淫狼の生贄 第79回 奴隷達の饗宴(1)
全てが落ち着くべき所に落ち着いた頃、すなわち怜子が杉森にアナルを犯されて崩壊をさらしてしまってから約1年強経った頃、百瀬の広大な屋敷の、それも奥まった座敷に数人の男たちが集まっていた。
ホスト役の百瀬、西片産業を操って南條鉱業の乗っ取りの立役者だった安本、古くから恵須市にしっかりした地盤を有する商工会の杉森、さらに江府町と合併した新恵須市の主立った者が、広い座敷に座っていた。
「全てが落ち着いたのも、ここにいる皆さんのおかげだ。今日は睦会が特別の接待を用意している。飲み食いはもちろん、これから始まる趣向を凝らした余興もたっぷりと楽しんでいって欲しい。おい始めろ」
百瀬が閉まっている襖に向かって声を掛けると、4枚の広い襖が、向こう側から大きく開かれた。
「ホー」
期せずして、男たちの口から声が漏れた。
天井からの煌々とした照明に照らされた、さらに広い部屋が現れた。今皆が座っている座敷の倍はある。その部屋は畳敷きでは無く、しっかりした板敷きだった。そこに緋の長襦袢を纏った女が正座していた。
「ここにいる何人かは知っているが静香だ。元は南條鉱業社長の令嬢で、常務をやっていた芳川の女房だったが、離婚して公益法人の善隣会の理事をやっている。というのは表向きの顔で、睦会の奥を仕切っている。それだけでは無い、わしのマゾ奴隷でもある。この静香が今日の主役だ」
百瀬の長い紹介の後、静香は両手を床について頭を下げた。
「よろしくお願いします」
「よろしくだけじゃないだろう」
「はい、皆様でたっぷりと調教して下さい」
「と言うことだ。静香を始めとして、何人かの奴隷を皆さんに調教して貰い、奴隷達を悦ばせてやって欲しい。プロの縛師や調教師、助手も揃っているし、特別な趣向も用意している」
「それは楽しみだな。さすが百瀬さんだ」
集まっていた男の一人が声を掛けた。
「プラトンが書いた“饗宴”にちなんで、奴隷達の饗宴、つまりエロスを極めて、肉体だけで無く、精神的にも成長させようと思って、企画しました。既に充分に調教されて、マゾの悦びを知っている奴隷達だが、皆さんの手でさらに一段の高みに持って行って貰いたいのです」
今日の集まりを計画した安本が付け加えた。
「プラトンだか何だか知らないが、要は奴隷を性的に調教すればいいんだろう」
「性的にではあるけれど、ただ性行為をすればマゾ奴隷が満足するかどうかは分からないな。ここの所は調教のプロも控えているらしいので、教えてもらいながら、楽しもうじゃないですか」
「副市長にそう言って貰うと狂宴を準備した甲斐があります。では早速始めましょう。佐渡山さん頼んだぞ」
百瀬に代わって安本が場を仕切り始めた。
「静香、立つんだ。立って自分で長襦袢を脱げ」
佐渡山に命じられて、静香は立ち上がった。そして恥ずかしげに俯くと、伊達締めを解いていった。それが終わると、腰紐を解き一気に肩から長襦袢を外して、足下に落とした。その下は、緋色の腰巻きだけの真っ白な裸だった。
「腰巻きは後のお楽しみにしよう。両手を前に揃えるんだ」
言われたとおり、静香は両腕を揃えて前に出した。その手首に縛師の布川が麻縄を巻き付けていった。二つ折りにした縄がぐるぐる巻きにされ、最後に縄を両腕の間を通して、巻き付けた縄をしっかりとまとめた。これで静香の両手首は一つにしっかりと縛り上げられてしまった。
さらに腕の間に新しい縄を通してしっかり縛ると、その縄尻を引き部屋の中央に連れて行った。
二つの部屋をつないで広くしたのだろう。部屋の中央には元は長押に使われていたらしい水平の角材が部屋を区切っていた。そこに縄を投げて上を通すと、布川は降りてきた縄をまた腕に絡めて引き上げた。
両腕を上にひかれて静香の躰は伸び切ってしまった。
35歳という熟れ始めた躰が曝されて、男達からホーというような溜息が漏れた。
「静香にはさらに見所がある。かまわないから近寄ってくれ」
百瀬に言われて、男たちが静香を取り囲んだ。
百瀬は静香のピアスリングが入っている小箱を空けると、一番太い鼻リングを取り出した。
「何の変哲も無いピアスだけど、これはここに付けるんだ」
そう言いながら、百瀬はそのリングを静香の鼻中隔に開いているピアスホールにはめた。
南條鉱業の社長令嬢として育った上品な顔が、そのリングを鼻にぶら下げられただけで、被虐の奴隷の顔に変わった。太いリングだったが大きさは上唇には届かない程度だった。
「さて、次のサプライズは……誰かこの腰巻きを脱がせてくれませんか」
「よし、俺にやらせてくれ」
安本の声に一人の男が名乗り出た。百瀬がうなずくと、緋の腰巻きの紐を解き、ゆっくりと剥いていった。
永久脱毛された秘部が明らかになると、それも大部分の男たちを驚かせた。
「永久脱毛されたパイパンにびっくりしましたか。でもそんなものは今の時代では普通ですよ。それより、ここをよく見て下さい」
元蛇蝎の会のスタッフの二人が、静香の脚を広げて秘裂を明らかにした。
「ここです」
安本が指さしたのは包皮を失った肉芽だった。秘肉の間に、恥ずかしげに顔を見せている。そこを百瀬が指で弾いた。
「ヒィ~~~」
一番敏感な所を弾かれて、さすがの静香も悲鳴を上げた。

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ホスト役の百瀬、西片産業を操って南條鉱業の乗っ取りの立役者だった安本、古くから恵須市にしっかりした地盤を有する商工会の杉森、さらに江府町と合併した新恵須市の主立った者が、広い座敷に座っていた。
「全てが落ち着いたのも、ここにいる皆さんのおかげだ。今日は睦会が特別の接待を用意している。飲み食いはもちろん、これから始まる趣向を凝らした余興もたっぷりと楽しんでいって欲しい。おい始めろ」
百瀬が閉まっている襖に向かって声を掛けると、4枚の広い襖が、向こう側から大きく開かれた。
「ホー」
期せずして、男たちの口から声が漏れた。
天井からの煌々とした照明に照らされた、さらに広い部屋が現れた。今皆が座っている座敷の倍はある。その部屋は畳敷きでは無く、しっかりした板敷きだった。そこに緋の長襦袢を纏った女が正座していた。
「ここにいる何人かは知っているが静香だ。元は南條鉱業社長の令嬢で、常務をやっていた芳川の女房だったが、離婚して公益法人の善隣会の理事をやっている。というのは表向きの顔で、睦会の奥を仕切っている。それだけでは無い、わしのマゾ奴隷でもある。この静香が今日の主役だ」
百瀬の長い紹介の後、静香は両手を床について頭を下げた。
「よろしくお願いします」
「よろしくだけじゃないだろう」
「はい、皆様でたっぷりと調教して下さい」
「と言うことだ。静香を始めとして、何人かの奴隷を皆さんに調教して貰い、奴隷達を悦ばせてやって欲しい。プロの縛師や調教師、助手も揃っているし、特別な趣向も用意している」
「それは楽しみだな。さすが百瀬さんだ」
集まっていた男の一人が声を掛けた。
「プラトンが書いた“饗宴”にちなんで、奴隷達の饗宴、つまりエロスを極めて、肉体だけで無く、精神的にも成長させようと思って、企画しました。既に充分に調教されて、マゾの悦びを知っている奴隷達だが、皆さんの手でさらに一段の高みに持って行って貰いたいのです」
今日の集まりを計画した安本が付け加えた。
「プラトンだか何だか知らないが、要は奴隷を性的に調教すればいいんだろう」
「性的にではあるけれど、ただ性行為をすればマゾ奴隷が満足するかどうかは分からないな。ここの所は調教のプロも控えているらしいので、教えてもらいながら、楽しもうじゃないですか」
「副市長にそう言って貰うと狂宴を準備した甲斐があります。では早速始めましょう。佐渡山さん頼んだぞ」
百瀬に代わって安本が場を仕切り始めた。
「静香、立つんだ。立って自分で長襦袢を脱げ」
佐渡山に命じられて、静香は立ち上がった。そして恥ずかしげに俯くと、伊達締めを解いていった。それが終わると、腰紐を解き一気に肩から長襦袢を外して、足下に落とした。その下は、緋色の腰巻きだけの真っ白な裸だった。
「腰巻きは後のお楽しみにしよう。両手を前に揃えるんだ」
言われたとおり、静香は両腕を揃えて前に出した。その手首に縛師の布川が麻縄を巻き付けていった。二つ折りにした縄がぐるぐる巻きにされ、最後に縄を両腕の間を通して、巻き付けた縄をしっかりとまとめた。これで静香の両手首は一つにしっかりと縛り上げられてしまった。
さらに腕の間に新しい縄を通してしっかり縛ると、その縄尻を引き部屋の中央に連れて行った。
二つの部屋をつないで広くしたのだろう。部屋の中央には元は長押に使われていたらしい水平の角材が部屋を区切っていた。そこに縄を投げて上を通すと、布川は降りてきた縄をまた腕に絡めて引き上げた。
両腕を上にひかれて静香の躰は伸び切ってしまった。
35歳という熟れ始めた躰が曝されて、男達からホーというような溜息が漏れた。
「静香にはさらに見所がある。かまわないから近寄ってくれ」
百瀬に言われて、男たちが静香を取り囲んだ。
百瀬は静香のピアスリングが入っている小箱を空けると、一番太い鼻リングを取り出した。
「何の変哲も無いピアスだけど、これはここに付けるんだ」
そう言いながら、百瀬はそのリングを静香の鼻中隔に開いているピアスホールにはめた。
南條鉱業の社長令嬢として育った上品な顔が、そのリングを鼻にぶら下げられただけで、被虐の奴隷の顔に変わった。太いリングだったが大きさは上唇には届かない程度だった。
「さて、次のサプライズは……誰かこの腰巻きを脱がせてくれませんか」
「よし、俺にやらせてくれ」
安本の声に一人の男が名乗り出た。百瀬がうなずくと、緋の腰巻きの紐を解き、ゆっくりと剥いていった。
永久脱毛された秘部が明らかになると、それも大部分の男たちを驚かせた。
「永久脱毛されたパイパンにびっくりしましたか。でもそんなものは今の時代では普通ですよ。それより、ここをよく見て下さい」
元蛇蝎の会のスタッフの二人が、静香の脚を広げて秘裂を明らかにした。
「ここです」
安本が指さしたのは包皮を失った肉芽だった。秘肉の間に、恥ずかしげに顔を見せている。そこを百瀬が指で弾いた。
「ヒィ~~~」
一番敏感な所を弾かれて、さすがの静香も悲鳴を上げた。

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