禁断の館 第1話 未経験の女(8)
戸惑うことなく、吉田は剃刀を走らせていく。剃りやすい丘の上とその周りは、短時間で完全に坊主にされてしまった。しかし、割れ目の部分はそう簡単にはいかない。ただ、粘膜には生えていないので、左右の盛り上がり、いわゆる土手の部分がほとんどである。
吉田はそこに改めて泡を置くと、できるだけ滑らかになるように皮膚を引きながら剃刀を走らせる。慣れていても一番神経を使うところで、意図しなくても真紀の敏感な部分に、手が触れてしまう。
「うう………」
顔をしかめて真紀は僅かに呻いた。だがそんなことにはお構いなく、吉田は剃刀を動かして、やがてすっかり剃り終えてしまった。
そのタイミングで江川が蒸しタオルを渡すと、真紀の肌に残ったフォームを丁寧にぬぐい取った。
繫茂と言ってもいいほど茂っていた叢は綺麗に無くなっている。切れ味の良い日本剃刀で、吉田に巧みに剃られたため、そこは最初から何も無かった様に滑らかだった。割れ目の構造がはっきり分かる。
「綺麗になったよ、自分で見てみるか」
足のパイプを外し、台に固定していたベルトも外すと真紀を起き上がらせた。
「立ってこっちに来るんだ」
首輪を持つと門型柱の立っているところに連れてきて、門型柱の横棒から垂れ下がっている鎖に、首輪のリングをカナビラで繋いだ。強く引かれている訳ではないが、立っていることを強要された。
突然真紀の前の壁に取り付けられた大型のモニターに、真紀の正面が映った。
「この部屋にはいくつものカメラが設置されていて、プレイの様子を写しているんだ。そこに映っているのも、その1台のカメラの映像だ」
顔から太腿までがくっきりと映っていて、下の陰りを失った部分も含まれている。成熟した躰にあるべきものが、まるでのっぺらぼうのように無くなってしまっている。その代わりぴたりと合わさった両股の間に、一筋の溝が切れ込んでいた。
「いやっ!」
真紀はくるりと後ろを向いてしまった。それでモニターを見なくて済んだが、今度は背後が映し出されている。
江川が姿見を真紀の目の前に持って来て、そこにモニターの画面が映りこむようにした。
「後ろを向けば後ろが映るし、鏡を少し動かせば、鏡に全身が映るぞ。どっちにしてもパイパンになった自分の姿をしっかり見て、自分がスレイブだと言うことを確認するんだ」
「もう許して下さい」
と言いながら、真紀はめをつぶってしまった。
「自分の立場が分かってないな。何のためにここに居るんだ」
「もう充分にいたぶったでしょう」
「お前に選択権はないんだ。そんな甘ったれたことを言っているのなら、もっとスレイブとして調教しなきゃならないな」
「事前にちゃんとした調教はしてませんからね。吉田さんの好みに仕上げて下さいよ」
江川がけしかけた。
「よし、二度と我が儘を言えないようにしてやる。お前の好みなど斟酌しないから覚悟するんだ」
今までも真紀にとっては耐えられないような辱めだったが、初めてと言うこともあってか、何となく手加減がされていたようだった。どうやら、吉田も本気になったうようだ。
門型柱から外すと、吉田は真紀をチェンブロックの下に連れてきた。そこで後手縛りの縄を全て解いた。
縄が解かれたことで、真紀は何か頼りなくなったような気がした。
「脚を少し開いて真っ直ぐに立つんだ。腕は体に沿って下に伸ばす」
真紀は恥ずかしかったが、言われた通りにした。それを見て吉田が何をしようとしているのか分かったらしく、江川が追加の縄を持ってきた。
解いた縄をしごいて、更に二つ折りにすると、吉田は真紀の片方の手首に幾重にも巻き付けた。そこでいったん縄止めをすると、縄尻を下に引くようにして、太腿に縛り付ける。一本の縄を全て使って、片方の手首が体に密着するように、しっかりと縛り付けられた。
反対側の毛首も同じように動かすことが出来なくなってまった。
江川が真紀の体を支える。吉田は真紀の胸、乳房の下側に腕と一緒にぐるぐる巻きに縄を巻き付けた。さらに、両方の脇の下に縄を通し、ぐるぐる巻きにした縄に絡めて締め上げた。真紀の両腕と胸に縄が食い込み、締め付ける。
「うう…………」
今までより厳しい拘束感が真紀を襲った。
更にその縄の上部、乳房を挟んだ所も、同じように両腕と体が一緒に縛り上げられた。
もう一カ所、腰の所も同じように括られる。これで真紀は両腕を体の脇に揃えて、まるで一本の棒のようにされてしまった。縄が樽のタガのように体を締め上げていた。
吉田と江川は、縛り上げた真紀を二人で抱くようにして、仰向けに床の上に横たえた。
「いい格好だ。毛がなくなったから躰が完全に見える」
そう言われて真紀は慌てて両脚を密着させたが、デルタ地帯の深い切れ込みを目立たせるだけだった。
「さて、本格的に調教するか」
江川が両端に長い鎖が付いた金属のパイプを持ってきた。鎖の先端にはがっしりしたリングが付いている。その鎖が取り付けられているのと同じ場所に、鎖と反対側にフックがしっかりと溶接で付けられていた。真紀が、それが何かを理解する前に、彼女の両足首に巻かれている吊り枷のリングが、そのフックにはめ込まれて、両脚が大きく開かれてしまった。
真紀が必死に脚を合わせていても、慣れた男二人の力には逆らえなかった。

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吉田はそこに改めて泡を置くと、できるだけ滑らかになるように皮膚を引きながら剃刀を走らせる。慣れていても一番神経を使うところで、意図しなくても真紀の敏感な部分に、手が触れてしまう。
「うう………」
顔をしかめて真紀は僅かに呻いた。だがそんなことにはお構いなく、吉田は剃刀を動かして、やがてすっかり剃り終えてしまった。
そのタイミングで江川が蒸しタオルを渡すと、真紀の肌に残ったフォームを丁寧にぬぐい取った。
繫茂と言ってもいいほど茂っていた叢は綺麗に無くなっている。切れ味の良い日本剃刀で、吉田に巧みに剃られたため、そこは最初から何も無かった様に滑らかだった。割れ目の構造がはっきり分かる。
「綺麗になったよ、自分で見てみるか」
足のパイプを外し、台に固定していたベルトも外すと真紀を起き上がらせた。
「立ってこっちに来るんだ」
首輪を持つと門型柱の立っているところに連れてきて、門型柱の横棒から垂れ下がっている鎖に、首輪のリングをカナビラで繋いだ。強く引かれている訳ではないが、立っていることを強要された。
突然真紀の前の壁に取り付けられた大型のモニターに、真紀の正面が映った。
「この部屋にはいくつものカメラが設置されていて、プレイの様子を写しているんだ。そこに映っているのも、その1台のカメラの映像だ」
顔から太腿までがくっきりと映っていて、下の陰りを失った部分も含まれている。成熟した躰にあるべきものが、まるでのっぺらぼうのように無くなってしまっている。その代わりぴたりと合わさった両股の間に、一筋の溝が切れ込んでいた。
「いやっ!」
真紀はくるりと後ろを向いてしまった。それでモニターを見なくて済んだが、今度は背後が映し出されている。
江川が姿見を真紀の目の前に持って来て、そこにモニターの画面が映りこむようにした。
「後ろを向けば後ろが映るし、鏡を少し動かせば、鏡に全身が映るぞ。どっちにしてもパイパンになった自分の姿をしっかり見て、自分がスレイブだと言うことを確認するんだ」
「もう許して下さい」
と言いながら、真紀はめをつぶってしまった。
「自分の立場が分かってないな。何のためにここに居るんだ」
「もう充分にいたぶったでしょう」
「お前に選択権はないんだ。そんな甘ったれたことを言っているのなら、もっとスレイブとして調教しなきゃならないな」
「事前にちゃんとした調教はしてませんからね。吉田さんの好みに仕上げて下さいよ」
江川がけしかけた。
「よし、二度と我が儘を言えないようにしてやる。お前の好みなど斟酌しないから覚悟するんだ」
今までも真紀にとっては耐えられないような辱めだったが、初めてと言うこともあってか、何となく手加減がされていたようだった。どうやら、吉田も本気になったうようだ。
門型柱から外すと、吉田は真紀をチェンブロックの下に連れてきた。そこで後手縛りの縄を全て解いた。
縄が解かれたことで、真紀は何か頼りなくなったような気がした。
「脚を少し開いて真っ直ぐに立つんだ。腕は体に沿って下に伸ばす」
真紀は恥ずかしかったが、言われた通りにした。それを見て吉田が何をしようとしているのか分かったらしく、江川が追加の縄を持ってきた。
解いた縄をしごいて、更に二つ折りにすると、吉田は真紀の片方の手首に幾重にも巻き付けた。そこでいったん縄止めをすると、縄尻を下に引くようにして、太腿に縛り付ける。一本の縄を全て使って、片方の手首が体に密着するように、しっかりと縛り付けられた。
反対側の毛首も同じように動かすことが出来なくなってまった。
江川が真紀の体を支える。吉田は真紀の胸、乳房の下側に腕と一緒にぐるぐる巻きに縄を巻き付けた。さらに、両方の脇の下に縄を通し、ぐるぐる巻きにした縄に絡めて締め上げた。真紀の両腕と胸に縄が食い込み、締め付ける。
「うう…………」
今までより厳しい拘束感が真紀を襲った。
更にその縄の上部、乳房を挟んだ所も、同じように両腕と体が一緒に縛り上げられた。
もう一カ所、腰の所も同じように括られる。これで真紀は両腕を体の脇に揃えて、まるで一本の棒のようにされてしまった。縄が樽のタガのように体を締め上げていた。
吉田と江川は、縛り上げた真紀を二人で抱くようにして、仰向けに床の上に横たえた。
「いい格好だ。毛がなくなったから躰が完全に見える」
そう言われて真紀は慌てて両脚を密着させたが、デルタ地帯の深い切れ込みを目立たせるだけだった。
「さて、本格的に調教するか」
江川が両端に長い鎖が付いた金属のパイプを持ってきた。鎖の先端にはがっしりしたリングが付いている。その鎖が取り付けられているのと同じ場所に、鎖と反対側にフックがしっかりと溶接で付けられていた。真紀が、それが何かを理解する前に、彼女の両足首に巻かれている吊り枷のリングが、そのフックにはめ込まれて、両脚が大きく開かれてしまった。
真紀が必死に脚を合わせていても、慣れた男二人の力には逆らえなかった。

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