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淫狼の生贄 第22回 女子大院生(7)

蒔田が安本にシリコン樹脂で出来たディルドウを差し出した。男の肉塊とほぼ同じ形をし、固さも感触も同じようなものである。ただ、その肉塊の他に枝が出ているところが違っている。さらに根元に吸盤のようなお椀型の物が付いている。
「いくらお嬢さん育ちでも、これが何だかは分かるだろう、フィアンセのものをじっくり見ているんだろう」
もちろん美加子でも、それが男根を模したものだというくらいのことは分かる。だが、カナダで長沼と躯を交わしたときには、自分の体を見せなかったのと同時に、長沼を見てもいなかった。美加子は男性のそれを目の当たりにした経験は無かったようなものである。

「先ず、口でよーくしゃぶるんだ。これから自分を愛してくれるものだと思ってな。いずれ口も充分使えるように調教してやるが」
リング状の猿轡で無理やり開かされている口に、そのディルドウが突っ込まれた。
「アアウゥ」
口に差し込んだものを安本はぐりぐりとこね回す。さっき指で口の中をかき回されたのと同じようである。
だが、それだけでは済まなかった。全体を口の中に押し込める。先端が喉にまで突き刺さった。
「アアグゥ」
美加子はむせかえる。苦しさに涙が出てきた。
「いいか、喉も使えるようにするんだ。そうすればそのうち、喉でも感じられるようになる」
美加子には安本の言っている意味が分からなかった。
安本は一渡り口の中をなぶってから、唾液でぐっしょりになったディルドウを、口から引き抜くと、身を屈めるて美加子の秘口に押し当てた。

蜜口は自分で吐き出した蜜ですっかり濡れそぼっている。そこへ、唾液をたっぷり塗されたディルドウが当てられたのであるから、ちょっと安本が押し込むと簡単にその頭を呑み込んでしまった。
初めて長沼のものを受け入れたときも、躯を押し開いてくる充満感を感じたが、この人工物はそれより太い。セックス経験の少ない美加子にはきつ過ぎるほどである。
それが隙間なく躯を満たし、更に押し開きながら潜り込んでくる。裂けるかと思うばかりの圧迫感ではあるが、女の躯はそれでも呑み込めるように出来ているのか、痛みも無くすっかり納めてしまった。

「アゥ!」
躯に押し込まれたものが強く子宮口を圧迫する。それと同時に、二股に分かれた枝の先端が、ちょうど美加子の一番敏感な部分に当たった。包皮に包まれているが、そこを強く刺激されて、美加子の躯の中に電流が走るような刺激が伝わる。

「そら、こうしたらどうだ」
安本は押し込めたものを抜き差しし始めた。ただ抜いたり押し込んだりするだけでなく、抉るように抜き差しする。秘筒が擦られて刺激されるだけでなく、その度に枝の先端がクリトリスを突きまわす。
<やめてぇ~~>
言葉が話せたら、哀願していただろうが、美加子はただ呻くだけである。

突然ブーンという音がして、無防備に曝されている胸に刺激が走った。
頭を固定されている美加子には何が起こったのか分からない。やっと可能な限り首を動かし、目を動かしてみると、蒔田が電気マッサージ器、いわゆる電マを美加子の胸のぽっちに当てている。その振動が敏感な胸を刺激し、そこから躯じゅうに快感とも少し違うふしぎな刺激が広がってきた。
「アア、アア~~~」
「どうだ、感じるか。今はやりの電マだ。これで嬲られると、どんな女でも達して潮を吹くぞ」
電マの刺激を受け、その上秘裂をディルドウで嬲られて、美加子は躯に沸いてくる感覚に戸惑っていた。
長沼と躯を合わせた時も、殆ど何も感じなかった。しかし、胸も同時に機械で責められ、なんとももどかしい耐えられない焦燥感に襲われていた。

躯の中から今まで知らなかった何かが湧き上がってくる。それが恐ろしかったし、逆にそれを掴もうとしてもいた。
「こっちにも電マを貸せ」
並木が別の電マを安本に渡す。
突然肉筒に埋め込まれているものが振動し始めた。ディルドウの根本のお椀のような所に、電マが填め込まれたのだ。
「アアアアワゥゥ~~」
そんなことは分からない美加子は、突然の激しい刺激に、大きな声を上げた。そして身を捩ったが躰は殆ど動かせない。下半身が震え出して痺れるようだ。クリトリスも一緒に振動する枝に刺激され、大きく膨らみ、包皮から顔を覗かせてしまって、更に激しい刺激に曝されてしまっていた。

その振動するディルドウをゆっくり動かされ、美加子は快感というより、どうしても我慢できない異常な感覚に包まれてしまっていた。
<たすけてぇ、からだがこわるぅぅ~~>
胸に当てられている電マからの刺激にも更に敏感になっていた。
自分の躰でありながら、もうどうしようもない。
快感らしいものもなく、一足飛びに突然押し寄せてくるアクメの波に呑み込まれ、美加子の目はうつろになり、口からは泡を噴き始めていた。
愛撫などではなく、拷問と言ってもよかった。
「アアア、アアッ!・・・・・・アア~~~」
突然美加子は頭の中が真っ白になり、縛られて殆ど動かせない躯が、ガクガクと痙攣し始めた。そして目の前で一瞬光が弾けたように輝くと、そのままスーッと暗くなってしまった。
意識が薄れて、がっくりと躯から力が抜けてしまった後も、繰り返し痙攣が走り、与えられた刺激の激しさを物語っていた。





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テーマ : SM小説
ジャンル : アダルト

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2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
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