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禁断の館 第1話 未経験の女(7)

「そんなこと嫌です。止めてください」
「契約の時に承知しているはずだ。思い出してみろ」
江川が傍で口を挟んだ。
真紀には思い当たらない。とは言うものの、契約書類を全て詳しく読んでいるとは言えなかった。もしかしたら………
「そんな恥ずかしいこと承知など………」
とは言っては見たが真紀には自信が薄らいでしまった。
「恥ずかしがらせるだけじゃない。プレイの時の衛生面も考えているんだ。何と言っても一番汚れる所だろう」
言われてみれば確かだが。

「承知しているかどうかは構わない。ともかく立て」
吉田が業を煮やして、真紀の首輪を持って引っ張り上げた。
首輪を引かれると息が詰まる。苦しくなり真紀は何とか立ち上がって、吉田に引きずられるように、背もたれのないベンチの様な台のところへ連れてこられた。
「この台を跨いで腰を下ろすんだ」
台の幅は50センチ位、真紀がやっと股を広げられる幅だった。首輪で躰を支えられて、何とか腰を下ろせた。
「そのまま仰向けになる」
そう言いながら、吉田は真紀を支えて仰向けに寝かせた。台の上は防水シートで覆われて、シートの下は柔らかかった。後ろ手に縛られていても、腕が痛むことはない。ただ、股が大きく開いてしまい、真紀には自分ではどうしようもなくなってしまった。

江川がベルトで上半身を台に縛り付ける。それだけで真紀は全く身動き出来なくなってしまった。
吉田が最初に真紀の脚を開いた、両端にカナビラの付いた金属のパイプを持って来て、台をくぐらせると、真紀の足首に巻かれている吊り枷の金具を、カナビラにはめ込んだ。これで真紀の脚は閉じられなくなってしまった。
「いい格好になったな。これで、この邪魔物が無くなると素晴らしい姿になる」
吉田の独り言が耳に入っても、もう真紀は何も言わなくなってしまった。どう足掻いても、吉田の思う通りにされる、いくら哀願してもどうしようもないことが分かった。

股を思いっきり大きく開かれて、真紀は全てをさらけ出してしまっていた。
江川が剃毛の器具を、ナースワゴンに載せて持ってきた。ベテランの江川は何が必要かを、全てが分かっている。そのワゴンの上から、吉田はまず鋏を取り上げた。そして恥丘を覆うように繁茂している伸び放題の叢をひとつまみ摘まむと、その根元にはさみを入れて、ジョキリと切り取った。
その音に真紀はぴくりとしたが、躰は全く動かせなかった。
「最初の記念すべきヘアーだ。見てみろ」
上を向いて虚ろに天井を見上げている真紀の目の前に、切り取った黒い塊を突きつけた。
「………」
真紀は何も言わず横を向いてしまった。
「見たくないか。まあ綺麗になったところで、じっくり自分の躰を見せてやる」

吉田は巧みに鋏を使って、伸び放題に伸びている陰毛を切り取っていった。
鋏だけでもかなり短くできる。何回も鋏を動かして、やがて恥丘の形が分かるようになってきた。
「割れ目にも盛大に伸ばしているんだな。毛の濃い女は情が深いらしいので楽しみだ」
大きく開かれているので、土手肉も口を開いている。そこを黒い叢が覆うように生えている。吉田は左手で毛を摘まみ上げて、その根元を断ち切っていった。だがその左手が割られている秘部に触れる。
電マやそれにつなげられたディルドで、いちど絶頂に追い上げられている身である。ちょっと触れられただけでも感じてしまうのだろう。
「うう………」
我慢しても真紀は声が出てしまった。

それを楽しみながら、吉田はせっせと鋏を動かして、土手肉の毛も切り取ってしまった。
「さて、毬栗坊主になったな。これからツルツルに剃り上げてやろう」
そんなことを言いながら、吉田はシェービングフォームを取り上げると、肌に残った毛が突き立って、まさに毬栗状態の所に吹き付けた。
「あっ!何を………」
「これから剃刀で剃るんだ。しっかりとフォームをまぶさないと」
ツンツンと上を向いてとがっている毛が見えなくなるくらいフォームを吹き付けると、今度は丁寧にそれをまぶしていった。まるで、愛おしむように撫でる。
満遍なくフォームを伸ばすと、剃刀を取り上げた。吉田専用の日本剃刀である。何人もの女の草むらを剃ってきたお気に入りのものである。

肌を引き伸ばして毛を立て、剃刀を入れた。毛根を断ち切るというような感覚もなく、スーッと刃が走り、フォームがぬぐい取られ、その跡には滑らかな無毛の肌が現れた。肌を引き延ばした指を離すと、最初から何も生えていなかったかのようである。
吉田はその仕上がりを満足そうに見ると、次の所の肌を引き伸ばし、剃刀をあてた。
真紀は刃物を肌に当てられるということで緊張していたが、ほとんど何も感じないほどなので、肩から力を抜いた。だがそっと当てられた剃刀で、そこがどうなってしまったかを、その時は実感として分かっていなかった。






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