淫狼の生贄 第81回 奴隷達の饗宴(3)
やや離れているが、傍らには静香が立たされて身悶えしている。そちらに行っていた男たちの目を集めるために、台が置かれたのだろうか。確かに台に上がったため、怜子は皆の視線を一身に集めてしまっていた。
杉森に言われて、今日の催しを怜子は知っていたし、西片総業が盛業だった頃、蛇蝎の会にも西片に引っ張り出されて、多くの男たちにもてあそばれた経験もある。それはそれで、刺激的だったし、まだ杉森と深く付き合っていない時だったので、自分の性癖を満たしてくれた。
今日もその延長のようなものだろうと思っていたが、思いがけず杉森まで参加していた。既にパートナーとして、何回もプレイをして、究極の境地に連れて行ってもらっている現在では、杉森の居る場でのプレイには躊躇するものもあった。
しかし、ここまで進んでしまっては、これも杉森の責の新しい形なのかも知れないと、怜子は彼に全てを委ねてしまった。
「ご存じの方も居ると思うけど、私のパートナーの怜子だ。今日はお披露目も兼ねて呼んでおいた」
杉森は怜子の脇に来ると、改めて紹介した。もちろん最初に鞭の痛みに開眼させてくれた安本や最近知り合った百瀬などは承知のことである。
「すでにご承知の方も居るが、怜子は痛みに感じるマゾだ。それもかなり強い痛みが好きなようだ。手始めにこれを付けてみよう。クリップを頼むよ」
スタッフが持ってきた箱から竹のクリップ、いわゆる洗濯ばさみを一つ取ると、片手で乳首を揉んだ。たちまちのうちに立ち上がったそこを、クリップで挟む。
「ウッ!」
痛みが怜子の躯の中に広がる。しかし、まだそれ程の痛みでは無い。それを承知しているので、続けて反対側の乳首もクリップで挟んだ。
「………」
「なんだ、今日は大人しいな。こんなもんじゃ物足りないか」
杉森はまたクリップを取り出した。これは乳首を挟んだ物と一寸違っていてリングが付いていた。
「脚を開くんだ」
怜子はぴったりと合わせていた股をおずおずと寛げる。その前に身を屈めると割れ目の土手肉を開き、中にひっそりとたたみ込まれるように隠れている秘唇をクリップで挟んだ。
「アアゥ」
もう一つを反対側の秘唇に付ける。そしてさらにクリップのリングに鉛のおもりの付いている細い鎖を取り付けた。
両方に付けると、重りに引かれて秘唇が割れ目の外にだらりと伸びてしまった。敏感な所である。クリップで挟まれただけでもかなり痛いのに、それを重りで引っ張られては、さすがの怜子も辛かった。
「この先は何をして貰いたいかな。自分で皆さんのおねだりしれ見ろ」
怜子は杉森だけの時は、最近は自分からおねだりをしていたが、さすが知らない人も居る中で、責をねだることは出来なかった。
「しょうが無いな」
と言いながら、杉森は色々な鞭がずらりと吊されているラックの所に行き、スタンダードなバラ鞭を持ってきた。
「手始めに俺がこれで目覚めさせてやるぞ」
「はい有り難うございます」
チラリと鞭に目をやると、上半身を前に倒して縄に身を委ねた。その姿勢になると豊かな尻が突き出される。
杉森がスナップをきかせて、突き出された尻タブを打ち据えた。
バシッ
最近は慣れたので、さすがにいい音を立てて鞭は弾けた。痛みがジーンと躯に染みこんでくる。
怜子は歯を食いしばってこらえた。股間の重りが揺れて、秘唇からの刺激も加わる。
再び振りかぶると、ほぼ同じ所を攻撃した。たちまちのうちに白い肌がピンクに染まる。
そこで杉森は手を止めた。
「どなたか、怜子を虐めて見ませんか。このバラ鞭でも良いし、そこに用意してあるパドルやその他の鞭でも良いですよ」
「俺がやってみよう。杉森さん、本気でいいんですね」
「もちろんです。痛められれば、痛められるほど感じて、イクかも知れないですよ」
立ち上がった男は、バラ鞭には見向きもせず、乗馬鞭を手にし、一振り空振りをして手触りを確かめた。
怜子はそれを見て、バラ鞭より鋭い痛みを覚悟した。
男は手慣れているらしく、大振りすることは無く適度に振りかぶると、情け容赦なく怜子の尻を叩いた。
60センチほどの柄が程良くしなり、打撃面が小気味よい音を立てて、肌に炸裂した。
ズシンとくるバラ鞭の痛みと違って、打たれた一点から鋭い痛みは躯に染みこむ。
男は怜子の様子を見ると、再び鞭を振りかぶり、今度は太腿の裏側を打った。皮膚の薄い柔らかいところである。
「ひーっ!」
怜子は思わず悲鳴を上げてしまった。
男は次から次へと乗馬鞭を振って怜子を攻撃し続けた。
その怜子の隣に立たされている静香は、敏感な所を刺激されて、耐えられそうにも無かった。しかし、男の手で責められているわけでは無い。もう一つ、物足りなさがあり、究極まで登り詰められず、まるでヘビの生殺しのような状態だった。
怜子の責め手が乗馬鞭の男から変わった。怜子の肌は、両太腿を中心に、乗馬鞭の跡がクッキリと残されていた。その攻撃の激しさを物語るように、怜子は荒い息をついていた。
次の男は杉森と同じくバラ鞭を手にした。
「蒔田さん、手を貸してくれ」
佐渡山が怜子の乗った台に手をかけると、蒔田を呼んだ。そして、二人で台を取り除いた。
「あっ! イヤァ~~」
怜子は脚を置いていた台を外され宙に浮いてしまった。

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杉森に言われて、今日の催しを怜子は知っていたし、西片総業が盛業だった頃、蛇蝎の会にも西片に引っ張り出されて、多くの男たちにもてあそばれた経験もある。それはそれで、刺激的だったし、まだ杉森と深く付き合っていない時だったので、自分の性癖を満たしてくれた。
今日もその延長のようなものだろうと思っていたが、思いがけず杉森まで参加していた。既にパートナーとして、何回もプレイをして、究極の境地に連れて行ってもらっている現在では、杉森の居る場でのプレイには躊躇するものもあった。
しかし、ここまで進んでしまっては、これも杉森の責の新しい形なのかも知れないと、怜子は彼に全てを委ねてしまった。
「ご存じの方も居ると思うけど、私のパートナーの怜子だ。今日はお披露目も兼ねて呼んでおいた」
杉森は怜子の脇に来ると、改めて紹介した。もちろん最初に鞭の痛みに開眼させてくれた安本や最近知り合った百瀬などは承知のことである。
「すでにご承知の方も居るが、怜子は痛みに感じるマゾだ。それもかなり強い痛みが好きなようだ。手始めにこれを付けてみよう。クリップを頼むよ」
スタッフが持ってきた箱から竹のクリップ、いわゆる洗濯ばさみを一つ取ると、片手で乳首を揉んだ。たちまちのうちに立ち上がったそこを、クリップで挟む。
「ウッ!」
痛みが怜子の躯の中に広がる。しかし、まだそれ程の痛みでは無い。それを承知しているので、続けて反対側の乳首もクリップで挟んだ。
「………」
「なんだ、今日は大人しいな。こんなもんじゃ物足りないか」
杉森はまたクリップを取り出した。これは乳首を挟んだ物と一寸違っていてリングが付いていた。
「脚を開くんだ」
怜子はぴったりと合わせていた股をおずおずと寛げる。その前に身を屈めると割れ目の土手肉を開き、中にひっそりとたたみ込まれるように隠れている秘唇をクリップで挟んだ。
「アアゥ」
もう一つを反対側の秘唇に付ける。そしてさらにクリップのリングに鉛のおもりの付いている細い鎖を取り付けた。
両方に付けると、重りに引かれて秘唇が割れ目の外にだらりと伸びてしまった。敏感な所である。クリップで挟まれただけでもかなり痛いのに、それを重りで引っ張られては、さすがの怜子も辛かった。
「この先は何をして貰いたいかな。自分で皆さんのおねだりしれ見ろ」
怜子は杉森だけの時は、最近は自分からおねだりをしていたが、さすが知らない人も居る中で、責をねだることは出来なかった。
「しょうが無いな」
と言いながら、杉森は色々な鞭がずらりと吊されているラックの所に行き、スタンダードなバラ鞭を持ってきた。
「手始めに俺がこれで目覚めさせてやるぞ」
「はい有り難うございます」
チラリと鞭に目をやると、上半身を前に倒して縄に身を委ねた。その姿勢になると豊かな尻が突き出される。
杉森がスナップをきかせて、突き出された尻タブを打ち据えた。
バシッ
最近は慣れたので、さすがにいい音を立てて鞭は弾けた。痛みがジーンと躯に染みこんでくる。
怜子は歯を食いしばってこらえた。股間の重りが揺れて、秘唇からの刺激も加わる。
再び振りかぶると、ほぼ同じ所を攻撃した。たちまちのうちに白い肌がピンクに染まる。
そこで杉森は手を止めた。
「どなたか、怜子を虐めて見ませんか。このバラ鞭でも良いし、そこに用意してあるパドルやその他の鞭でも良いですよ」
「俺がやってみよう。杉森さん、本気でいいんですね」
「もちろんです。痛められれば、痛められるほど感じて、イクかも知れないですよ」
立ち上がった男は、バラ鞭には見向きもせず、乗馬鞭を手にし、一振り空振りをして手触りを確かめた。
怜子はそれを見て、バラ鞭より鋭い痛みを覚悟した。
男は手慣れているらしく、大振りすることは無く適度に振りかぶると、情け容赦なく怜子の尻を叩いた。
60センチほどの柄が程良くしなり、打撃面が小気味よい音を立てて、肌に炸裂した。
ズシンとくるバラ鞭の痛みと違って、打たれた一点から鋭い痛みは躯に染みこむ。
男は怜子の様子を見ると、再び鞭を振りかぶり、今度は太腿の裏側を打った。皮膚の薄い柔らかいところである。
「ひーっ!」
怜子は思わず悲鳴を上げてしまった。
男は次から次へと乗馬鞭を振って怜子を攻撃し続けた。
その怜子の隣に立たされている静香は、敏感な所を刺激されて、耐えられそうにも無かった。しかし、男の手で責められているわけでは無い。もう一つ、物足りなさがあり、究極まで登り詰められず、まるでヘビの生殺しのような状態だった。
怜子の責め手が乗馬鞭の男から変わった。怜子の肌は、両太腿を中心に、乗馬鞭の跡がクッキリと残されていた。その攻撃の激しさを物語るように、怜子は荒い息をついていた。
次の男は杉森と同じくバラ鞭を手にした。
「蒔田さん、手を貸してくれ」
佐渡山が怜子の乗った台に手をかけると、蒔田を呼んだ。そして、二人で台を取り除いた。
「あっ! イヤァ~~」
怜子は脚を置いていた台を外され宙に浮いてしまった。

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