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淫狼の生贄 第54回 人妻(9)

剥き出しの肉芽を直接刺激されて、性的に気持ちが高ぶったわけではなかったが、静香は心ならずも躯の奥を濡らしてしまっていた。そのため、蜜口は淫水に濡れてヌメヌメと光っている。静香の状態にかかわらず、百瀬には誘っているように見えた。
バイブを移動させて、蜜口にその頭を当てて、振動を大きくした。
「ダメ………、やめてぇ」
何をされようとしているのか分かったのか、静香が身を揉むように逆らう。その動きが逆に百瀬を高ぶらせている。彼の手はバイブを抜き差ししながら、ゆっくりと肉壺に差し込んでいった。

「イヤァ~~ア~~入ってくる………」
振動しながら静香の肉筒にバイブの胴が潜り込んでいった。巧みに操りながら百瀬は静香を責上げていく。
一度奥まで貫くと、振動をさらに大きくしてしばらくそこを責めた後、ゆっくりと引き抜いた。それも、ただ真っ直ぐに引き抜くのでなく、中をこじりながらポイントを探るように動かしていく。
X字型に大きく開かれて縛られていては、一度呑み込まされてしまうと、静香にはどうしようもない。ただ百瀬の手の動きに身を委ねるほか無かった。

「アアゥ、アァ………ハ、ハァ~~」
とりとめの無い声を出しながら、静香は悶え始めた。息も荒くなる。
「楽しむんだ………気持ちいいか」
「………」
百瀬にポイントを探られたのか、急激に快感が躯に広がってきてしまった。
「ここでどうだ。感じるんだろう」
「ヒィィ~~~だめぇ、ああっ気持ち………いい」
とうとうバイブで静香は耐えられないほどの愉悦を感じ始めてしまっていた。

しかし、まだ百瀬は最後のとどめを刺していない。
静香は呼吸が激しくなり、口を開いて空気を求める。その声がヒィヒィと苦しそうに引きつってきた。
頃合いとみた百瀬は、肉筒の中を探って見つけたポイントを嬲りながら、二股の枝の先端を、すっかり勃起して、小指の先ほどに膨らんでしまった肉芽に触れた。
「ギャァ~~~~」
最初に触れたときより振動は大きくなっている。静香には似合わないような、獣じみた声を上げると、躰を反らしてガクガクと揺れた。

包皮の無い肉芽を直接刺激されたのだ。その上すでにバイブで秘筒を散々嬲られて、百瀬の手をびっしょりにするほど、淫液を吐いている。さらに探り当てられたポイントを同時に刺激されたのだから、初めての経験とはいっても、静香は耐えられる限度を超えてしまった。

躯中に白い光が放射されて、頭の中でそれが爆発する。その度にこらえきれない激しい躯の反応に襲われて、自然に痙攣して、躰をギクギクとふるわせてしまっていた。
それが快感なのかも分からずに、静香は制御不能な濃密な感覚に陥ってしまい、まるで獣のような悲鳴を上げながら、真っ白な光の中で、崩壊を晒してしまった。
意識を失ったわけでは無いが、躰からがっくりと力が抜けて、両手首を括っている縄にぶら下がってしまった。

「百瀬さん、どうだった」
「こんなに感じやすい女だったとは思ってもいなかった」
「躰を一寸改造されて、そのうえ縛られていたため、余計感じたのかもしれないな。今までの俺の経験だと、いいマゾ奴隷になるかも知れない」
「それだと嬉しいんだが。西片の例の蛇蝎の会には、プロの調教師なんかがいるから、そいつらに手伝って貰って調教するか」
「百瀬さんなら今までも何人も手懐けているんだろう」
「そうだが、本格的なマゾ奴隷となるとな………きちんと仕上がったのは一人かな」
「それじゃ、楽しみだな。すこし休ませてやったら退院させても良いぞ」

その夜、睦会の若者の運転する黒塗りのドイツ車が、百瀬の自宅に着いた。
平屋建てだが、広大な屋敷だった。敷地の周りは忍び返しが植え込まれた塀で囲まれている。がっしりした木製の両開きの門がついていて、既に連絡を受けた若い組員が門を開いて車を出迎えた。
そこを通り抜け、敷地の中の道を、玄関とは別の方へ進む。その先には、暗がりの中に蔵が建っていた。さらにその直ぐそばに、屋敷の離れと言う感じの平屋があった。車はその離れの玄関に着いた。
「ご苦労」
黒沢の声に、ルームランプが点けられた。それに照らされて、百瀬と黒沢の間に毛布で覆われたものが有るのが分かった。
黒沢が先に降り毛布を取り去る。その下から上半身を後ろ手に、麻縄で縛り上げられた静香の裸身が現れた。
絶頂を極めてしまった後に、そのままの姿で縛られて連れてこられたのだ。鼻のリングを始め、その他のピアスもそのままだった。さらに、鼻のリングには、細いがしっかりした長い鎖が付けれていた。
当然のことだが、静香は後ろ手に上半身を縛られた経験など無かった。毛布を取り去られても動くことも出来ない。運転席から若い男も降りてきて、黒沢と一緒に静香を車から引きずり降ろした。
「もう独りで立てるだろう」
反対側のドアから降りた百瀬が、静香の鼻のリングに取り付けられた鎖を握った。静香は何も言えずにただうなだれているだけである。全裸のまま、モルタル仕上げがしてあると言っても、地面に裸足で立たされている。この間までは芳川と結婚していたといっても、気位の高いわがままな生活を送っていた。それが、医者によって躰を改造され、その上百瀬に嬲られて絶頂を迎えてしまった。その衝撃も癒えないうちに連れて来られて、抗って逃げ出そうする気力すら奪われてしまっていた。
「こっちへ来るんだ」
百瀬が鎖を引くと、鼻が引っ張られた。鎖に引かれるままに、静香はとぼとぼと歩いて、その離れの中に連れ込まれた。






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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
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