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淫狼の生贄 第35回 未亡人(1)

目の前では、まだ開ききったアナルから白い汚濁を垂れ流し、殆んど意識を失っている早紀がベッドに突っ伏したままである。
蒔田や並木がやっとその拘束を解き、上半身を包んでいた拘束衣を外した。その後ベッドに横たえられたが、無防備の裸身が痛々しい。
「どうするんだ、こっちはどちらでもいい」
西片が執拗に迫る。
しばらく歯を食い縛るようにしていたが、早紀の姿を見ているうちに、怜子にはもう選択の余地がないことが分かった。これ以上早紀を犠牲には出来ない。

「分かりました。でも一回きりで・・・それともう先生には手出ししないで」
「そりゃ怜子さんの働き次第だな。でも悪いようにはしない。なんといっても怜子さんは私の憧れの的だったんだ」
「・・・・・・」
「そうと決まれば場所を改めよう。おい、そっちの先生はとりあえずそのベッドで寝かせて、こっちの方を手伝ってくれ。先生はゆっくり休ませてから、丁重に家に送って行くんだ」
「じゃあ、奥さんは承知したんですね。そりゃ会長おめでとうございます」
「何馬鹿なことを言ってるんだ」

蒔田と並木は壁のリングに吊られている怜子の両腕を解くと、もうすっかり前が割れてしまっている着物を、肌襦袢まで一緒に剥ぎ取った。
「いや」
上半身を一気に裸にされ、怜子はあわてて両腕で豊かに膨らんだ胸を押えた。子供を生んだことのない怜子の胸は、四十を過ぎてはいても形を崩してはいなかった。
淡い水色の腰巻一枚の白い裸身も張りを失っていない。齢相応に脂を置いた白い肌が、天井からの蛍光灯の光を反射するように照り輝いてしている。

「腕を後ろに回すんだ」
「え?」
言われたことを理解できないでいる怜子の両腕を蒔田が背後に捻じり上げた。両腕を揃えるように組ますと、そこに西片が縄を巻きつけた。何回も女の汗と脂を浸み込ませた様などす黒く変色した麻縄である。
「何をするんです、やめて下さい。西片さんの言うことは聞きますから」
「そうさ、だからこうしてお前の自由を奪って俺の思うようにするんだ」
西片の言葉づかいがすっかり変わっていた。怜子さんと呼んでいたのが<お前>に、私と自分のことを言っていたのも<俺>になっている。しかし、怜子にはそんなことより後手に縄を掛けられた方が辛い。もう、剥き出しの胸を覆うことすら出来ない。
両腕をがっしりと縛った縄が胸に回され乳房の上を締め上げる。背後に戻った縄が、腕を縛った縄に絡められさらに絞り上げられる。胸と二の腕がきつく締め上げられてしまった。

別の縄がつながれ、また前に回され、今度は乳房の下を締め上げる。上下から絞られて豊かな膨らみが迫り出す。しっとりした怜子の肌に縄が吸い付くように喰い込んだ。
縄尻を腋の下にまわして胸を締め上げた縄に絡めて絞り上げると縄止めされた。きつい縛りに息をするのも苦しい位だ。
なぜか西片の縄捌きは巧みで、それだけで手も腕も全く動かせず、怜子は抵抗する術を完全に奪われてしまった。
しかしそれだけでは終らなかった。また縄が追加されていて、後手のところから両肩を通って、胸の谷間のところで合わさり、膨らみを締め上げている縄に絡めて胸を締め上げられた。そのため胸がさらに搾り出され、白い肌に静脈を青く浮き出させて、はち切れんばかりに張り出す。
余った縄尻は再び肩越しに後ろに回され、しっかりと縄止めされた。まさに雁字搦めである。

「さて行こうか」
腰巻で包まれてはいるがふっくらと膨らんだ怜子の尻たぶを西片がぴしゃりと叩いた。
「・・・・・・?」
「俺の山荘にさ、そこでたっぷりお前を調教して俺もものにしてやる」
「そんな・・・・・・」
山荘、調教・・・・・・そんな言葉に恐ろしい響きを感じて、怜子は足を踏ん張った。逃げようとしても逃げる所はない。それ以前に、上半身を厳重に縛られてはどうしようもないことも分かってはいる。だが怜子の足は動かない。
「引き摺って連れて行くことも出来るが・・・まあ面倒の無い方がいいだろう。おい、準備しろ」
並木が西片に言われて、すでに手回し良く準備していた湿った布片を西片に渡した。その布が怜子の鼻と口に当てられた。ここに拉致されたときと同じ甘ったるい臭いを感じ、怜子はすぅっと意識を失って、西片の腕に倒れこんでしまった。
「ふん、たあいの無いものだ。後は頼んだぞ。この弁護士先生もまだまだ使い道はある」
どこにそんな力があるのかと思われたが、西片は倒れこんだ怜子を軽々と肩に担ぐと、部屋を出て行った。





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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
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