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淫狼の生贄 第43回 未亡人(9)

怜子は、精も根も尽き果てたように、ぐったりとなってしまった。男達のいたぶりで汚れてしまった秘部を、スミがシャワーを浴びせて洗い流した。
完全に無毛にされてしまった下腹部も、まだ紅い粘膜を剥き出しにしたままの秘裂にも、シャワーが当たる。余韻に浸っている怜子は、そのシャワーの水流にも敏感に反応してしまった。
「まだ感じているらしいな。適当で良いぞ」
西片がスミに声をかけた。
「私はこれで失礼するよ。まだ色々とあるんでね」
安本が行った。
「そうですね。じっくりと確認して貰えましたか」
「この調子なら、この女が西片さんの思うままになるのは時間の問題だな。いずれ、時期を見て蛇蝎の会にも出品すんですね」
「まあ、その辺は………」
そんな会話をして、安本はバスルームを出て行った。

その後、西片と黒沢が怜子を台から解き放し、床に横座りになった彼女を改めて後ろ手にがっしりと縛り上げた。その間、怜子は二人に身を預けて、うっとりと目を閉じて縄を受けていた。ひしひしと肌に食い込んでくる縄を、何故か気持ちよく感じてしまっていた。
「いつまでも余韻に浸ってないで立つんだ」
西片が背後の縄をつかんで引っ張り上げた。
怜子はヨロヨロと立ち上がったが、ややもするとふらつきそうである。それでも西片の手に導かれて、バスルームからパウダールームへ戻った。

そこに足を踏み入れて、怜子はハッと立ち止まってしまった。パウダールームには全身が映る鏡がある。最初にここに入った時に、西片に全裸の自分を見せられて、身を屈めてしまった。だが、今度は上半身を縄でがっしりと縛られて、西片にその縄を摑まれている。身を伏せることは出来ない。黙ってそこを通り抜けさせて貰いたいと思った怜子の願いは通じなかった。
「ほら、縄で縛られた自分をしっかり見てみろ。その上パイパンにされちゃっているぞ」
強引に鏡の前に立たされてしまった。しかし、見ることなんて出来ない。怜子は横を向いて目をつぶってしまった。
「目を開けてしっかりと見るんだ」
黒沢の声がして、ぴっし!と尻の膨らみを乗馬鞭で叩かれた。怜子には乗馬鞭だとは分からなかったが、さっき鞭打たれたバラ鞭と違った鋭い痛みが走った。
「ウッ!」
歯を食いしばって悲鳴を上げるのを、かろうじてこらえた。だが、さらに鞭打たれるのを避けるため、怜子は思い切って目を開いて鏡を見た。
「イヤァ~~」
鏡の中の自分の姿を見て、鞭では耐えた悲鳴を思わず上げてしまった。

柔らかい躰に食い込む縄。それは覚悟をしていたが、下腹部が全くの無毛に変わってしまっていた。剃毛されたことはもちろん分かっていたが、実際に自分の姿を直接見せつけられて、余りのことに衝撃を受けてしまった。
ふっくらと膨れた恥丘が、あからさまにされ、その下からはピタリと合わせた太腿の間に、一筋の深い溝が切れ込んでいた。ゆったりとした丸みを持った熟した躰には、余りにもアンバランスな姿だった。
「分かったな、毛が無いのも魅力的だろう」
「この歳になって………情けない………」
「後ろ手に縛り上げられて、その上無毛にされて何もかも剥き出しされて、もう奴隷の姿だ。鞭で逝ってしまったのだから逃れようが無いな。これから俺の奴隷として尽くすんだ」
「そんな………」
とは言ってみたが、縛られているときに、肌に感じる縄の感覚にも気持ちよさを感じてしまっていては、どうしようも無いのかも知れ得ない。自分には責められて心地よさを感じてしまう何かがあるのかも知れない。怜子はふとそう思ってしまっていた。

「さて、これから仕上げだ。歩くんだ。」
怜子は、西片に命じられて、パウダールームから廊下に出た。
うつむいてとぼとぼと歩みを進める怜子の後を、西片が黒沢から受け取った乗馬鞭を片手に付いてくる。
リビングルームの横に付いている2階に上がる階段の所まで来た。
「じゃ、俺はここで」
と言って、黒沢がリビングの方に別れていった。

「階段を登るんだ」
怜子は命じられたまま、階段を登り始めた。後ろから西片が付いてくる。
一段上る毎に、彼女の豊かな左右の尻の膨らみが、互い違いに変化して、西片を楽しませた。
西片が2階の廊下の左手のドアの一つを開ける。
「入るんだ」
中は既に明かりが点いていた。正面に厚手のカーテンが掛かっている広い部屋だった。ただ殺風景で、部屋のほぼ真ん中に、ポツンとベッドが据えられている。他にはスチール製のロッカーがあるだけだった。
ベッドも病院用のようなスチール製で、ヘッドボードは、金属の丸棒で出来たものだったし、ベッドの枠も金属製で、等間隔にリングが付いている。さらに天井は梁が剥き出しで、そこにも金属製のリングが複数個備えられていた。

一目見ただけで、今まで受けた責などから、怜子はここも調教するための部屋だと察した。
「お前も俺の奴隷になる覚悟は出来たろう。ここで、俺の奴隷になったと、引導を渡してやる」
「あなたの奴隷………?」
「そうだ、俺の奴隷としてしっかり自覚して、これからの調教を受け入れていくのだ。それがお前の運命なのだから」 
「そんな………」
なぜ運命なのか分からなかったが、素っ裸の躰をがんじがらめに後ろ手に縛り上げられて、股の毛まで剃られてしまい、さらに何回も男達の目の前で崩壊を晒してしまった。そんな状態の怜子は、もう西片が言っていることに逆らえないように思ってしまった。






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テーマ : SM小説
ジャンル : アダルト

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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
6.淫虐調教別荘
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