淫狼の生贄 第37回 未亡人(3)
「思った通りのいい女だ」
「あのパーティー以来ですか、会長がこの女に執着し始めたのは」
「いや、もっと若い時も知っている。この親父の所に頭を下げに行った時、そばに居やがったんだ。必死に頼み込む俺を冷たい目で見ていたんだ。その時以来かな、いずれは俺の足下にひれ伏せてやるぞ、と思ったのは」
「随分長いですね」
「途中はこっちも自分の事業の立て直しで忙しくて、手を出している暇も無かったが・・・あそこで会って、その時の悔しさよりは、この女が俺好みの女になっていたんだ。だが、亭主もいるし、こっちには目も向けてくれなかった。それからだな、また俺のものにしたいと本気に思い出したのは」
男達がたあいのない話をしながら見詰める視線に射すくめられて、身の置き所もなく躰を縮めていたが、そんなことより差し迫ったことが怜子を襲っていた。
お茶の教室から戻ってどの位の時間が経ったのだろう。早紀が責められ、ここへ連れて来られて・・・・・・ずいぶん経っているはずである。その間、怜子は一度もトイレに行っていなかった。
それでも忘れていたが、ここにきて急激に尿意が高まってきてしまった。
「あの・・・・・・」
怜子がか細い声を出す。
「え、なに?」
最初に気付いたのはスミだった。立ち上がると怜子のそばに来た。怜子も相手が女のスミだったのでほっとした。
「すみません、おトイレに・・・・・・」
「どっちなの?大きい方、それとも・・・」
「お小水が・・・」
スミは西片のほうを振り向く。
「会長、この女、小便だって」
ションベン・・・大声で直接的に言われて怜子は真っ赤になった。
「犬なんだから、犬らしくさせてやれ」
「じゃあそうするか」
黒沢も分かったように立ち上がる。それと同時にスミは部屋を出て行った。
「犬はトイレになんか行かない。片脚を上げてするだろう」
側にきた黒沢にそう言われても、怜子には何のことだか分からない。
スミがいまどき珍しいブリキのバケツを持って戻ってくる。ついでに棚から取ってきた縄の束を黒沢に渡す。
「こいつを濡らしちゃ勿体ないから脱いでもらおうか」
黒沢の手が腰巻の紐に掛かった。
「いや、やめて」
怜子は本能的に腰を捻る。
「それじゃ、それをしたままお漏らしするか」
「・・・・・・」
怜子が言いよどんでいるうちに、黒沢は腰巻の紐を解いてしまった。
「ほらここで手を離すぞ、じっとしていりゃ落ちないだろう。何処まで我慢できるかな」
紐を解かれただけでは腰巻は一気に落ちることはない。しかし、怜子が躰を動かせば、すぐにぐずぐずに崩れてしまうのは目に見えている。怜子は身を硬くしていたが、差し迫ってくる尿意はどうしようもない。
「アア、ア~~~」
脚をぴたりと合わせ捩るように腰を動かしたとたん、ぴたりと巻きついていた腰巻が緩んで下がってしまった。だがかろうじて腰の一番太い所で止まっている。だが、それも時間の問題だ。尿意を我慢しようと腰をもじもじさせたとたん、するりと滑りの良い絹は捩れるように腰を離れてしまった。
「イヤァ~~」
もう縄を纏っただけの素っ裸である。
豊かに張った腰、むっちりとした太腿・・・・・・何もかも西片の目に曝されてしまっている。それ以上に、漆黒の茂みを繁らせた秘所も明るい光の中にあからさまになっている。
茂みはそれほど濃くはない。慎ましやかに下腹部を覆っている。
両脚を捩るようにして、尿意をこらえながら、恥ずかしいところを見せまいとしている。
だが、黒沢はそんな怜子の片脚に縄を巻きつけた。膝のやや上のところである。その縄尻を、玲子を吊っている梁の、別の金具から垂れているフックに引っ掛ける。さらに安本が股に片手をこじ入れて持ち上げると、それに合わせて黒沢が縄をグイッと引っ張った。二人がかりで膝を持ち上げられて、怜子の片脚が吊り上がって、股が大きく開いてしまった。
「アア~~いやぁぁ~~~」

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「あのパーティー以来ですか、会長がこの女に執着し始めたのは」
「いや、もっと若い時も知っている。この親父の所に頭を下げに行った時、そばに居やがったんだ。必死に頼み込む俺を冷たい目で見ていたんだ。その時以来かな、いずれは俺の足下にひれ伏せてやるぞ、と思ったのは」
「随分長いですね」
「途中はこっちも自分の事業の立て直しで忙しくて、手を出している暇も無かったが・・・あそこで会って、その時の悔しさよりは、この女が俺好みの女になっていたんだ。だが、亭主もいるし、こっちには目も向けてくれなかった。それからだな、また俺のものにしたいと本気に思い出したのは」
男達がたあいのない話をしながら見詰める視線に射すくめられて、身の置き所もなく躰を縮めていたが、そんなことより差し迫ったことが怜子を襲っていた。
お茶の教室から戻ってどの位の時間が経ったのだろう。早紀が責められ、ここへ連れて来られて・・・・・・ずいぶん経っているはずである。その間、怜子は一度もトイレに行っていなかった。
それでも忘れていたが、ここにきて急激に尿意が高まってきてしまった。
「あの・・・・・・」
怜子がか細い声を出す。
「え、なに?」
最初に気付いたのはスミだった。立ち上がると怜子のそばに来た。怜子も相手が女のスミだったのでほっとした。
「すみません、おトイレに・・・・・・」
「どっちなの?大きい方、それとも・・・」
「お小水が・・・」
スミは西片のほうを振り向く。
「会長、この女、小便だって」
ションベン・・・大声で直接的に言われて怜子は真っ赤になった。
「犬なんだから、犬らしくさせてやれ」
「じゃあそうするか」
黒沢も分かったように立ち上がる。それと同時にスミは部屋を出て行った。
「犬はトイレになんか行かない。片脚を上げてするだろう」
側にきた黒沢にそう言われても、怜子には何のことだか分からない。
スミがいまどき珍しいブリキのバケツを持って戻ってくる。ついでに棚から取ってきた縄の束を黒沢に渡す。
「こいつを濡らしちゃ勿体ないから脱いでもらおうか」
黒沢の手が腰巻の紐に掛かった。
「いや、やめて」
怜子は本能的に腰を捻る。
「それじゃ、それをしたままお漏らしするか」
「・・・・・・」
怜子が言いよどんでいるうちに、黒沢は腰巻の紐を解いてしまった。
「ほらここで手を離すぞ、じっとしていりゃ落ちないだろう。何処まで我慢できるかな」
紐を解かれただけでは腰巻は一気に落ちることはない。しかし、怜子が躰を動かせば、すぐにぐずぐずに崩れてしまうのは目に見えている。怜子は身を硬くしていたが、差し迫ってくる尿意はどうしようもない。
「アア、ア~~~」
脚をぴたりと合わせ捩るように腰を動かしたとたん、ぴたりと巻きついていた腰巻が緩んで下がってしまった。だがかろうじて腰の一番太い所で止まっている。だが、それも時間の問題だ。尿意を我慢しようと腰をもじもじさせたとたん、するりと滑りの良い絹は捩れるように腰を離れてしまった。
「イヤァ~~」
もう縄を纏っただけの素っ裸である。
豊かに張った腰、むっちりとした太腿・・・・・・何もかも西片の目に曝されてしまっている。それ以上に、漆黒の茂みを繁らせた秘所も明るい光の中にあからさまになっている。
茂みはそれほど濃くはない。慎ましやかに下腹部を覆っている。
両脚を捩るようにして、尿意をこらえながら、恥ずかしいところを見せまいとしている。
だが、黒沢はそんな怜子の片脚に縄を巻きつけた。膝のやや上のところである。その縄尻を、玲子を吊っている梁の、別の金具から垂れているフックに引っ掛ける。さらに安本が股に片手をこじ入れて持ち上げると、それに合わせて黒沢が縄をグイッと引っ張った。二人がかりで膝を持ち上げられて、怜子の片脚が吊り上がって、股が大きく開いてしまった。
「アア~~いやぁぁ~~~」

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