縄に堕ちて第22回:肛姦(2)
また二本の指を挿入し、ローションを肛門の中にまで塗り込むように、彼は肛門壁を揉んだ。その後、指を開いてそこを広げる。拡張されたとはいえ、そこはまだ抵抗があったがおずおずと開いた。
指を差し込んだまま、もう片方の手で、自分の肉棒にもたっぷりとローションをまぶす。そして指を抜くと、やや開いたままのアナルホールに、完全に力を得た亀頭の先端を合わせて、腰を推し進めた。
「イヤァ~~、だめぇ、入ってくる‥‥‥」
妙子が慌てふためいて口に出したように、亀頭の先端が肛門を押し開いて、妙子の中に潜り込み始めた。
「嫌がらずに、口でゆっくりと大きく息をするんだ。嫌がって力を入れると、反って痛い思いをするぞ。もう完全に拡張されているんだ。心配しないで、自分も楽しもうと思うんだ」
そんなことを言われても、楽しむことなんか出来ない。妙子の出来ることは、口を開けて大きく腹式呼吸をするだけだった。
「そうだ、その調子だ」
アナルにも慣れている野坂は、巧みに抜き差しをしながら、亀頭を呑ませようとした。その甲斐もあって、直ぐにそれは妙子の胎内に消えていった。ローションでヌルヌルになっている肛門壁を擦りあげるように、カリが奥に呑み込まれて、そこを通過した。
「よし」
独り言を漏らすと、野坂はさらに腰を進め、すっかり挿入してしまった。
「完全につながったぞ。どうだ、もう痛いことはないだろう」
アナルディルドや拡張バルーンを噛まされた感覚とは、また違った感じだった。それは、彼の肉塊を受け入れてしまったという、妙子の感傷なのかもしれないが、肛門に何かが詰まっているという、受け入れ難い違和感はある。それが何であるかは妙子にも分かっていが、彼のシンボルだとは言っても、それだけで気持ちが良くなるものではない。
「うう‥‥‥」
野坂が今度は引き抜き始めた。
「だめ、動かさないで」
もう妙子の言うことには耳も貸さず、ゆっくりと抜き差しを始めた。
「やっぱり初めてのアナルはいいな。しっかりと締め付けてくる」
もう痛みはなかった。肛門壁には、かなりの神経が集まっているらしく、そこをカリに擦りあげられると、異様な感じがする。
ともかくも、肛門に太いものが突き刺さっている。まるで、便秘した後の硬い便が何とか通過しようとしている感じだ。妙子に出来ることは、それを排出しようと力むことだけだった。
「いいぞ、ぐいぐいと締め付けてくる。その調子で締めるんだ」
妙子が力んだことが、野坂を悦ばせてしまっていた。
肛門壁を何回も刺激されていくうち、妙子は徐々にその感触に慣れてきた。さらに野坂は直腸にまで深く挿入して、直腸の中で亀頭を動かす。直腸には神経が無いはずだが、彼の肉棒でいっぱいになり、腸壁を動かされていた。
「ああぅ、何か変‥‥‥」
「どうだい、感じてきたか」
「いやぁ、何で感じちゃうの‥‥‥」
別に問いかけではなかった。僅かに肉棒を動かしながら腸壁を刺激されると、その感じが蜜壺に伝わってくる。
蜜壺と大腸は隣り合っていて、粘膜一枚だけで隔てれれているだけである。そのため、直腸から蜜壺が刺激される。
さらにクリトリスは、露出しているのは、先端のほんの一部で、大部分は隠れていて、その根は蜜壺の奥にまで張っていると言われている。そんなことを妙子は知らないが、アナルから蜜壺を刺激されて感じてきたのは事実だった。
肛門壁への刺激でも、段々快感が増してきた。その上、訳が分からないが、強く官能を刺激する悦びが下半身から湧き上がってしまった。多分、肛門壁への刺激と蜜壺への刺激が相まって、下半身に愉悦感をかきたてるのだろう。
「気持ちいい‥‥‥」
「そうか、感じてきたか」
「いやぁぁ、何でお尻の穴で感じちゃうの‥‥‥ああ、あぅ~~~」
我知らず腰を動かして、妙子はさらなる刺激を求めていた。
「いいぞ、その調子だ。自分から気持ちのいいポイントを見つけるんだ。そうすれば、いつでも尻の穴で逝けるようになる」
野坂も、妙子が思いがけず早く感じてきたので、夢中になって鼓舞していた。その声で妙子も夢中になって、興奮してしまっていた。
「いい、ああぅ~~~逝きそう、いやぁダメ‥‥‥逝っちゃう」
ついこの間まで“逝く”なんて感覚を知らなかった妙子が、我を忘れた状態とはいえ、その言葉を口に出して快感の嵐に翻弄されるようになってしまっていた。しかも今やアナルで。
野坂は感激すら覚えながら、自分の秘術を尽くして、責め立てた。
「逝きそう、逝ってもいいですか。ああ~~だめ‥‥‥もうダメェ‥‥‥」
妙子は腰をさらに突き上げ、大腸の奥深くまで野坂の肉棒を受け入れようともがき、腰を突きだして背中を起こし、身もだえ続けた。
そして、突然その背中を反らして、全身を痙攣させた。
「ああっ! ああぅ~~~イクゥゥ~~~」
一声大きく叫ぶように喚くと、ギュッと肛門を締めて、肉棒を締め上げた。その刺激に野坂もたまらず、腰の奥の痺れるような官能の高まりと共に、妙子の直腸に大量に精を放出していた。
「ご主人様~~~~」
妙子の腰を抱き締めるように抱えると、野坂も腰を突いて、さらに何回も精を放っていた。
<とうとうお尻の穴で逝かされてしまった。すっかり淫らな奴隷になってしまった。>
妙子は、それが望みだったのだが、いまではその望みがかなったというより、素の自分を剥き出しにされてしまったという思いだった。
<私はこんな女、そしてこれが昔から私の中に潜んでいたもの。もっと、もっと大きく育てて欲しい>
どこまで、淫らに堕ちていくのか、楽しみでもあり、怖くもあった。

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指を差し込んだまま、もう片方の手で、自分の肉棒にもたっぷりとローションをまぶす。そして指を抜くと、やや開いたままのアナルホールに、完全に力を得た亀頭の先端を合わせて、腰を推し進めた。
「イヤァ~~、だめぇ、入ってくる‥‥‥」
妙子が慌てふためいて口に出したように、亀頭の先端が肛門を押し開いて、妙子の中に潜り込み始めた。
「嫌がらずに、口でゆっくりと大きく息をするんだ。嫌がって力を入れると、反って痛い思いをするぞ。もう完全に拡張されているんだ。心配しないで、自分も楽しもうと思うんだ」
そんなことを言われても、楽しむことなんか出来ない。妙子の出来ることは、口を開けて大きく腹式呼吸をするだけだった。
「そうだ、その調子だ」
アナルにも慣れている野坂は、巧みに抜き差しをしながら、亀頭を呑ませようとした。その甲斐もあって、直ぐにそれは妙子の胎内に消えていった。ローションでヌルヌルになっている肛門壁を擦りあげるように、カリが奥に呑み込まれて、そこを通過した。
「よし」
独り言を漏らすと、野坂はさらに腰を進め、すっかり挿入してしまった。
「完全につながったぞ。どうだ、もう痛いことはないだろう」
アナルディルドや拡張バルーンを噛まされた感覚とは、また違った感じだった。それは、彼の肉塊を受け入れてしまったという、妙子の感傷なのかもしれないが、肛門に何かが詰まっているという、受け入れ難い違和感はある。それが何であるかは妙子にも分かっていが、彼のシンボルだとは言っても、それだけで気持ちが良くなるものではない。
「うう‥‥‥」
野坂が今度は引き抜き始めた。
「だめ、動かさないで」
もう妙子の言うことには耳も貸さず、ゆっくりと抜き差しを始めた。
「やっぱり初めてのアナルはいいな。しっかりと締め付けてくる」
もう痛みはなかった。肛門壁には、かなりの神経が集まっているらしく、そこをカリに擦りあげられると、異様な感じがする。
ともかくも、肛門に太いものが突き刺さっている。まるで、便秘した後の硬い便が何とか通過しようとしている感じだ。妙子に出来ることは、それを排出しようと力むことだけだった。
「いいぞ、ぐいぐいと締め付けてくる。その調子で締めるんだ」
妙子が力んだことが、野坂を悦ばせてしまっていた。
肛門壁を何回も刺激されていくうち、妙子は徐々にその感触に慣れてきた。さらに野坂は直腸にまで深く挿入して、直腸の中で亀頭を動かす。直腸には神経が無いはずだが、彼の肉棒でいっぱいになり、腸壁を動かされていた。
「ああぅ、何か変‥‥‥」
「どうだい、感じてきたか」
「いやぁ、何で感じちゃうの‥‥‥」
別に問いかけではなかった。僅かに肉棒を動かしながら腸壁を刺激されると、その感じが蜜壺に伝わってくる。
蜜壺と大腸は隣り合っていて、粘膜一枚だけで隔てれれているだけである。そのため、直腸から蜜壺が刺激される。
さらにクリトリスは、露出しているのは、先端のほんの一部で、大部分は隠れていて、その根は蜜壺の奥にまで張っていると言われている。そんなことを妙子は知らないが、アナルから蜜壺を刺激されて感じてきたのは事実だった。
肛門壁への刺激でも、段々快感が増してきた。その上、訳が分からないが、強く官能を刺激する悦びが下半身から湧き上がってしまった。多分、肛門壁への刺激と蜜壺への刺激が相まって、下半身に愉悦感をかきたてるのだろう。
「気持ちいい‥‥‥」
「そうか、感じてきたか」
「いやぁぁ、何でお尻の穴で感じちゃうの‥‥‥ああ、あぅ~~~」
我知らず腰を動かして、妙子はさらなる刺激を求めていた。
「いいぞ、その調子だ。自分から気持ちのいいポイントを見つけるんだ。そうすれば、いつでも尻の穴で逝けるようになる」
野坂も、妙子が思いがけず早く感じてきたので、夢中になって鼓舞していた。その声で妙子も夢中になって、興奮してしまっていた。
「いい、ああぅ~~~逝きそう、いやぁダメ‥‥‥逝っちゃう」
ついこの間まで“逝く”なんて感覚を知らなかった妙子が、我を忘れた状態とはいえ、その言葉を口に出して快感の嵐に翻弄されるようになってしまっていた。しかも今やアナルで。
野坂は感激すら覚えながら、自分の秘術を尽くして、責め立てた。
「逝きそう、逝ってもいいですか。ああ~~だめ‥‥‥もうダメェ‥‥‥」
妙子は腰をさらに突き上げ、大腸の奥深くまで野坂の肉棒を受け入れようともがき、腰を突きだして背中を起こし、身もだえ続けた。
そして、突然その背中を反らして、全身を痙攣させた。
「ああっ! ああぅ~~~イクゥゥ~~~」
一声大きく叫ぶように喚くと、ギュッと肛門を締めて、肉棒を締め上げた。その刺激に野坂もたまらず、腰の奥の痺れるような官能の高まりと共に、妙子の直腸に大量に精を放出していた。
「ご主人様~~~~」
妙子の腰を抱き締めるように抱えると、野坂も腰を突いて、さらに何回も精を放っていた。
<とうとうお尻の穴で逝かされてしまった。すっかり淫らな奴隷になってしまった。>
妙子は、それが望みだったのだが、いまではその望みがかなったというより、素の自分を剥き出しにされてしまったという思いだった。
<私はこんな女、そしてこれが昔から私の中に潜んでいたもの。もっと、もっと大きく育てて欲しい>
どこまで、淫らに堕ちていくのか、楽しみでもあり、怖くもあった。

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