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淫狼の生贄 第53回 人妻(8)

「どうだ、すっかり奴隷の躰にされてしまった気分は」
百瀬の声に静香はまた顔を上げた。
「なんで、こんな目に」
「前にも話しただろう。亭主の芳川がお前を売り渡したのさ。それと、お前の名義になっている南條鉱業の株も興味がある。いずれ、お前からそれをゆずってもらいたいんだ」
「あんなちっぽけな会社の株なんて」
「と言ったって、かなりの配当を受け取ってるんだろう」

確かに南條鉱業の株の配当は大きかったが、静香には別の収入もある。いずれにせよ、こんな風に捕らえられて、百瀬と言い争っても何とかなる訳でもない。それに、黒沢がX字型に開かれた静香の裸身を何枚も写真に写している。
「いずれにせよ、お前は俺のものなんだ。そこの所をわきまえるんだな。それと、睦会は解散したことになっているが、素人には分からないけど、立派に存在している。その睦会の網の中に絡め捕らわれていることも理解しておくんだ。今はそんなことはいい。さっそく上の方から調べていくか」

黒沢が持ってきたバッグの中から、小ぶりの木の箱を出し、蓋を開けて百瀬に差し出した。その中から、鈍い銀色の直径が3センチ位あるリングを、百瀬がつまみ上げた。パチッと小さな音を立てると、リングの一部が開いた。いわゆるセグメント式のピアスである。ピアスにしてはかなり太い。
百瀬は静香の鼻の下から覗き込むようにした。彼女は自分の鼻の中をどうされたかは分かっている。百瀬が手にしたリングがどんな役目をするのかも推測できた。そのため、百瀬がリングの開いた所を鼻の中に入れようとした時顔を背けた。
「動くんじゃ無い!」
鋭い声と共に、黒沢ががっしりと頭を押さえた。その迫力に静香はギクッとして、固まったようになってしまった。
静香の左右の鼻の穴を隔てている鼻中隔には大きな穴が開けられてしまっていた。そこに百瀬はリングを通すと、セグメントをピタリと止めて、輪にしてしまった。リングは丁度牛の鼻輪ようにぶら下がった。
「これだけでも、南條の令嬢を奴隷にしたと実感できるな」
そんなことをつぶやきながら、次は小さなリングをつかむと、乳首に取り付けた。

「さて………」と、百瀬は大きく開いた静香の股間の前にひざまずいた。
手術の時はイガグリ状態だった下腹部は完全に無毛にされていた。目を凝らしても毛穴すら見えない。ツルツルの肌にされてしまっていた。
百瀬はそこを指先で撫でて、柔らかな肌を味わった。
「永久に生えてこないのか」
「特殊な薬品で毛根を殺してしまったので、大丈夫だろう。もし殺し切れてない毛根があって生えてくれば、そこだけ簡単に除毛できる。今までやった西片さんの奴隷達も皆ツルツルになってる」
斎藤の答えに納得して、さらに下に目をやった。

手術の翌日に確認した珠が、恥ずかしげに顔を出している。あたかも最初からそうだったかのように、その状態が自然に見えた。男のペニスと同じで、勃起していないときは、ほんの小豆粒位の大きさである。それでも、恥ずかしげに顔を見せていた。
「毛が無いからはっきり見えるな」
百瀬は指でチョイチョイとつついた。それだけで強烈な刺激が静香を襲ったのだろう、彼女はガクンと身を震わせて呻いた。
その反応に満足した斎藤は、「ここは後回しにして………」とつぶやきながら、土手肉に開けられたピアスホールに目をやった。
この場所にしては比較的大きめなホールが、片側三つずつ空いている。色々と使えるホールだが、今のところは、セグメントピアスをはめた。

黒沢から受け取ったピアスが片側3個、合計で6個ぶら下がった。壮観というか、賑やかと言うか、百瀬にとっても見たことのない状態になった。
「細い縄を出してくれ」
百瀬の声に応えて、黒沢が3ミリ程度の棕櫚縄を取り出して渡した。
それを今取り付けた片側3個のピアスに通して引っ張ると、静香の太腿に結びつけた。縄に引かれて土手肉が大きく開く。
反対側も同じように開くと、静香の秘裂は鮮紅色の粘膜を見せてしまった。
百瀬はそこをしげしげと見た。
「そうか、お前のここはこんなだったのか。あのパーティーでは、随分と高慢ちきだったが、女は女だ。熟したお嬢さまがどう鳴くか………」

さてとばかりに、百瀬はバッグから二股のバイブを取り出した。
「戻る前にお前の感度を確認しておく。今まで亭主で逝ったことはあるのか」
「………?」
「逝ったことだ………そうか逝くという言葉を知らないか。オマ○コでアクメに達したことはあるのかという意味だ」
「………」
静香は首を横に振った。恥ずかしくて口にも出せないのだろう。
「そうか、それじゃあ、これからどうなるか分からないが、アクメに達しそうになったら、遠慮無く声に出すんだぞ。イクとかオチルとか」

百瀬はバイブのスイッチを入れて、強さを最も弱くした。それほど音もしないし、見ただけでは振動しているかも分からないくらいである。それを持つと二股の枝の方の、まるで鳥の嘴みたいに尖っている先端を、大きく開いた秘裂の頂で、顔を剥き出しにしている珠に触れさせた。
「アアゥ!」
何かが触れただけでも脳裏に響くような刺激を受けてしまう。ほんの僅かとはいえ、振動している枝の先端で嬲られると、どうして良いか分からない。静香は可能な限り身を動かしてその攻撃を避けようとしたが、黒沢が後ろからがっしりと腰を押さえてそれも許さなかった。
「イヤァ~~、ああ、ダメェ」
それほど長い間では無かったが、静香の躯はいつの間にか性の世界に紛れ込んでしまい、躯の奥を濡らし始めてしまった。






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2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
6.淫虐調教別荘
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