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淫狼の生贄 第52回 人妻(7)

斎藤の手が動き、包皮にメスが入れられた。血がじわっと滲み出る。それを看護師の一人が素早く拭う。
反対側にもメスが入れられ、数回の操作でクリトリスを覆っていた包皮が切り取られてしまった。包皮を除去した傷口は、いくら拭っても血が噴出する。辺りは血まみれになっていく。
斎藤をはじめ二人の看護師も慌てる様子は無い。

「縫合」
斎藤の手に、ごく細い糸が付いた針が渡される。針も糸と同じように細い。その針で、包皮を切り取って開いた傷口を斎藤が巧みに縫ってゆく。
どういう経緯があって、こういう医師になったのか分からないが、斎藤の腕は確かなようだ。
傷口を素早く縫い終わると、出血も収まってきた。
看護師がピンセットで摘まんだ滅菌ガーゼで傷口を押さえた。
そのまましばらく待つと、ガーゼが外され、今まで莢に納まっていた肉芽が、ラビアの合わせ目の上ですっかり顔を出していた。

看護師がそこを大きく覆うように厚くガーゼを当てると、絆創膏でしっかりと止めてしまった。
太腿に抗生物質と睡眠剤の注射をして全てが終わった。
「今夜はこのままにして置け。不用意に動かれると出血する恐れがある。」
すぐに睡眠剤が効いてきたのか、麻酔が切れる前に静香はそのまま深い眠りに入っていった。
顔を覆っていたボンディングテープは取り去られて、猿ぐつわになってしたショーツも引き出された。
眠っている間もカテーテルからは、ポタリ、ポタリと尿が垂れ流しになっていた。

百瀬が斎藤院長と部屋へ顔を出したのは翌日の夜も大分遅くなったからであった。
静香はまだ両腕を胸の前で固定されたまま、仰向けで診察台に横たわっていた。両足も大きく開いて脚載せ台つながれている。
相変わらず尿道にはカテーテルが挿入されたままで、先端からは尿が垂れ流しになっていた。
しかし、ベッドの背は斜めに起されて、手術した股間のガーゼも小さくなって、手術箇所を簡単に保護しているだけである。
もう何回か看護師がガーゼを取り替えたり、薬を飲ませたり、流動食ではあったが、食事を持ってきたりと部屋に出入りしている。斎藤も2度ほど診察に来て、「順調だ、百瀬さんも喜ぶだろう」などと言っていた。
そんなこともあって、医者や看護師が来て、大きく開いた股間をいじってゆくことに、静香はそれほど恥しさを感じなくなっていた。ただ、何をされたのかが、静香にはよく分からないのが不安である。
そんなことだから、ドアが引き開けられた時も、それほど気にしていなかったたが、斎藤の後から百瀬が入ってきたときには思わず身を縮めた。とはいっても、静香が自由になる部分はほとんどない。

「じゃ、百瀬さん、出来ばえを見てもらうか」
いつの間にか看護師も入ってきていて診察台の背を元に戻す。静香は大きく脚を拡げ仰向けにされてしまった。
手術をしたところのガーゼが取り去られる。もう出血もなくなり、腫れも引いている。
「うん、いつもながら見事なお手並みだ。そうだ、お前も自分で出来ばえを見てみるか?」
百瀬の言葉に看護師の一人が、静香の股間に鏡をかざす。
そこに映った自分の秘部を見たとたん、静香は一瞬息を飲み、悲鳴すら上げられなかった。
イガグリ坊主の恥丘、その下から走っている割れ目は、脚を思いっきり開かれているので、大陰唇が僅かに寛ぎ秘唇があからさまに見えている。
そして・・・秘唇の上部に被さるようにクリトリスを覆っていた三角形の包皮が、全く無くなっている。
二枚の柔襞が合わさった所には、紅い珊瑚珠がむき出しになっていた。

「分かったかな、セックスだけのためにある器官をいつもむき出しにして、感じやすい躯にしてやったんだ。最初のうちは風に触れても感じちゃうらしいが、そのうちに慣れてくる。だが、いつでもむき出しで、このことばかり考えているような女になるぞ」
百瀬が言った。
「酷い、なんでこんな・・・」
「お前を完全にわしのものにするためだ。斎藤さん、素晴らしい出来だ」
「じゃあ、頼まれた残りの処置を進めよう。1週間位で返せる。連絡をするから、また来てくれ」
「分かった、じゃあよろしく頼む。その時に退院で良いんだな」
「そのつもりでいい。百瀬さんが後この女をどうするかは知らないが、受け入れる準備があるんだろう」
「南条の娘を奴隷として押さえれば、西片も慌てるだろう」

斎藤の連絡を受けて、百瀬がやって来たのは、約束より遅れて10日後だった。車の運転をしてきた黒沢と二人だけである。
「先生、随分と掛かったんだな」
顔を合わせると斎藤は文句を言った。
「まあ、そう言うな、一目見れば百瀬さんにも満足して貰える」
そんな会話を交わしながら、静香の処置をした部屋にやって来た。黒沢は黙って、バッグを持って付いてくる。
部屋の中には、前には無かった門形の柱が立っていた。とは言っても、工事などに使う金属のパイプを、接続金具を使って組み立てた仮設の物である。そこにX字型に静香が素っ裸で立たされてうつむいていた。
「百瀬さんが確認するのに便利なように、急遽作って女を縛り付けておいたんだ。これならよく見えるだろう」
「気が利くじゃないか。さっそく確認させて貰うかな」
静香は人の入ってきた気配で顔を上げたが、百瀬達を見て黙ってまた顔を伏せてしまった。






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テーマ : SM小説
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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
6.淫虐調教別荘
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