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淫狼の生贄 第28回 女弁護士再び(4)

黒坊主が注意深く嘴管を引き抜く。引き抜いた後の肛門を指で押えると、もう一人の黒マスクをした男が、潤滑剤をたっぷり塗ったアナルプラグを手渡した。この辺の呼吸は、この二人が何度もこんなことをやっていることを窺がわせる。
「薬が完全に回るまで10分位は我慢して貰う。その間にここでぶちまけられたら大変だから、栓をして止めといてやるからな」
円錐形をして、根本にくびれのあるプラスチック製の栓が、早紀の肛門に強引に押し込められた。一番太い所が入るときはかなり痛かったのであろう。早紀は大きな声で呻いて、体を動かそうとしたが、今の姿勢では肩に痛みが走って、身動きもままならなかった。

栓がすっぽりと入ると、今度はくびれに肛門括約筋が食い込み、簡単には抜けなくなる。
そこまですると、鎖が緩められ早紀も体を起すことが出来た。
しかし、黒坊主は体を起した早紀の腰にベルトを巻きつけ、さらにアナルプラグの上から三つ又のベルトを当てると、尻の割れ目と鼠径部を通して、腰のベルトの金具にピッシリと止めてしまった。これでアナルプラグはベルトで押えつけられて、どんなことがあっても抜けることは無くなった。

怜子は口に詰められた自分のショーツを噛み締めて、自分の依頼した弁護士が、無惨に責められているのを見ているだけだった。両手の自由を奪われてしまっていては助けることも出来ないし、言葉もかけてやれない。
「ウウ・・・」
1分も経たない内に、もう便意が高まってきたのか、早紀が呻き声を出し、腰をもじもじさせ始めた。
黒坊主の二人も他の男達も、苦しむ早紀を楽しそうに眺めているだけである。
更に時間が経つと、早紀は耐えられなくなったのか、足を交互に踏み変えたり、拘束された腕を上に上げて膝を折ったりしてもがき始めていた。
後手に一本の棒のように両腕が拘束されているのでかなり不自由だが、それでも何とか体を動かして耐えようとしている。ツルツルになった無毛の股間が丸見えになるのも構ってはいられない。
男達にとっては、真っ白な裸が苦痛でうねる動きが艶めかしく見える。
「ウウ、ウウ~~」
苦しそうな呻き声が猿轡から漏れる。

「怜子さん、どうしたんだ。真っ赤な顔をして汗びっしょりじゃないか。」
「ムムム・・・・・・」
「そうか、怜子さんにも弁護士先生の苦しさが伝わったのか。よし、少し楽にしてやろう」
西片は椅子から立ち上がると、怜子の帯止めをほどき始めた。
「ムムム、ムゥ~~」
そうじゃない、そうじゃないけど・・・ヤメテ、と抗う怜子だが、両手を万歳して自由を奪われていてはどうしようもない。西片は案外器用に帯止めを解き、帯をほどいてしまった。
グズグズに緩んだ帯が丸まったまま足下に落ちる。
「着物ってのは随分紐で縛り上げてるんだな」
その何本もの紐も、一本ずつほどかれて、着物もその下の長襦袢も前が割れてしまった。
「どうだい、怜子さん。これなら楽だろう。」
すっかり紐を抜き取られ、着ているものが左右に開く。幸い完全に前が開いてしまったわけではないので、胸が全て露になることも無かった。しかしむっちりとした肌がこぼれ、淡い水色の腰巻も見えてしまっていた。

浣腸をした黒坊主が早紀の猿轡を外した。鞣革のマスクの中にペニス形をした塊が付いていて、それが早紀の口に押し込まれていた。
早紀は、怜子が着物の紐を抜き取られている間も悶え苦しんでいた。顔からはすっかり血の気が引き、脂汗も浮かんでいる。
「どうだ、苦しいか」
「お願いです。もう駄目・・・早くおトイレに・・・行かせて」
「どうです、そろそろ限界ですかね」
もうひとりの黒坊主が浣腸をした方に聞く。
「そうだな、まだ10分は経っていないが。じゃあ頼みますよ」
黒坊主は蒔田の方へ声を掛けた。

蒔田がチェンブロックのリモコンを操作すると、チェンブロックがガクンと動き始めた。
H形の鉄骨に車輪を噛ませ、それをレールにして自走するタイプである。レールは丁度怜子が吊るされている真上から、反対側の壁まで真っ直ぐ部屋を貫いている。
今は怜子と反対方向へ動き始めていた。
「アッ、痛い!」
チェンブロックの動きで早紀の腕が上に引っ張られる。そのため、前屈みになって手首を高くしたが、それでも間に合わず肩に激痛が走った。

「ほら、歩くんだ」
黒坊主の一人が前こごみになって突き出された早紀の尻たぶを平手で叩いた。
足首に革枷をはめられ、それを30センチ位の短い鎖でつながれている。歩けといってもそう簡単ではない。しかし、チェンブロックはそんなことにお構いなしに進んでいく。
早紀はヨチヨチ歩きでチェンブロックを追うように歩いた。
その行く先は幅が1メートル半位のコンクリートのたたきになっていて、床より一段と低くなっている。
壁には水栓も付いていて、シャワーも掛かっていた。
たたきと床は20センチ位の段差だが、足首を鎖でつながれている早紀には、それを降りることが出来ない。さすがそのときだけは二人の黒坊主が抱き上げるようにしてたたきに降ろした。
そこでチェンブロックは止まった。
「おトイレへ」
コンクリートが剥き出しのたたきに下ろされただけである。トイレなど何処にもない。
「ここがトイレだ」
「えっ・・・・・・」
「今、栓を外してやるから、ここでするんだ」





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2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
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