淫狼の生贄 第30回 女弁護士再び(6)
手順を承知しているらしく、その頃には並木の手によって、再びイルリガードルスタンドが早紀の後ろに据えられていた。今度はイルリガードルにたっぷりの石鹸水が用意されている。
やや白濁した液が1リットルの壜に一杯入っているのを早紀は恐ろしげに見上げた。
また鎖が巻き上げられ、両腕を吊り上げられて、早紀は体を二つに折り、臀部が否応無に突き出される。
「お願いです、もう許してください」
「中途半端なところでやめるわけにはいかないな」
「もう充分に辱めたじゃないですか、本当に許して」
「浣腸して辱めているだけじゃない。お客さんは先生のお尻を所望しているのだ。まだ準備段階だぞ。腹の中を綺麗にして提供しなけりゃ、今週の利息を払ったことにはならない」
「・・・・・・」
何を言われているのか、早紀には理解できなかった。
鍬形が言葉でいたぶっている間も、黒坊主の一人がまた早紀の肛門を潤滑剤で滑らかにする。そこへもう一人が、イルリガードルにつながっているチューブの先端の嘴管を差し込んだ。
「アゥッ!イヤァ」
ピンチコックが弛められると、イルリガードルの液面が徐々に下がっていく。
さっきの浣腸液とは比べ物にならない程の大量の石鹸水が注入されていく。前かがみになった早紀の下腹が、思いなしか膨らんで垂れ下がってきたようだ。1リットルの水分といえば、重さでも1キロある。それが腸の中に強制的に入ってくるのだ。
「苦しい・・・・・・」
早紀は口を開いて肩で荒い息をしている。強制的に体を前屈みにされているので、腸に入れられた液が奥のほうまで流れて、他の内臓も圧迫するのだろうか。ともかく、息をするだけでも苦しそうである。
「よし、全部入ったぞ」
黒坊主の言葉のように、イルリガードルはすっかり空になり、液の最後の部分がチューブの中を走っていた。
黒坊主が注意深く嘴管を抜くと、それだけで液が逆流してくる。二人は急いでフローリングの方に上がる。蒔田が鎖を弛めるのと同時に、早紀の肛門からまるで排尿でもするように、勢いよく液が噴出した。
「イヤァァ~~~」
迸る液が足下のコンクリートに叩きつけられ、飛沫が早紀の足を濡らす。
固形物はほとんど無く、やや黄色味を帯びた液だけである。
勢いよく迸った液はいったん止まったが、ブビッという音と共に再び噴出す。
早紀が無意識に止めようとするのか、大腸の顫動が間歇的に押し出すのか、迸っては止まり、またしばらくすると迸るという繰り返しが何回も続いた。
こんなにも大腸に入っていたのかと驚くほどの液を吐き出していた。
それでも、やがて雫となり全てが出尽くしたようである。精も根も尽き果てたとばかりに早紀はふらふらしている。
二人の黒坊主に蒔田と並木が手伝って、股間をシャワーで清めると、濡れた下半身をタオルでぬぐって、抱えるようにしてベッドのところまで連れ戻した。腕を吊り上げていた鎖を外されると、早紀は床に膝を着いて、ベッドに直角にうつ伏せにされた。もう逃れようとする力も気力も残っていないのか、早紀は男達にされるままである。
怜子は浣腸に苦しむ早紀を直視することが出来ずに、目をつぶって顔を横にして俯いていた。しかし、早紀の哀れな声や卑猥な排泄の音は嫌でも耳に入ってくる。その上、いつの間にか、西片が怜子にぴたりと寄り添って抱き寄せると、紐をすっかり抜かれて前が割れてしまった着物の中に手を差し入れていた。
「怜子さん、先生の様子凄かったでしょう。あれで、お腹の中がすっかり綺麗になって、男を迎える準備が出来たのですよ。ほら、見て御覧なさい。これからお尻の穴を広げられるから」
耳元に息を吹きかけるように囁く西片の声に、意味がよく分からないまま、怜子はいやいやするように首を振った。

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やや白濁した液が1リットルの壜に一杯入っているのを早紀は恐ろしげに見上げた。
また鎖が巻き上げられ、両腕を吊り上げられて、早紀は体を二つに折り、臀部が否応無に突き出される。
「お願いです、もう許してください」
「中途半端なところでやめるわけにはいかないな」
「もう充分に辱めたじゃないですか、本当に許して」
「浣腸して辱めているだけじゃない。お客さんは先生のお尻を所望しているのだ。まだ準備段階だぞ。腹の中を綺麗にして提供しなけりゃ、今週の利息を払ったことにはならない」
「・・・・・・」
何を言われているのか、早紀には理解できなかった。
鍬形が言葉でいたぶっている間も、黒坊主の一人がまた早紀の肛門を潤滑剤で滑らかにする。そこへもう一人が、イルリガードルにつながっているチューブの先端の嘴管を差し込んだ。
「アゥッ!イヤァ」
ピンチコックが弛められると、イルリガードルの液面が徐々に下がっていく。
さっきの浣腸液とは比べ物にならない程の大量の石鹸水が注入されていく。前かがみになった早紀の下腹が、思いなしか膨らんで垂れ下がってきたようだ。1リットルの水分といえば、重さでも1キロある。それが腸の中に強制的に入ってくるのだ。
「苦しい・・・・・・」
早紀は口を開いて肩で荒い息をしている。強制的に体を前屈みにされているので、腸に入れられた液が奥のほうまで流れて、他の内臓も圧迫するのだろうか。ともかく、息をするだけでも苦しそうである。
「よし、全部入ったぞ」
黒坊主の言葉のように、イルリガードルはすっかり空になり、液の最後の部分がチューブの中を走っていた。
黒坊主が注意深く嘴管を抜くと、それだけで液が逆流してくる。二人は急いでフローリングの方に上がる。蒔田が鎖を弛めるのと同時に、早紀の肛門からまるで排尿でもするように、勢いよく液が噴出した。
「イヤァァ~~~」
迸る液が足下のコンクリートに叩きつけられ、飛沫が早紀の足を濡らす。
固形物はほとんど無く、やや黄色味を帯びた液だけである。
勢いよく迸った液はいったん止まったが、ブビッという音と共に再び噴出す。
早紀が無意識に止めようとするのか、大腸の顫動が間歇的に押し出すのか、迸っては止まり、またしばらくすると迸るという繰り返しが何回も続いた。
こんなにも大腸に入っていたのかと驚くほどの液を吐き出していた。
それでも、やがて雫となり全てが出尽くしたようである。精も根も尽き果てたとばかりに早紀はふらふらしている。
二人の黒坊主に蒔田と並木が手伝って、股間をシャワーで清めると、濡れた下半身をタオルでぬぐって、抱えるようにしてベッドのところまで連れ戻した。腕を吊り上げていた鎖を外されると、早紀は床に膝を着いて、ベッドに直角にうつ伏せにされた。もう逃れようとする力も気力も残っていないのか、早紀は男達にされるままである。
怜子は浣腸に苦しむ早紀を直視することが出来ずに、目をつぶって顔を横にして俯いていた。しかし、早紀の哀れな声や卑猥な排泄の音は嫌でも耳に入ってくる。その上、いつの間にか、西片が怜子にぴたりと寄り添って抱き寄せると、紐をすっかり抜かれて前が割れてしまった着物の中に手を差し入れていた。
「怜子さん、先生の様子凄かったでしょう。あれで、お腹の中がすっかり綺麗になって、男を迎える準備が出来たのですよ。ほら、見て御覧なさい。これからお尻の穴を広げられるから」
耳元に息を吹きかけるように囁く西片の声に、意味がよく分からないまま、怜子はいやいやするように首を振った。

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