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禁断の館 第1話 未経験の女(1)

新しいストーリーを始めます。
前回一寸触れた[禁断の館]での、様々なプレイの様子を、短編連作の形で綴って見ます。
短編と言っても、一話がやや長くなるかも知れません。書きながらのアップですので、例によって自分でも分りません。
新しいスレイブも登場させますが、前作で登場したスレイブ達のその後もご紹介しようと思っています。
いずれにせよ、相変わらずのマンネリ、ご都合主義のストーリーですが、ご愛読をよろしくお願いします。


[禁断の館]から待っていたメールが届いた。吉田は自分の希望にあったプレイの機会が有ったら、すぐ知らせて欲しいと伝えてあった。これまでも何回かそれに近い機会を得た。それだけに、[禁断の館]には期待していた。
万難を排しても行くと、すぐに返信した。

相手は42歳の人妻とのこと。借金の返済を迫られていて、まとまった金が欲しいらしい。
[禁断の館]がどの位その女に払うのかを吉田は知らないが、会員は高額な入会金を払っているし、年会費も馬鹿にならない。さらにプレイ毎にまとまった費用が必要になる。
創業した事業が盛業であり、[禁断の館]に費やす額など、そこで得られる快楽やその後の開放感に比べれば、吉田に取ってはたいしたものではなかった。

[禁断の館]での吉田という姓は仮名である。ごくありふれた姓を入会の時に割り振られていた。
その他、いろいろな決まり事などがあるが、事故を起こさずに安全にプレイを楽しみ、さらに後腐れが無いようにするのには必要なことだった。
それは[禁断の館]のスレイブについても同じで、彼女たちの素性も完全に伏せられているし、プレイの時の名前もいわゆる源氏名であった。そのため、仮に本名が混じっていても、誰も名前の真偽には気をとめない。

吉田は約束した日時に、喫茶店カヴェルヌで差し回された車に乗換えて、[禁断の館]へ向かった。これもいつもの通りである。
到着した後も本人確認などの手続きを済ませて、ホテルの一室のような部屋に案内さる。そこで、プレイ用の作務衣に着替えて、今回のサポート役であるスタッフの江川にプレイルームに案内された。
吉田は何回来てもこの建物の詳細が分らない。プレイルームは地下にあることは、エレベーターで降りるので分っているが、プレイルームが幾つあるか、同じ時に他の部屋でプレイが行われているかも、全く分らないようになっていた。他の会員に会うこともなかった。多分そのように[禁断の館]側がコントロールしているのだろう。

江川がドアを開ける。初めて会うスレイブ、それもSM経験の無い女である。いやが上にも期待が膨らむ。
明るい光に満ちた部屋である。必要があれば明るさは調整できるし、一部分だけ明るくすることも出来る。さらにスポットライトを使うことも出来る。
かなり広い部屋で、どんなプレイにも対応出来た。その部屋の片隅の丸椅子に、今日のスレイブが顔を伏せて座っていた。真紀という名の42歳の人妻だということは、貰った資料で分かっていた。

「真紀、今日のご主人様だ。顔を上げて挨拶するんだ」
と江川に言われて、おずおずと顔を上げると、蚊の鳴くような声で言った。
「真紀です、よろしくお願いします」
どちらかというとふっくらした顔で、肩までのストレートヘアである。若い女には無い熟れた魅力があり、吉田の好みにぴったりだった
「何をされるか分っているな。ここでは俺に絶対に服従するんだぞ」
「はい……」

[禁断の館]とスレイブ、この館では奴隷と言わないで、スレイブと言っているが、そのスレイブとはどう言う契約になっているかは、会員の方では分らないが、会則に沿っていれば、かなりのことまで許される。スレイブもそれを当然のことだが承知しているはずである。
必要なグッズは揃えられている。大型の道具や家具に類するものもある。吉田はそれを承知していて、とりあえずグッズ置き場に行き、車輪のついた台に必要なものを載せ、さらにチェンブロックのリモコンをポケットに入れて真紀の所に戻った。

その間に江川は部屋の一隅にある、ディスプレーのついたデスクに向かって、そこに腰を下ろした。
この部屋には複数のカメラが備えられていて、プレイを記録する。その操作盤やモニターにもなっている。その他照明の操作なども出来る。必要なときには壁に掛けられている大型モニターにも、プレイの様子を映し出すことも出来た。

「まずスレイブの証として、首輪をして貰おうか」
本革製の幅3センチほどの首輪を取り上げて、真紀の首に巻き付けて、尾錠で止めた。首輪には前後左右にリングがしっかりとついている。
更に両手首には、この後のプレイの展開を考えて、吊り手枷をはめた。そんなものを見たことのない真紀は、心配そうに見ている。
足首にも同じように吊り足枷を巻き付けた。

「立つんだ」と、真紀に命じた。
言われたとおり素直に真紀は立ち上がった。着ているものは半袖のワンピース、それもそれ程高価なものではなく、ありきたりのものだった。脚はストッキングも履いていない素足である。
天井からは複数のチェンブロックがぶら下がっていた。その一つの下に彼女を立たせて、ぶら下がっているフックに両手の枷のリングをかけた。
さらに、台の上においてある長さが1メートル弱の金属のパイプを取り上げて床に置いたた。そのパイプには両端に大きなカラビナが付いている。
吉田はポケットからリモコンを取り出すと、それを操作してチェンブロックを巻き上げ始めた。

「あっ!」
思わず真紀が声を出したが、逆らうことはなかった。
やがて両腕を頭上に引き上げられて、真っ直ぐに立たされた。
真紀をそうしておいて、吉田は足首の枷のリングを、パイプのカラビナにはめた。
「脚を開くんだ」
そう言いながら、もう片方の枷のリングを引っ張り、パイプの反対側のカラビナにはめ込んだ。真紀は脚を大きく開かされてしまった。
さらにチェンブロックを巻き上げて、真紀を人の字型に引き上げた。それだけで、彼女はほとんど抵抗することが出来なくなってしまった




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テーマ : SM小説
ジャンル : アダルト

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