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熟女人妻奴隷調教 第20回

「さすが森本だ、初めてのアナルで完全に逝かせてしまったな」
「最初に、ここまでアナルを調教できたのは儲けものですね」
森本が仕事を終えたものを抜き去った後も、美穂の意識は戻らなかった。
マットレスにうつ伏せで両脚を開いたまま、見捨てられた蜜口も、しとどに吐き出した淫液で汚れたまま露わになっている。アナルゼリーでヌルヌルのまま、アナルも大きく口を開いていた。
この最後までの一部始終が、ビデオに収められていたのは言うまでもない。
二人の男に凌辱を受け、まだ意識がはっきりしない内に、クロロホルムで鼻と口を覆われて、美穂は意識を完全に失ってしまった。

気付いた時は自分のマンションのベッドの上で、全裸の躯を汚れたまま横たえていた。テーブルの上にDVDが一枚、そしてメモ書きが置いてあった。
[これはほんの一部だ。我々の方では全て写してある。また連絡をする]
後でそのDVDを再生したら、あのどこかわからない所で美穂が受けた凌辱の一部、ほんの10分程度が録画されていた。美穂は数分見ただけで耐えられなくなり、DVDをプレーヤから取り出すと、料理用の鋏で切り刻んでしまった。

男たちの手元には原版があるのであろう。
それを握られていたら、たとえ警察へ訴えても、証拠として多くの人に見られてしまう。それだけではない、訴えたことが知られれば、ネットで全世界にばらまかれてしまうかもしれない。世の中が便利になったようだが、こういう時に防ぐ手段は全くなく、美穂は泣き寝入りをするしかなかった。


恵須県警察本部の本部長室で、大室本部長の前に吉本奈美子警視が直立して就任の報告をした。その後ろには、長沼副本部長が控えている。
「そう硬くならなくていい。警察庁の吉野君から正式な通知があったし、個人的にも話は通っている。後の細かいことはそこの長沼副本部長が心得ているので、打ち合わせをしてくれ」
二人は部屋を出て会議室に行った。そこには既に波川警務部長と加川警部補が待っていた
「早速だが、今回の異動はキャリアの定例異動ではないとのことなので、こちらとしては、担当部署と言うものは用意してません。ただ、対外的には“江洲県警察本部 情報管理部長”と言うことで、名刺を作っておきました」
「はい、お願いしてあるサイバー環境が整っていて、最高位のアクセス権限を与えて貰えれば、後は自分で構築していきます。ただ、県警のネットワークに入りますので、サイバー監視係でしたか、こちらの部署に通知しておいてください」
「加川君どうだ」
「全て済ませています。ただ、本部には場所はないので、中央署に一室用意しました。所轄ですが、建物は隣接しているので不便はないと思います」
「そう言うことだそうです。それでよろしいですか」
「もちろんです。刑事局長が急に決めたことなので、ご迷惑をおかけします」
「加川君が、警視のお手伝いをしますので、今後の事は彼に」
「はい、よろしくお願いします」
と言うようなことで、まだ32歳と若いキャリアが、江洲県警本部に赴任し、その部下としてサイバー監視係から加川警部補が異動してきた。
たたき上げで、警部補まで上り詰めてきた加川は46歳の中年である。どんな仕事をやるために警察庁から来たのかも分からない若い女警視の下に付くのも面白くなかった。
キャリアと言ったって、たかが小娘だ。それに、江洲県警のシステムや、それ以上に江洲市全体のネットワークについては自分の方が精通している‥‥‥と加川は上から目線で吉本警視を見ていた。


凌辱を受けてから一週間ほど経って、やっと気持ちが落ち着いてきた美穂は、ともかく夫を探すことが先決だと思い立った。夫に訊けばあの恐ろしい男たちが言っていることも分かるであろう。
その為の手がかりを得るには‥‥‥それはまず夫に仕事を発注していたSSDを訪ねることである。そして連絡係りになっていた野中彩香に会うことだ。
彩香もあのどこか分からない所で、過酷な拷問を受けてはいた。しかし夫が居なくなるまでは、何回も連絡に来てくれているので、いつもあそこに居る訳ではないだろう。現に夫が家にいた時には、普通に仕事の連絡には来てくれていたし、仕事も進んでいたはずである。もしかしたら、彩香も夫の居所は知らないのかもしれないが、何らかの手がかりは得られるであろう。

SSDの場所は美穂も何回かその前を通ったこともあったのですぐ分かった。それ程大きくはないが、きちんとした自社ビルも持っている。そのビルを見上げて、美穂は思い切って入って行った。
ロビーは広々として明るく、受付には笑顔で若い女性が座っていた。
美穂が受付へ近寄ると、受付嬢はさっと立ち上がって、頭を下げた。
「仕事の関係じゃないのですが、こちらのお仕事を手伝っていた大原春樹の妻ですが、連絡担当としてお出でいただいていた野中彩香さんにお会いしたいのですが」
「野中ですか‥‥‥」と手元のパソコンを操作た。
「ええと、野中は退職したのですが」
「退職されたのですか。それはいつ頃でしょうか」
「ちょっとお待ちください」
受付の女性はまたパソコンを操作した。
「半年ほど前ですね。何か野中にご用事でも」
「夫が野中さんを通じて、こちらのお仕事をさせて頂いていたので。ついひと月ほど前に、出張に行き、連絡が取れないもので、それで野中さんに訊けば何かわかるかと思ったのです」
「そうですか。でもそれは野中が退職してからの話ですね。大原さんとおっしゃいましたか、どのようなお仕事をお願いしていたのでしょうか」
「私にはよく分からないのですが、コンピューターのシステムとかプログラムとかの仕事のようで、野中さんが連絡係で、フリーランスで自宅でやらせていただいていたのです」
「ちょっとお待ちください。システム開発の方へ連絡を取ってみますので。済みませんがこちらで、お掛けになってお待ちください」
ロビーの片隅の打合せ用のテーブルへ美穂は案内された。待つほども無くワイシャツ姿の中年の男が現れた。




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テーマ : SM
ジャンル : アダルト

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No title

先日はご訪問をいただき、ありがとうございます。
この回は比較的ノーマルな場面が多くでてまいりますが、
こういうくだりでもあとの文章を追いかけたくなるように感じさせるあたり、本格的小説の面目躍如という思いがいたします。
訪ねていった相手がすでにだいぶ前に退職していた――こういうミステリアスな状況、なにかに使えないものかと思いました。

Re: No title

柏木様
返信が遅れて申し訳ありません。
大分話が進みましたが、やはり書いていてもSMの世界にのめり込んでしまいます。
結局相変わらずの展開ですが、既に3人の犠牲者候補が出ていますので、これからの展開も見守って下さい。
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2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
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