淫狼の生贄 第11回 女弁護士(11)
確かに飲み込む以外に出す所はない。口の周りに多少の隙間でもあれば、そこから零れ出るかもしれないが、空気も漏れないようにぴたりとふさがれている。
「ムム・・・」
「早くしないと息も詰まるぞ」
「ムム・・・・」
早紀はもうどうしようもなく、覚悟を決め口に溜まったものを、ごくりと飲み下した。
「よし、よくやった」
喉の動きで飲み下したのを確認した男は、ピンチコックのねじを完全に緩めた。
ツーッと連続して小水が口に流れ込んでくる。一度飲み込んでしまった早紀はすっかり諦めてしまい、口の中に溜まってくると、その度にごくりと喉を鳴らした。
イルリガートルの液面はみるみるうちに下がってくる。止めてくれなければ全部流れ込んでくるであろう。早紀はもう何も考えずにひたすら飲み干していた。
液面がイルリガートルの底の半球型の部分をスーッと下がって見えなくなった。周りで見ている男達の中から、ホーッと言うような歓声とも溜息とも取れるような声があがる。
「弁護士先生、自分の小便を全部飲み干しちゃったんだぞ、もう偉そうなことは言えないな。さて、それでは最後のお楽しみに行きましょうか」
6番の手でチューブが外され、口を覆っていたマスクも取り去られた。だが、早紀は空ろな目をしたまま、最後のお楽しみが何かを考えることも出来なかった。
「最初ですから、薬を使いましょう。これも6番さんがやってくれますか」
男は蒔田から手渡されたものを受け取った。
「弁護士さん、これがなんだか分かるかい。銀紙に包まれているが座薬だ。ほら、痔の治療に使うだろう」
目の前に差し出されたものを早紀はぼんやりと見た。
「痔なんかありません」
「格好は痔の薬と同じだが、成分が違う。媚薬が含まれている。女を狂わせる媚薬がね。インターネットなんかで売っている媚薬なんかとは全然違う。媚薬と言うよりヤクなんだろうな。蒔田さんの関係するルートを使って手に入れたらしいが。それを特別に弁護士さんに使ってやるんだ。ありがたく天国へ行くんだな」
「先生、現役の弁護士が違法な薬を使っているところもバッシリと写させて貰いますよ」
「腸から吸収するのが一番効果がある。いいかい、これから入れるよ」
脚が大きくM字型に開かれて、高く持ち上げられている。陰門だけでなく、肛門も剥きだしになっている。それに潤滑クリームを塗ると、銀紙を剥がした白い座薬の頭を差し込んだ。
「いや!やめて下さい。そんなもの使わないで、お願い・・・」
6番の指が座薬を押し込んでゆく。もともと滑らかに出来ている座薬であるが潤滑剤の助けも借りて、ツルンと入っていってしまった。
佐田がそこへビデオカメラのレンズを向けている。
「ウウゥ」
ちょっと太目の座薬を呑み込んだ感覚に、早紀が思わず小さく呻いた。
6番は肛門の中に消えた座薬を追うように、中指を差し込んで更に奥に押し込んだ。
「さて、座薬が溶けて薬が効き始めるまでには、多少時間が掛かります。その間に、今日のお客さまへのお土産を用意しましょう」
蒔田が芝居がかった調子で言った。席に戻った6番も含め、何事だろうと蒔田を見詰める。
「この弁護士先生のヘアーを剃りとって、皆様にお土産として差し上げます。ツルツル坊主になれば、先生もしばらくは大人しくなるでしょう。一石二鳥という所ですね」
「そりゃいい」
「では、2番さんと4番さんがまだでしたね。お二人で、この先生を丸坊主にして下さい」
そう言って蒔田は椅子の背もたれを再度倒し、漆黒の草むらが繁茂している所を、剃りやすいようにした。
6人の黒坊主のうち、まだ何もやっていない二人が蒔田の所へ来た。
「仕上げは4番さんの方が適任でしょう、先ず2番さんがこれで」
蒔田は2番の男に小型の電気バリカンを渡した。充電式の電池で動くので、コードは付いていない。
二人の黒坊主は早紀の左右に膝を付いてしゃがみ込んだ。
「さっきから気の強いことを言っていたが、ここの毛も結構多いですね」
「剃り甲斐があるというものだ、ツルツルになったら、どんな姿になりかな。楽しみですな」
2番が右手でバリカンを持ちスイッチを入れた。ブーンと軽い音を立てる。
左手で肌を引き伸ばすようにして、その刃先をそそけ立っている早紀の恥毛に当てた。
ガガガガ・・・と音が大きくなり、刃が毛の根元を噛み、断ち切ってゆく。
「やめてください。そんな恥ずかしいこと、お願い~」
蒔田の口上で何となく分かったが、実際にバリカンが毛を断ち切り始めると早紀は悲鳴を上げた。椅子に縛りつけられて自由を奪われているが、可能な限りで何とか襲ってくるバリカンを避けようと腰を捻った。
「動くな、肌に傷が付くぞ」
脅されて、早紀は動けなくなってしまった。
断ち切られた毛を椅子の下に紙を広げて4番が待ち受けている。座面がU字型に抉られているので、バリカンが切り取った毛が、そのまま紙の上にパラパラと落ちてくる。
「ヤダ~~~ヤメテ~~お願い、ヤメテ・・・」

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「ムム・・・」
「早くしないと息も詰まるぞ」
「ムム・・・・」
早紀はもうどうしようもなく、覚悟を決め口に溜まったものを、ごくりと飲み下した。
「よし、よくやった」
喉の動きで飲み下したのを確認した男は、ピンチコックのねじを完全に緩めた。
ツーッと連続して小水が口に流れ込んでくる。一度飲み込んでしまった早紀はすっかり諦めてしまい、口の中に溜まってくると、その度にごくりと喉を鳴らした。
イルリガートルの液面はみるみるうちに下がってくる。止めてくれなければ全部流れ込んでくるであろう。早紀はもう何も考えずにひたすら飲み干していた。
液面がイルリガートルの底の半球型の部分をスーッと下がって見えなくなった。周りで見ている男達の中から、ホーッと言うような歓声とも溜息とも取れるような声があがる。
「弁護士先生、自分の小便を全部飲み干しちゃったんだぞ、もう偉そうなことは言えないな。さて、それでは最後のお楽しみに行きましょうか」
6番の手でチューブが外され、口を覆っていたマスクも取り去られた。だが、早紀は空ろな目をしたまま、最後のお楽しみが何かを考えることも出来なかった。
「最初ですから、薬を使いましょう。これも6番さんがやってくれますか」
男は蒔田から手渡されたものを受け取った。
「弁護士さん、これがなんだか分かるかい。銀紙に包まれているが座薬だ。ほら、痔の治療に使うだろう」
目の前に差し出されたものを早紀はぼんやりと見た。
「痔なんかありません」
「格好は痔の薬と同じだが、成分が違う。媚薬が含まれている。女を狂わせる媚薬がね。インターネットなんかで売っている媚薬なんかとは全然違う。媚薬と言うよりヤクなんだろうな。蒔田さんの関係するルートを使って手に入れたらしいが。それを特別に弁護士さんに使ってやるんだ。ありがたく天国へ行くんだな」
「先生、現役の弁護士が違法な薬を使っているところもバッシリと写させて貰いますよ」
「腸から吸収するのが一番効果がある。いいかい、これから入れるよ」
脚が大きくM字型に開かれて、高く持ち上げられている。陰門だけでなく、肛門も剥きだしになっている。それに潤滑クリームを塗ると、銀紙を剥がした白い座薬の頭を差し込んだ。
「いや!やめて下さい。そんなもの使わないで、お願い・・・」
6番の指が座薬を押し込んでゆく。もともと滑らかに出来ている座薬であるが潤滑剤の助けも借りて、ツルンと入っていってしまった。
佐田がそこへビデオカメラのレンズを向けている。
「ウウゥ」
ちょっと太目の座薬を呑み込んだ感覚に、早紀が思わず小さく呻いた。
6番は肛門の中に消えた座薬を追うように、中指を差し込んで更に奥に押し込んだ。
「さて、座薬が溶けて薬が効き始めるまでには、多少時間が掛かります。その間に、今日のお客さまへのお土産を用意しましょう」
蒔田が芝居がかった調子で言った。席に戻った6番も含め、何事だろうと蒔田を見詰める。
「この弁護士先生のヘアーを剃りとって、皆様にお土産として差し上げます。ツルツル坊主になれば、先生もしばらくは大人しくなるでしょう。一石二鳥という所ですね」
「そりゃいい」
「では、2番さんと4番さんがまだでしたね。お二人で、この先生を丸坊主にして下さい」
そう言って蒔田は椅子の背もたれを再度倒し、漆黒の草むらが繁茂している所を、剃りやすいようにした。
6人の黒坊主のうち、まだ何もやっていない二人が蒔田の所へ来た。
「仕上げは4番さんの方が適任でしょう、先ず2番さんがこれで」
蒔田は2番の男に小型の電気バリカンを渡した。充電式の電池で動くので、コードは付いていない。
二人の黒坊主は早紀の左右に膝を付いてしゃがみ込んだ。
「さっきから気の強いことを言っていたが、ここの毛も結構多いですね」
「剃り甲斐があるというものだ、ツルツルになったら、どんな姿になりかな。楽しみですな」
2番が右手でバリカンを持ちスイッチを入れた。ブーンと軽い音を立てる。
左手で肌を引き伸ばすようにして、その刃先をそそけ立っている早紀の恥毛に当てた。
ガガガガ・・・と音が大きくなり、刃が毛の根元を噛み、断ち切ってゆく。
「やめてください。そんな恥ずかしいこと、お願い~」
蒔田の口上で何となく分かったが、実際にバリカンが毛を断ち切り始めると早紀は悲鳴を上げた。椅子に縛りつけられて自由を奪われているが、可能な限りで何とか襲ってくるバリカンを避けようと腰を捻った。
「動くな、肌に傷が付くぞ」
脅されて、早紀は動けなくなってしまった。
断ち切られた毛を椅子の下に紙を広げて4番が待ち受けている。座面がU字型に抉られているので、バリカンが切り取った毛が、そのまま紙の上にパラパラと落ちてくる。
「ヤダ~~~ヤメテ~~お願い、ヤメテ・・・」

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