熟女人妻奴隷調教 第1回
新しいストーリーを開始します。ご愛読をお願いします。
梅雨明け三日とはよく言ったものではあるが、最近の気候は極端すぎる。まだ7月も上旬、それに夕方の4時を過ぎだというのに、焼付くような暑さである。
特に盆地の恵須市は、冬は周囲の山から吹き下ろす風が身を切るように冷たく、夏はフライパンの中のように暑い。
大原美穂はその暑さの中で、からりと乾いた洗濯物を取り込んでいた。ベランダが南西に向いているので、西日が容赦なく差し込んでいる。
ノースリーブの普段着のワンピースでは、剥き出しの腕や首筋に、その西日が突き刺さるようである。白い肌は赤く染まってしまっていた。美穂は取り込んだ洗濯物を抱え込むようにして、ベランダから家の中に逃げ込んだ。
誰もいないのでブラジャーとショーツにワンピースを着ただけだ。それで何とか家の中では暑さがしのげる。
恵須市の郊外の2DKの分譲マンションではあったが、夫の春樹との二人だけの生活には十分な広さだった。
洗濯物の整理が付き、夕食の支度をはじめようとして、今夜も春樹は戻らないのだろうかとふと気になった。戻る前には必ず連絡が入る。今の時間まで連絡がないので、仕事が長引いているのであろう。今夜も一人での寂しい夕食になりそうである。
原則として自宅で仕事をしている春樹だが、時々システムの立ち上げとかで数日に渡って出張することもあった。それも国内だけでなく、外国へ行くことも多い。今回もどこか東南アジアのようだったが、何でも話してくれる春樹だが、こと仕事に関しては完全に秘密にして、美穂には全く話してくれなかった。
結婚してから10年以上経つ。だが、子供は生まれなかった。
美穂自身、初婚とはいえ結婚前に躰を許した男性がいないわけではなかったし、かなり深い付き合いもしたが、その時には避妊薬を飲んでいたので、子供の心配はなかった。
しかし、結婚してからも子供に恵まれず、すでに42歳の年齢を迎えてしまっていた。
最近は2歳年上の夫とも、ほとんどセックスレスの夜を過ごしており、月に1、2度ある機会もペッティングで終わってしまうことが普通になっていた。
美穂もいまさら子供は欲しくはなかったし、夫もそのようである。その上、夫は性的に淡白といおうか、積極的に美穂を誘ってくることもなかった。
そんな状態であっても、今はフリーランスのIT技術者の夫との二人だけの生活に満足していた。
その上、美穂は週に二日、恵須県立大学で事務員としてパートの仕事をしていた。家で仕事をすることの多い夫と離れて、大学と言う違った雰囲気の中に身を置くことも気分転換になっていた。
事務員と言っても、大学の本部での事務でなく、工学部の柿本研究室での経理事務の手伝いなので、気は楽である。研究室には正式な秘書がいて、その秘書の指示に従って、伝票の入力や文房具などの一般的な物品の購入や管理をするだけで、週に二日で十分である。
定期的に研究室に通っていても、女子大の文系出身である美穂は、柿本研究室がどんな研究をやっているか分からなかった。
その時、チャイムの音がした。
インターホーンに付いているモニターを見ると、夫が仕事を受けている「シリウスシステム開発」、略してSSDの野中彩香が写っていた。彩香は自宅で仕事をやっている春樹と、今の発注先であるSSDの間の連絡役の様な事をやってくれている。美穂も自宅に社用で来た時に何回か逢っているし、春樹の仕事の区切りを待つ間、お茶を飲みながら話をしたこともある。彩香は25歳の若さであるが、歳が離れていても女同士、春樹の仕事の区切りを待つ間、ダイニングでお茶をしながら、女は女同士の話題が尽きない。
春樹がSSDの仕事で出張中なのに、何の用事かといぶかりながらも、美穂は玄関のチェーンを外した。
確かに彩香が立っていたが、その彩香を回り込むように男が二人入り込んできた。美穂はびっくりして、ただ立ちすくんでいるだけだった。
男たちは玄関のドアを閉めると、中から鍵を掛けてしまった。
「大原さんのことで、会長がお会いしたいそうなので‥‥‥」
語尾が消えるような震える小声で彩香が言い訳をする。
「主人の仕事のことなど私は分からないし。それに急に言われても、直ぐには‥‥‥」
両脇に回り込んだ男たちに、美穂は普通でない雰囲気を感じ取っていた。何か悪いことが‥‥‥それに、今の彩香も普通の状態ではない。
「面倒だ、ともかく会長の所へ運ぶんだ」
一人が美穂の腕をねじり上げると、もう一人が美穂の口と鼻を布で覆った。ツーンとする刺激臭がして、それを吸い込んだとたん美穂は意識を失った。慣れた手際の良さである。
美穂は体の力が抜け、そのまま崩れるように倒れて、目の前が真っ暗になってしまった。その朦朧とした頭に浮かんだのは、彩香がなんでこんなことを‥‥‥ということだけだった。
「この女のバッグとか携帯とか集めるんだ。お前ならわかるだろう」
男の一人に言われ、彩香はあたかも美穂が自分の意志で外出したかのように装った。
玄関を開けると男達はあたりを見回し、人目の無いことを確認すると、二人で気を失った美穂を抱き上げ、家の前に止まっていたワンボックスカーに素早く運び込んだ。
5階建ての中層マンションの1階で、玄関のすぐ前に車を止めて置けることが、この時は美穂には不幸であった。
「何やってるんだ、お前も早く乗れ」
男に怒鳴りつけられて、彩香も乗り込むと、運転席には別の男がいて、素早く車をスタートさせた。焼けるような暑い夏の住宅街は、何事もなかったように静まり返っていた。
深い泥沼の底から浮き上がってくるように、美穂は徐々に意識を取り戻していった。しかし、頭は重くまだ目もはっきり見えない。どうやら、ビニール張りの床に横たわっているようである。やがて、朧に白いものが見えてきた。
急速に頭も目もはっきりしてくる。両手を床に着いてやっと上半身を半分起こした美穂に最初に見えた白いものは、素裸にされた若い女、それも彩香であった。
「野中さん‥‥‥彩香さんじゃないの」
彩香は全裸の体を大の字に開かされ、仰向けに寝かされていた。両腕は一本の金属のパイプ担ぐように左右に開いて括られ、まるで磔柱に縛り付けられているようである。
さらに脚を大きく開いて、その足首に嵌められた幅広の革枷に付いた鎖を、金属製の長いパイプの両端に溶接で取り付けられたリング状の金具に繋がれていた。
腕のパイプにも、足のパイプにもいくつものリングが溶接でしっかりと取り付けられている。
足の方は足首だけを棒の左右のリングに繋がれているが、腕は棒に沿って開かれて、いくつかのリングに通した縄でしっかりと固定されていた。
さらに美穂を驚かせたのは、彩香には成熟した女性ならほとんどが持っているはずの下腹部を飾る黒い茂りが全く無く、青白い肌を剥き出しにし、大きく開かれた狭間がすっかり剥き出しにされていることだった。
梅雨明け三日とはよく言ったものではあるが、最近の気候は極端すぎる。まだ7月も上旬、それに夕方の4時を過ぎだというのに、焼付くような暑さである。
特に盆地の恵須市は、冬は周囲の山から吹き下ろす風が身を切るように冷たく、夏はフライパンの中のように暑い。
大原美穂はその暑さの中で、からりと乾いた洗濯物を取り込んでいた。ベランダが南西に向いているので、西日が容赦なく差し込んでいる。
ノースリーブの普段着のワンピースでは、剥き出しの腕や首筋に、その西日が突き刺さるようである。白い肌は赤く染まってしまっていた。美穂は取り込んだ洗濯物を抱え込むようにして、ベランダから家の中に逃げ込んだ。
誰もいないのでブラジャーとショーツにワンピースを着ただけだ。それで何とか家の中では暑さがしのげる。
恵須市の郊外の2DKの分譲マンションではあったが、夫の春樹との二人だけの生活には十分な広さだった。
洗濯物の整理が付き、夕食の支度をはじめようとして、今夜も春樹は戻らないのだろうかとふと気になった。戻る前には必ず連絡が入る。今の時間まで連絡がないので、仕事が長引いているのであろう。今夜も一人での寂しい夕食になりそうである。
原則として自宅で仕事をしている春樹だが、時々システムの立ち上げとかで数日に渡って出張することもあった。それも国内だけでなく、外国へ行くことも多い。今回もどこか東南アジアのようだったが、何でも話してくれる春樹だが、こと仕事に関しては完全に秘密にして、美穂には全く話してくれなかった。
結婚してから10年以上経つ。だが、子供は生まれなかった。
美穂自身、初婚とはいえ結婚前に躰を許した男性がいないわけではなかったし、かなり深い付き合いもしたが、その時には避妊薬を飲んでいたので、子供の心配はなかった。
しかし、結婚してからも子供に恵まれず、すでに42歳の年齢を迎えてしまっていた。
最近は2歳年上の夫とも、ほとんどセックスレスの夜を過ごしており、月に1、2度ある機会もペッティングで終わってしまうことが普通になっていた。
美穂もいまさら子供は欲しくはなかったし、夫もそのようである。その上、夫は性的に淡白といおうか、積極的に美穂を誘ってくることもなかった。
そんな状態であっても、今はフリーランスのIT技術者の夫との二人だけの生活に満足していた。
その上、美穂は週に二日、恵須県立大学で事務員としてパートの仕事をしていた。家で仕事をすることの多い夫と離れて、大学と言う違った雰囲気の中に身を置くことも気分転換になっていた。
事務員と言っても、大学の本部での事務でなく、工学部の柿本研究室での経理事務の手伝いなので、気は楽である。研究室には正式な秘書がいて、その秘書の指示に従って、伝票の入力や文房具などの一般的な物品の購入や管理をするだけで、週に二日で十分である。
定期的に研究室に通っていても、女子大の文系出身である美穂は、柿本研究室がどんな研究をやっているか分からなかった。
その時、チャイムの音がした。
インターホーンに付いているモニターを見ると、夫が仕事を受けている「シリウスシステム開発」、略してSSDの野中彩香が写っていた。彩香は自宅で仕事をやっている春樹と、今の発注先であるSSDの間の連絡役の様な事をやってくれている。美穂も自宅に社用で来た時に何回か逢っているし、春樹の仕事の区切りを待つ間、お茶を飲みながら話をしたこともある。彩香は25歳の若さであるが、歳が離れていても女同士、春樹の仕事の区切りを待つ間、ダイニングでお茶をしながら、女は女同士の話題が尽きない。
春樹がSSDの仕事で出張中なのに、何の用事かといぶかりながらも、美穂は玄関のチェーンを外した。
確かに彩香が立っていたが、その彩香を回り込むように男が二人入り込んできた。美穂はびっくりして、ただ立ちすくんでいるだけだった。
男たちは玄関のドアを閉めると、中から鍵を掛けてしまった。
「大原さんのことで、会長がお会いしたいそうなので‥‥‥」
語尾が消えるような震える小声で彩香が言い訳をする。
「主人の仕事のことなど私は分からないし。それに急に言われても、直ぐには‥‥‥」
両脇に回り込んだ男たちに、美穂は普通でない雰囲気を感じ取っていた。何か悪いことが‥‥‥それに、今の彩香も普通の状態ではない。
「面倒だ、ともかく会長の所へ運ぶんだ」
一人が美穂の腕をねじり上げると、もう一人が美穂の口と鼻を布で覆った。ツーンとする刺激臭がして、それを吸い込んだとたん美穂は意識を失った。慣れた手際の良さである。
美穂は体の力が抜け、そのまま崩れるように倒れて、目の前が真っ暗になってしまった。その朦朧とした頭に浮かんだのは、彩香がなんでこんなことを‥‥‥ということだけだった。
「この女のバッグとか携帯とか集めるんだ。お前ならわかるだろう」
男の一人に言われ、彩香はあたかも美穂が自分の意志で外出したかのように装った。
玄関を開けると男達はあたりを見回し、人目の無いことを確認すると、二人で気を失った美穂を抱き上げ、家の前に止まっていたワンボックスカーに素早く運び込んだ。
5階建ての中層マンションの1階で、玄関のすぐ前に車を止めて置けることが、この時は美穂には不幸であった。
「何やってるんだ、お前も早く乗れ」
男に怒鳴りつけられて、彩香も乗り込むと、運転席には別の男がいて、素早く車をスタートさせた。焼けるような暑い夏の住宅街は、何事もなかったように静まり返っていた。
深い泥沼の底から浮き上がってくるように、美穂は徐々に意識を取り戻していった。しかし、頭は重くまだ目もはっきり見えない。どうやら、ビニール張りの床に横たわっているようである。やがて、朧に白いものが見えてきた。
急速に頭も目もはっきりしてくる。両手を床に着いてやっと上半身を半分起こした美穂に最初に見えた白いものは、素裸にされた若い女、それも彩香であった。
「野中さん‥‥‥彩香さんじゃないの」
彩香は全裸の体を大の字に開かされ、仰向けに寝かされていた。両腕は一本の金属のパイプ担ぐように左右に開いて括られ、まるで磔柱に縛り付けられているようである。
さらに脚を大きく開いて、その足首に嵌められた幅広の革枷に付いた鎖を、金属製の長いパイプの両端に溶接で取り付けられたリング状の金具に繋がれていた。
腕のパイプにも、足のパイプにもいくつものリングが溶接でしっかりと取り付けられている。
足の方は足首だけを棒の左右のリングに繋がれているが、腕は棒に沿って開かれて、いくつかのリングに通した縄でしっかりと固定されていた。
さらに美穂を驚かせたのは、彩香には成熟した女性ならほとんどが持っているはずの下腹部を飾る黒い茂りが全く無く、青白い肌を剥き出しにし、大きく開かれた狭間がすっかり剥き出しにされていることだった。