淫狼の生贄 第49回 人妻(4)
直ぐに玄関のチャイムが鳴った。ドアの鍵を開けると塚田が立っていたが、その他3人の男が後ろにいた。ひとりは初老のスキンヘッドの男で、カジュアルではあるが、金の掛かった物を着ている。それがピタリと合うような中肉中背の、どこにでもいそうな男だった。他の二人は若く、医者か看護師のようにツーピースの白衣をまとっていた。
「奥さんはどこだ」
「こっちです」
やむなく、芳川は塚田を静香の寝室に案内した。
他の三人も芳川に声を掛けるでもなく、塚田の後に従う。
「よし、よく眠っているようだな。百瀬先生、どうですか」
「うむ、ちょっと見ない間にいい女になったな、いいだろう」
百瀬と呼ばれたスキンヘッドの男が、白衣の二人にあごをしゃくうように合図を送る。
二人の男は静香に掛けてあるタオルケットをはいだ。
「芳川さん、いくら自分の女房だって・・・」
投げ出されように開いている静香の股間の有様を見て塚田が苦笑した。
「まあ若いんだ、しょうがないな。このまま垂れ流してちゃ面倒だ。そこに放り出してあるものでも穿かせてやれ」
百瀬に言われ、白衣の二人は芳川が脱がせて床に投げ出したショーツを拾い上げると、先ず股間を汚している白い汚濁を拭い取り、そのまま静香に穿かせた。ショーツを穿かされても、まだ秘口からはじくじくと残渣が溢れ出てきて、ショーツを汚していく。
「じゃあ連れて行くぞ」
「連れて行くって?」
芳川は百瀬の言葉に戸惑った。
「芳川さん、あんたは奥さんを俺に売ったんだよ。塚田君にちゃんと話を聞かなかったのか」
「何も・・・」
芳川の言葉に塚田が口を挟んだ。
「この間話してやっただろう、南條鉱業の社長にしてやるって。その為には南條の娘は邪魔じゃないか? それで百瀬先生に買ってもらったんだ。ほら、これがあんたの取り分だ。それにこれからも百瀬先生には何かと世話になる」
塚田が、持っていた鞄から札束を取り出した。
ここまで西片側に深入りしてしまうと、いまさら後戻りも出来ない。
芳川も百瀬という名をやっと思い出した。
義父の南條から、恵須市一帯の裏社会を牛耳っている男であることをいつか聞いたことがあった。何か揉め事があると間に入り甘い汁を吸っていく。揉め事がなくても揉め事を作って、そこに顔を出してくる厄介な男である。
確か、西片総業の裏の仕事の後ろ盾にもなっていたようだ。
「芳川さんいいな」
塚田に念を押されて、芳川はうなずかざるを得なかった。
白衣の男達はぐったりしている静香を抱き上げると、部屋を出て行った。百瀬も後に続く。
廊下にはストレッチャーが用意されていて、静香はそこに寝かされると、さっき掛けられていたタオルケットを上から掛けられた。これなら途中で誰かに会っても、急病人を運んでいるとしか思われないだろう。
マンションの前には白い寝台自動車が停まっていた。白衣の男達は慣れた手つきで後ろのドアを跳ね上げると、ストレッチャーごと静香を運び入れた。
百瀬を含め三人が乗ると、寝台自動車は静かに走り始めた。
もう夜も更けている。それに気付いたものは誰もいなかった。
後には塚田と芳川が残った。
江府町の町外れに、古ぼけた鉄筋コンクリート造りの二階建ての建物がある。恵須市に向かう幹線道路から少し入った静かなところで、疎らな雑木林に囲まれている。静香を乗せた寝台自動車はそこの裏庭に回りこんだ。
静香はまだ眠っている。しかし、段々眠りが浅くなったのか、時々寝返りしようとしていた。
白衣の男達は静香を寝かせたストレッチャーをその建物の一室に運び込んだ。
そこには病院で使う電動のベッドや婦人科の診察椅子のような物が置いてある。
すでに何をやるのか分かっているように、ベッドの脇には、ピカピカ光るトレイの上にメスやその他の手術道具、薬品や治療器具まで並んでいる。その他、モニターや照明機器、天井には無影灯などがあり、診察から手術まで出来る白壁の部屋である。
ストレッチャーの音を聞きつけて、六十歳くらいの男が、白衣をだらしなく引っ掛けて部屋に入ってきた。
看板も何も出していないが、れっきとした病院である。主として西片総業の裏の仕事の後始末を引き受けている。特にレモンローンにつながる婦人科関係や暴力団の睦会がらみの怪我の治療が多い。極秘裏で治療や手術をやるために、一つの部屋で何でも出来るようになっていた。
「斎藤先生、また世話になる」
入ってきたのは、院長の斎藤文太だ。
「百瀬さん、これが南條の娘か」
「ああそうだ。この間話したようによろしく頼むよ」
「貰うものをちゃんと貰えば、そっちの希望通りにやるさ。百瀬さんとは長い付き合いだからな。どうする、今からやってしまおうか?」
「大丈夫か?」
「今夜は他に患者もいないし都合がいい。大体、睦会の連中なんかいつも夜中だ」
「じゃあ頼む」
「そろそろ薬も切れてきたようだ、準備を始めよう」
二人の白衣の男はタオルケットを剥ぎ取ると、ストレッチャーに乗せたまま、もう半分脱げ掛けている静香のブラウスを剥ぎ取った。ブラジャーも毟り取ると、あっという間に上半身を裸にしてしまった。
躯に沿わせてぐったりと伸ばされている両腕を胸の上で組ませると、幅の広いボンディングテープを巻きつけた。両腕を一つにして手首から肘の所までを覆ってしまう。ボンディングテープは、接着剤も無く、それだけで静電気でピタリと張り付いてしまい動かなくなる。
静香は両腕を胸を抱え込むようにして一つにされてしまった。さらに二の腕を含めて、上半身をボンディングテープでぐるぐる巻きにされて、全く腕を動かせなくなってしまった。
最後に汚れたショーツを脱がせる。
一糸纏わぬ全裸にすると、ストレッチャーから抱き上げて婦人科の診察台に寝かせた。
まだぐったりとしている両脚を高く持ち上げると脚乗せ台に載せて、付属のベルトで固定した。
芳川に眠ったまま犯された残渣をこびり付かせたまま、股間が大きく開いて曝された。

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「奥さんはどこだ」
「こっちです」
やむなく、芳川は塚田を静香の寝室に案内した。
他の三人も芳川に声を掛けるでもなく、塚田の後に従う。
「よし、よく眠っているようだな。百瀬先生、どうですか」
「うむ、ちょっと見ない間にいい女になったな、いいだろう」
百瀬と呼ばれたスキンヘッドの男が、白衣の二人にあごをしゃくうように合図を送る。
二人の男は静香に掛けてあるタオルケットをはいだ。
「芳川さん、いくら自分の女房だって・・・」
投げ出されように開いている静香の股間の有様を見て塚田が苦笑した。
「まあ若いんだ、しょうがないな。このまま垂れ流してちゃ面倒だ。そこに放り出してあるものでも穿かせてやれ」
百瀬に言われ、白衣の二人は芳川が脱がせて床に投げ出したショーツを拾い上げると、先ず股間を汚している白い汚濁を拭い取り、そのまま静香に穿かせた。ショーツを穿かされても、まだ秘口からはじくじくと残渣が溢れ出てきて、ショーツを汚していく。
「じゃあ連れて行くぞ」
「連れて行くって?」
芳川は百瀬の言葉に戸惑った。
「芳川さん、あんたは奥さんを俺に売ったんだよ。塚田君にちゃんと話を聞かなかったのか」
「何も・・・」
芳川の言葉に塚田が口を挟んだ。
「この間話してやっただろう、南條鉱業の社長にしてやるって。その為には南條の娘は邪魔じゃないか? それで百瀬先生に買ってもらったんだ。ほら、これがあんたの取り分だ。それにこれからも百瀬先生には何かと世話になる」
塚田が、持っていた鞄から札束を取り出した。
ここまで西片側に深入りしてしまうと、いまさら後戻りも出来ない。
芳川も百瀬という名をやっと思い出した。
義父の南條から、恵須市一帯の裏社会を牛耳っている男であることをいつか聞いたことがあった。何か揉め事があると間に入り甘い汁を吸っていく。揉め事がなくても揉め事を作って、そこに顔を出してくる厄介な男である。
確か、西片総業の裏の仕事の後ろ盾にもなっていたようだ。
「芳川さんいいな」
塚田に念を押されて、芳川はうなずかざるを得なかった。
白衣の男達はぐったりしている静香を抱き上げると、部屋を出て行った。百瀬も後に続く。
廊下にはストレッチャーが用意されていて、静香はそこに寝かされると、さっき掛けられていたタオルケットを上から掛けられた。これなら途中で誰かに会っても、急病人を運んでいるとしか思われないだろう。
マンションの前には白い寝台自動車が停まっていた。白衣の男達は慣れた手つきで後ろのドアを跳ね上げると、ストレッチャーごと静香を運び入れた。
百瀬を含め三人が乗ると、寝台自動車は静かに走り始めた。
もう夜も更けている。それに気付いたものは誰もいなかった。
後には塚田と芳川が残った。
江府町の町外れに、古ぼけた鉄筋コンクリート造りの二階建ての建物がある。恵須市に向かう幹線道路から少し入った静かなところで、疎らな雑木林に囲まれている。静香を乗せた寝台自動車はそこの裏庭に回りこんだ。
静香はまだ眠っている。しかし、段々眠りが浅くなったのか、時々寝返りしようとしていた。
白衣の男達は静香を寝かせたストレッチャーをその建物の一室に運び込んだ。
そこには病院で使う電動のベッドや婦人科の診察椅子のような物が置いてある。
すでに何をやるのか分かっているように、ベッドの脇には、ピカピカ光るトレイの上にメスやその他の手術道具、薬品や治療器具まで並んでいる。その他、モニターや照明機器、天井には無影灯などがあり、診察から手術まで出来る白壁の部屋である。
ストレッチャーの音を聞きつけて、六十歳くらいの男が、白衣をだらしなく引っ掛けて部屋に入ってきた。
看板も何も出していないが、れっきとした病院である。主として西片総業の裏の仕事の後始末を引き受けている。特にレモンローンにつながる婦人科関係や暴力団の睦会がらみの怪我の治療が多い。極秘裏で治療や手術をやるために、一つの部屋で何でも出来るようになっていた。
「斎藤先生、また世話になる」
入ってきたのは、院長の斎藤文太だ。
「百瀬さん、これが南條の娘か」
「ああそうだ。この間話したようによろしく頼むよ」
「貰うものをちゃんと貰えば、そっちの希望通りにやるさ。百瀬さんとは長い付き合いだからな。どうする、今からやってしまおうか?」
「大丈夫か?」
「今夜は他に患者もいないし都合がいい。大体、睦会の連中なんかいつも夜中だ」
「じゃあ頼む」
「そろそろ薬も切れてきたようだ、準備を始めよう」
二人の白衣の男はタオルケットを剥ぎ取ると、ストレッチャーに乗せたまま、もう半分脱げ掛けている静香のブラウスを剥ぎ取った。ブラジャーも毟り取ると、あっという間に上半身を裸にしてしまった。
躯に沿わせてぐったりと伸ばされている両腕を胸の上で組ませると、幅の広いボンディングテープを巻きつけた。両腕を一つにして手首から肘の所までを覆ってしまう。ボンディングテープは、接着剤も無く、それだけで静電気でピタリと張り付いてしまい動かなくなる。
静香は両腕を胸を抱え込むようにして一つにされてしまった。さらに二の腕を含めて、上半身をボンディングテープでぐるぐる巻きにされて、全く腕を動かせなくなってしまった。
最後に汚れたショーツを脱がせる。
一糸纏わぬ全裸にすると、ストレッチャーから抱き上げて婦人科の診察台に寝かせた。
まだぐったりとしている両脚を高く持ち上げると脚乗せ台に載せて、付属のベルトで固定した。
芳川に眠ったまま犯された残渣をこびり付かせたまま、股間が大きく開いて曝された。

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