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熟女人妻奴隷調教 第63回

「何を恥ずかしがっているんだ。俺はいなかったが、前にMTLでの調教の時に、何もかも見られているじゃないのか」
「…………」
そう言われても、奈美子には分からない。布川が言葉を挟んだ。
「あの時は、最初から最後まで目隠しされていたんだよ」
「そうか、目隠しされていたので分からなかったか。縛師の布川先生だ」
「ばくしって」
「縄縛りのプロだ。俺が縛るより気持ちの良い縄を掛けてくれるし安全だ。今日からの調教は布川先生に縛って貰う。そんな格好をしていないでちゃんと立つんだ」

「浪川さん何をしようとしていたんだ」
「郷山先生の病院で奴隷としての処置をして貰ったので、その確認をするところだ」
「そうか、じゃあまず縄を掛けてやろう。それが最初だな」
そう言うと、布川は下げてきたバッグのく口を開いた。中に幾つもの縄の束が入っている。その幾つかを取り出して、手際よく解いた。
「立って手を後ろに回すんだ」
奈美子は事ここに至ってはしょうがないと、立ち上がった。だが、手はまだ胸と股を押さえたままである。布川は彼女の後ろに回ると、縄を口にくわえて、両手を肩に置き撫でるように両腕に動かしていった。奈美子はその感触に逆らえず、ひとりでに両腕を背後に回していた。

背の上で平行に組まされた両腕に、二つ折りにされた縄が巻き付けられた。数回巻き付けると縄止めされ、その縄尻が胸に回された。さらに後ろに戻されて、前に回した縄に絡みグッと引き絞らる。胸の膨らみの上部に巻き付いた縄が締まる。さらに胸の縄が二回ほど追加されて、背後で縄止めされた。それだけで後ろ手に縛られてしまった。
「ハァー」
切なげなため息にも似た声が奈美子の口から漏れる。手首を括った縄も、胸に回された縄もしっかりと縛り上げているが、極端に締め付けることはなく、ほどよい拘束感を奈美子に与えていた。

「先生の縄は気持ちよさそうだな」
浪川に声を掛けられても、すでに奈美子は縄の世界に入ってしまったように、目を伏せて俯いてしまっていて反応が無かった。
乳房の下も縄で引き締められる。
腕を括った縄に二つ折りにされた縄が追加されて、それが肩を通って前に回され、胸の膨らみの上下二カ所の縄に絡みつき、乳房を絞り出すように締めて、首の反対側を通って後ろに戻り、腕の所で縄止めをされた。二の腕に食い込む縄がさらに深く肌に没して、奈美子の拘束感が増す。
「とりあえず、こんなもんでどうですかね」
奈美子の両腕は全く動かなくなっている。
「そうだな、躰を調べるのにはこのくらいが良いかもしれないな」

二人が縛り上げた奈美子を眺めているときに、また誰かが来たらしい。今度はそのままドアを開けると郷山が入ってきた。
「郷山先生、丁度良いところに来てくれた」
「もう、布川先生の縄をまとっているのか」
そう言いながら、郷山も奈美子のそばに来た。
「これから、先生に施して貰った所を確認しようとしていたんですよ」
「そうか、じゃあ解説しながらやっていこうか。だがどっかに落ち着かせたいな」
「そこのリクライニングチェアでどうですか」
「じゃあ、庭に向けて」
そんなことを言いながら、男たちがチェアを、部屋の真ん中に移動して庭に向けた。

奈美子は浪川に導かれてチェアに座らされた。逆らうつもりも無かったが、男が三人も居てはどうしようもない。素直にチェアに座った。
革製の豪華な肘掛け椅子だが背もたれが高く、さらに後ろに倒れる。完全に倒せばベッドにもなる。
「もっと浅く掛けて」
そう言われても、後ろ手に縛られた身では、簡単に動くことが出来ない。しょうがないなという風に、浪川と布川が奈美子を動かして、尻がやっと座面に乗る程度まで前に移動した。さらに背もたれを少し倒す。

布川がバッグからさらに縄の束を取り出した。
すでに浪川は分かっているらしく、奈美子を背もたれに押しつけると、布川が上半身を背もたれに縛り付けた。これで奈美子はチェアに固定されてしまった。
新たな縄が奈美子の片方の膝に掛けられた。それほど強くないが外れることもない。
「浪川さん、ちょっと手伝ってくれないか」
膝を括った縄尻を持つと、布川が声を掛けた。浪川も何をするのかは分かっていて、布川が縄尻を引くのと同時に、美奈子の脚を持ち上げた。縄尻が背もたれの上の方に巻き付けられて固定されると、美奈子の片膝が上に引かれてさらに大きく開いてしまった。反対側の脚も同じように縛られて、奈美子は大股に開かれて、その上脚を持ち上げられて、何もかも剥き出しにされてしまった。
いくら一度は曝してしまっていると言っても、こんな姿にされると恥ずかしくて身の置き所もない。顔を背けて目を閉じて耐えるよりしょうがなかった。しかし、その恥ずかしさに、躯が反応してしまっている。彼女はそれでますます身の置き所が無くなってきてしまった。

「じゃあ先生、処置の詳細を解説してくれませんか」
「始めようか。だがどんな気持ちだ。こんな格好にされて」
「恥ずかしい……でも」
奈美子は病院で、郷山には何もかも曝け出してしまっていた。郷山はそんな彼女が既にマゾの世界に入り込みつつあることを知っていた。




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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
6.淫虐調教別荘
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