。
<取り澄ましていても、下は坊主だし、尻の穴でよがったのを知っているぞ。>
麗子には玄蔵の視線がそう言いながら、喪服を通して肌に突き刺さってきているように感じた。

孝幸を撥ねた加害者は全面的に過失を認めたため、補償交渉はスムーズに進んだ。湯川興産の弁護士が全てを取り仕切り、年収数千万円の現役の会社社長ということもあり、保険会社から、億を越える賠償金が幸太郎に支払われた。さらに、孝幸の遺産も全て幸太郎が相続した。相続税を払うために、孝幸が住んでいた屋敷と土地は処分されたが、湯川興産の株、有価証券などに加え、事故死のため、億近い生命保険金も入った。少なからぬ現金預金もあった。麗子には幸太郎が手にした遺産などが、どの位なのか見当もつかなかった。

しかし、その代償として、湯川興産の経営が、全て幸太郎の肩にのしかかってきた。今まで社長がワンマンでやっていたため、有能な人材が少なく、幸太郎は今まで以上に忙しく飛び回っていた。
「上手くいかないなぁ。放り出したくなった。」
幸太郎は、たまに早く帰ってきた時など、愚痴を言うようになった。




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