淫狼の生贄 第38回 未亡人(4)
悲痛な声が怜子から迸る。
膝の所を吊られると、足首だけで吊られるのより、大きく股が開いてしまう。
怜子の足下に滑り落ちた腰巻を、スミが放り投げるようにしてどけて、股の下にブリキのバケツを置いた。
「さあ、いつ出してもいいのよ。出やすいように開いてあげましょうか」
片脚が吊られたために、既に開きかけている秘唇を、スミの指がさらに大きく寛げた。紅い粘膜が光る複雑な内部があからさまになり、蜜口もそっと覗く。
「ヤメテッ!」
スミの手を避けようと躰を動かした拍子に、躰を支えていた方の足が滑った。そうでなくても、片脚立ちで不安定になっていた。
グッと胸の縄に体重が掛かる。それを立て直そうと、足を踏ん張ったとたん、我慢に我慢を重ねていた尿意が限界に達したように、ブリキのバケツが激しい音を立てた。
「ほら、いい音じゃない」
はっとして尿道を締めたが、一度堰を切ってしまうと、せき立てるように尿意が高まってきてしまった。
安本が床についている足を元に戻してくれた時には、すでに我慢の限界は過ぎてしまっていた。
「イヤ~~、見ないでぇぇ・・・・・・」
膀胱がはち切れそうになるまで溜まってしまっていた小水は、太い水流となって、堰を切ったようにバケツの底を叩き始めた。
高い音を立て恥しさを高めるために、わざわざブリキのバケツにしたのかもしれない。
激しく尿道から噴き出す液は、細い筋にならずに大きく拡がってしまった。
男と違って女の尿道口はただの穴である。その上尿道も短く膀胱から一気に噴出してしまう。尿の方向をコントロールすることは難しい。
躰を支えている脚の内股を濡らし、バケツの周りも入らなかった飛沫が濡らしていく。
「ハハハハどうだ、俺の目の前で立小便をした気分は。犬にでもなった気がしないか。犬がションベンをする時も、おんなじように片脚を上げて、電信柱に引っ掛けてるぞ。ほら、怜子は犬だ、脚を上げて立ちションベンする牝犬だ」
西片に揶揄されて怜子は身の置き所も無い。
「アア・・・・・・」
怜子には無限の時間のように感じられる。
撒き散らすように勢いよく吐き出し続けるのより他に、怜子はどうしようもなかった。
それでもいつの間にか、怜子を苦しめていた尿意も弱まり、やがて放出も終った。
「なんだ、もう終わりなのか。それにしても、ずいぶんと行儀の悪い牝犬だな。せっかくスミがバケツを置いてやったのにちゃんと入れられずに、床まで濡らしてしまって。それに自分の脚もびしょ濡れだ。」
西片は怜子をからかうと、今度は黒沢に向かって言った。
「バケツを見せろ」
黒沢が西片の所へバケツを運んでいく。バケツがどかされると、そこの所だけ丸く濡れていない。逆にバケツに入らず飛び散って床を濡らしてしまった小水が目立つ。
「ずいぶんと溜め込んでいたんだな。いいか、きちんと命令に従わない奴隷には、罰をあたえるぞ」
何を言われても怜子は顔を伏したままじっとしている。人前で、ましては西片の前で立ったまま失禁してしまって、茫然自失としていた。
黒沢が怜子の片脚を吊っている縄を解いた。しかし、辺りは自分の小水で濡れている。バケツの置いてあった丸い狭い所に、怜子は苦労して足を置いた。
「奴隷としての最初の罰を与えてやろう。きちんと憶えるんだ。安本さんひとつ鞭をくれてやってくれないか。アメリカじゃスパンキングは奴隷の躾にはよく使われているんじゃないか」
「西片さんの長年の想い人に、自分が最初に痛い思いをさせていいのかな」
「俺は苦痛責めは苦手なんだ。頼みますよ」
そう言われて、安本は道具置き場からバラ鞭を持ってきた。そして、怜子の脇でスナップを効かせて試し振りをした。鋭く空気を切る音が怜子の耳にも届いた。
安本は素足になると、鞭を振りかぶり、怜子の尻の膨らみめがけて打ち下ろした。
バシッと音がして、激痛が怜子を襲った。
「ウッ!」
思わず歯を食いしばって、うめき声をあげる。
「辛かったら大きな悲鳴を上げてもいいぞ。その方が責め甲斐がある」
安本がにやりと笑った。
怜子はその笑いを見ると、この男は女を痛めつけて、その苦しむ様を見て悦んでいると感じた。もし、安本の言うように悲鳴を上げて逃げ惑えば、ますます嬉しがらせてしまうだろうと直感した。辛くても、痛くてもただ耐えて我慢をして、この理不尽な罰をやり過ごそうと決心した。
直ぐに2発目がやはり尻タブを攻撃した。
「うぅ………」
怜子は歯を食いしばってその痛みに耐えた。

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膝の所を吊られると、足首だけで吊られるのより、大きく股が開いてしまう。
怜子の足下に滑り落ちた腰巻を、スミが放り投げるようにしてどけて、股の下にブリキのバケツを置いた。
「さあ、いつ出してもいいのよ。出やすいように開いてあげましょうか」
片脚が吊られたために、既に開きかけている秘唇を、スミの指がさらに大きく寛げた。紅い粘膜が光る複雑な内部があからさまになり、蜜口もそっと覗く。
「ヤメテッ!」
スミの手を避けようと躰を動かした拍子に、躰を支えていた方の足が滑った。そうでなくても、片脚立ちで不安定になっていた。
グッと胸の縄に体重が掛かる。それを立て直そうと、足を踏ん張ったとたん、我慢に我慢を重ねていた尿意が限界に達したように、ブリキのバケツが激しい音を立てた。
「ほら、いい音じゃない」
はっとして尿道を締めたが、一度堰を切ってしまうと、せき立てるように尿意が高まってきてしまった。
安本が床についている足を元に戻してくれた時には、すでに我慢の限界は過ぎてしまっていた。
「イヤ~~、見ないでぇぇ・・・・・・」
膀胱がはち切れそうになるまで溜まってしまっていた小水は、太い水流となって、堰を切ったようにバケツの底を叩き始めた。
高い音を立て恥しさを高めるために、わざわざブリキのバケツにしたのかもしれない。
激しく尿道から噴き出す液は、細い筋にならずに大きく拡がってしまった。
男と違って女の尿道口はただの穴である。その上尿道も短く膀胱から一気に噴出してしまう。尿の方向をコントロールすることは難しい。
躰を支えている脚の内股を濡らし、バケツの周りも入らなかった飛沫が濡らしていく。
「ハハハハどうだ、俺の目の前で立小便をした気分は。犬にでもなった気がしないか。犬がションベンをする時も、おんなじように片脚を上げて、電信柱に引っ掛けてるぞ。ほら、怜子は犬だ、脚を上げて立ちションベンする牝犬だ」
西片に揶揄されて怜子は身の置き所も無い。
「アア・・・・・・」
怜子には無限の時間のように感じられる。
撒き散らすように勢いよく吐き出し続けるのより他に、怜子はどうしようもなかった。
それでもいつの間にか、怜子を苦しめていた尿意も弱まり、やがて放出も終った。
「なんだ、もう終わりなのか。それにしても、ずいぶんと行儀の悪い牝犬だな。せっかくスミがバケツを置いてやったのにちゃんと入れられずに、床まで濡らしてしまって。それに自分の脚もびしょ濡れだ。」
西片は怜子をからかうと、今度は黒沢に向かって言った。
「バケツを見せろ」
黒沢が西片の所へバケツを運んでいく。バケツがどかされると、そこの所だけ丸く濡れていない。逆にバケツに入らず飛び散って床を濡らしてしまった小水が目立つ。
「ずいぶんと溜め込んでいたんだな。いいか、きちんと命令に従わない奴隷には、罰をあたえるぞ」
何を言われても怜子は顔を伏したままじっとしている。人前で、ましては西片の前で立ったまま失禁してしまって、茫然自失としていた。
黒沢が怜子の片脚を吊っている縄を解いた。しかし、辺りは自分の小水で濡れている。バケツの置いてあった丸い狭い所に、怜子は苦労して足を置いた。
「奴隷としての最初の罰を与えてやろう。きちんと憶えるんだ。安本さんひとつ鞭をくれてやってくれないか。アメリカじゃスパンキングは奴隷の躾にはよく使われているんじゃないか」
「西片さんの長年の想い人に、自分が最初に痛い思いをさせていいのかな」
「俺は苦痛責めは苦手なんだ。頼みますよ」
そう言われて、安本は道具置き場からバラ鞭を持ってきた。そして、怜子の脇でスナップを効かせて試し振りをした。鋭く空気を切る音が怜子の耳にも届いた。
安本は素足になると、鞭を振りかぶり、怜子の尻の膨らみめがけて打ち下ろした。
バシッと音がして、激痛が怜子を襲った。
「ウッ!」
思わず歯を食いしばって、うめき声をあげる。
「辛かったら大きな悲鳴を上げてもいいぞ。その方が責め甲斐がある」
安本がにやりと笑った。
怜子はその笑いを見ると、この男は女を痛めつけて、その苦しむ様を見て悦んでいると感じた。もし、安本の言うように悲鳴を上げて逃げ惑えば、ますます嬉しがらせてしまうだろうと直感した。辛くても、痛くてもただ耐えて我慢をして、この理不尽な罰をやり過ごそうと決心した。
直ぐに2発目がやはり尻タブを攻撃した。
「うぅ………」
怜子は歯を食いしばってその痛みに耐えた。

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