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淫狼の生贄 第61回 女子大院生再び(5)

「諸石さん、吊り上げるから下から支えててくれ」
「分かった」
森田がチェンブロックのコントローラーを操作して、少しフックを上げた。それだけで美加子を縛った縄が、さらに強く締まった。
後ろに回った諸石が、僅かに浮いた尻の下に手を差し込んで、美加子の躰を持ち上げるように力を入れた。
「いいぞ」
諸石が声を掛けると、森田がチェンブロックを連続して巻き上げ始めた。フックが上がると、それと同時に美加子の躰も吊り上がっていく。彼女にとって初めての経験である。

「この辺で良いだろう」
男達の背よりやや高いところで、森田がチェンブロックを止めた。
「ゆっくり手を離してくれないか」
諸石が支えていた手をそっと離した。
「ウウゥ~~、痛いぃぃ~~」
美加子の躰がやや沈む。それだけ縄が締まったことになり、躰に食い込んできた。さらに両脚も大きく広げられて、M字型に開いたまま宙に浮いてしまっていた。
森田の縄がけがうまかったために、拘束力は増したが、各縄に力が分散して躰を傷つけることは無かった。

「お願い、降ろして下さい」
「しばらくその格好だ。これからやることがある」
男二人は美加子の下にある台を片付けた。美加子の姿は、後ろから赤ん坊を抱いて、用を足させる時と同じような格好だった。その格好でユラユラと空中に浮いていた。
「ウウゥ………」
秘裂はもちろんのこと、下から覗くと尻の穴も丸見えである。美加子にも自分の姿がどうなっているか分かるが、どうしようも無い。ただ恥ずかしさと、躰を締め付けてくる縄に耐えていた。だが、そのまま終わるわけでは無かった。
「安本さんの話じゃ尻も使えるらしいな」
森田が話しかけてきたが、美加子には“使える”と言うことがどう言う意味なのか理解できなかった。
「病院で尻の穴を広げられたんだろう。何のために広げられたのかは、教えて貰わなかったのか」
美加子は僅かにうなずいた。
「そうか、じゃあ教えてやろ。尻の穴でエッチをすることだ」
「そんな………」
美加子は聞き間違えではないかと耳を疑った。
「この後たっぷりと教えてやる。それよりそんなことじゃ、躰の中も綺麗にしてないんだろうな」
「病院がどこまでやって退院させたか分からないけど、一応浣腸しませんか」
諸石が口を挟んだ。
「そうだな、この格好ならやりやすいし、覚悟も決まるだろう。まあ、浣腸も調教のひとつだ」
「じゃあ、準備してきますよ」

諸石がパウダールームへ出て行き、直ぐに手に液体の入った入れ物と針の無い大きな注射器、いわゆるシリンジを持って戻ってきた。
「西片さんも至れり尽くせりだな。浣腸の準備もちゃんと出来てた」
「ここで蛇蝎の会も開かれるらしいので、色々と揃っているんだろう」
「何をするのです、もう許して下さい」
美加子は今まで経験したことの無い二人の責めに、安本が居ないことも手伝って、恐怖を感じ始めていた。
「これも完璧なマゾ奴隷になるための調教のひとつだ。慣れておくことだな」
美加子の哀訴に耳も貸さず、森田が200ccの大きなシリンジに浣腸液を吸い上げた。諸石が美加子の躰を押さえると、シリンジの先端から浣腸液をぴっちりと閉じている美加子の肛門に噴射して湿らせた。
冷たい感覚に、ヒッと身をすくませたが、美加子にはどうしようも無かった。
泣いても喚いても逃れることは出来ないと分かっているので、それ以上は抵抗はしなかった。

指の先で肛門を少し揉むと、森田はシリンジの先端を差し込んだ。
「動くんじゃないぞ、先っぽが折れたら大変なことになる」
諸石が押さえているので、大きく動くことはないが、それでも本気になって避けようとすれば危ない。しかし、美加子も尻の穴にシリンジの嘴管が差し込まれてしまって、身を固くしていた。
ピストンがゆっくり押されて、液が美加子の躯の中に送り込まれた。
「ああぁぁ………イヤァ~~」
下腹部に冷たい液が入ってくる………美加子にはそれがはっきり分かった。下腹部が重くなり、膨れてくる………

「漏らすんじゃないぞ。穴をしっかり閉めておくんだ」
完全に入れきると、浣腸器を抜き去り、また液を吸い上げた。そしてそれを同じように美加子の中に注入する。
「ああ………またぁ、もう許して」
再度浣腸器を抜き取る。今度は諸石が肛門を指で押さえた。
また液を吸い込んだ浣腸器が差し込まれて、3本目が大腸に送り込まれてしまった。これで合計600ccを美加子は呑み込んでしまったことになる。
美加子にも下腹部の重さが実感として分かるほどだった。

「こんなもんでいいだろう。いいか、よしと言うまで我慢するんだぞ。それより早く漏らしたりしたら、さっき以上の仕置きをするからな」
浣腸液が効き始めるまでは、なにも感じていないのか、美加子は森田に言われた通り、目を閉じてじっとしていた。縄の締め付けは苦しいが、それも耐えている内に慣れてきたのだろう、初めの時ほど苦痛では無くなっていた。
しかし、それもほんの数分の間だった。下腹部がグルグルと鳴り、差し込むような痛みが襲ってきた。
「お願いです、降ろして下さい。ほどいて………」
「どうした」
「あのぉ………おトイレに………」
消え入りそうな声で美加子は頼んだ。
「がまんするんだ。もう少し」
無情な答えが戻ってきただけだった。
「ああぁ、お願いします………」






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テーマ : SM小説
ジャンル : アダルト

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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
6.淫虐調教別荘
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