縄に堕ちて第20回:肛門拡張(2)
その穴に、また野坂はローションを塗った指を2本差し込んだ。そして、肛門を押し開くように動かす。
「だいぶ柔らかくなったが、まだ足らないな。これでもう少し押し開いてやろう」
妙子の目の前に突き付けられたのは、円筒形の黒いディルドのような物だった。根元に鍔が付いていて、そこからホースが伸び、その先に空気を送る握り玉のポンプが付いている。
妙子は何も言わずに、ボーっとそれを眺めていた。
「これを握ったり緩めたりすると、空気が送りこまれて太くなっていく。これでもう少し広げてやるよ。そうすれば、実際につながった時、痛まなくなる。」
そう言いながら野坂は握り玉を何回か握った。その度に空気が送られて、その円筒形の物体が徐々に太くなってくる。
「怖い‥‥‥」
「大丈夫だよ、安全ホールが付いていて、無理な力が掛からないようになっている。でも、最後になると少し痛むかな」
いったん空気を抜くと、野坂はそれにもアナルローションをたっぷり塗すと、妙子の肛門に差し込んだ。空気が抜けたので細くなっている。拡張ディルドで開かれた肛門に楽に入っていった。
鍔の所まで押し込むと、片手で抜けないように押え、もう片方の手で握り玉を握る。数回繰り返すと、拡張バルーンとでもいうような物が、肛門一杯に広がって抜けなくなった。
さらに野坂が握り玉を押し潰す。空気が送りこまれて、拡張バルーンが膨らみ、妙子の肛門を無理やり広げようとした。ディルドで拡張されてはいたが、バルーンの太さはそれを超えて膨らんでいた。
「ヒィ~~~痛い!」
「我慢するんだ、あと少しだから」
少し時間をおいて、また空気が送りこまれて太くなる。その度に、妙子は肛門を引き裂かれるような、鋭い痛みに見舞われた。
じっと歯を食いしばり耐えているうちに、その太さに慣れるのか、痛みが軽減していく。だが、少し痛みが引くとまた空気が送られて、激痛が妙子を襲う。
「いやぁ~~~、助けてぇぇ」
我慢しきれなくなり、悲鳴を上げて許しを請うが、そんなことに野坂が耳を貸す訳はなかった。ともかく、この段階を通り越して、アナルを拡張し、奴隷として完成させなければならない。野坂もいまが肝心な所だと、注意深く、しかし情け容赦なく拡げていった。
何回も拡げられて、妙子が気息奄々になった頃、すぅっと空気が抜けた。そして、細くなったバルーンが引き出される。跡には拡張ディルドを抜かれた時よりさらに大きな穴が、口を開けたまま残った。
「よし、この位拡張すれば使えるだろう。試しにこれを咥えて貰おうか」
目の前に突き付けられた物を見て、妙子はすくみ上った。それはどう見ても男の肉棒と同じくらいの太さのある、バイブだった。
「ほら、柔らかなものだ。もう楽に呑み込める。きっと気持ちいいよ」
改めて野坂はまだ閉まりきらない肛門にたっぷりとローションを垂らし、バイブにもローションを垂らして手で塗した。そしてそれをアナルにあてがうと、じんわりとねじ込み始めた。
いったん引いていた痛みが戻ってくる。
「きついわ、無理ですぅ‥‥‥」
妙子が何を言っても無駄で、その先端が躯の中に没し始めてしまった。
「力を抜いて、口で大きく息をするんだ。力が入っていると、また痛むぞ」
言われた通りに、妙子は口で深呼吸をして、少しでも肛門を柔らかくするようにした。しかし、元々出すだけの器官であって、外からの何かを入れる所ではない。さらに、通常は意識しなくても水も漏らさぬように括約筋が締め付けている所である。いくら拡張をしたからと言っても、そう簡単ではなかった。
しかし、野坂は馴れているようで、抜き差ししながら巧みに挿入していく。
肛門が強引に押し開かれ、また痛みが戻ってきた。だが、幸いさっきのような引き裂かれるような痛みではなく、鈍い痛みだった。それでも、肛門に太いものを噛まされる違和感が妙子を悩ます。
「ああ、変な感じ。それにやっぱり痛いわ」
「そうか、じゃあ」
野坂はバイブのスイッチを入れた。ブーンと音がして、僅かにバイブが振動し始めた。強くはないが細かい振動で、どちらかと言うと震えるというような振動だった。その震えは、肛門壁を痺れさせるような感じだった。
「あぅっ!」
その振動が肛門壁から括約筋まで震えさせて、括約筋が締め付ける力も弱めてしまったようで、痛みも和らいできた。バイブの震えが躯の中まで揺すってくる。
ようやく滑らかに動くようになったバイブを、野坂は奥まで挿入した。先端は多分肛門を突き抜けて結腸にまで潜り込んでいるだろう。大腸には神経が無いので、妙子には分からない。
ゆっくりとした抽送がはじまった。びっしりと肛門に詰まったバイブが、肛門壁を震えながら擦りあげる。それは快感と言うより、焦燥を呼び起こすような感じを妙子に与え続けて、何回も繰り返された。
肛門はすっかり緩み、妙子はいつの間にか荒い息をつき、バイブの震えに囚われてしまっていた。その震えは秘筒にも伝わり、クリトリスの根を刺激していた。
「ああぅ~~」
思わず妙子は声を上げ、軽いエクスタシーを感じてしまっていた。
<お尻で感じるなんて>
妙子には思ってもいなかったことだった。しかし、これでまた奴隷として一歩進んだことを実感していた。

ご訪問の記念にクリックして、ランキングを上げて下さい。
「だいぶ柔らかくなったが、まだ足らないな。これでもう少し押し開いてやろう」
妙子の目の前に突き付けられたのは、円筒形の黒いディルドのような物だった。根元に鍔が付いていて、そこからホースが伸び、その先に空気を送る握り玉のポンプが付いている。
妙子は何も言わずに、ボーっとそれを眺めていた。
「これを握ったり緩めたりすると、空気が送りこまれて太くなっていく。これでもう少し広げてやるよ。そうすれば、実際につながった時、痛まなくなる。」
そう言いながら野坂は握り玉を何回か握った。その度に空気が送られて、その円筒形の物体が徐々に太くなってくる。
「怖い‥‥‥」
「大丈夫だよ、安全ホールが付いていて、無理な力が掛からないようになっている。でも、最後になると少し痛むかな」
いったん空気を抜くと、野坂はそれにもアナルローションをたっぷり塗すと、妙子の肛門に差し込んだ。空気が抜けたので細くなっている。拡張ディルドで開かれた肛門に楽に入っていった。
鍔の所まで押し込むと、片手で抜けないように押え、もう片方の手で握り玉を握る。数回繰り返すと、拡張バルーンとでもいうような物が、肛門一杯に広がって抜けなくなった。
さらに野坂が握り玉を押し潰す。空気が送りこまれて、拡張バルーンが膨らみ、妙子の肛門を無理やり広げようとした。ディルドで拡張されてはいたが、バルーンの太さはそれを超えて膨らんでいた。
「ヒィ~~~痛い!」
「我慢するんだ、あと少しだから」
少し時間をおいて、また空気が送りこまれて太くなる。その度に、妙子は肛門を引き裂かれるような、鋭い痛みに見舞われた。
じっと歯を食いしばり耐えているうちに、その太さに慣れるのか、痛みが軽減していく。だが、少し痛みが引くとまた空気が送られて、激痛が妙子を襲う。
「いやぁ~~~、助けてぇぇ」
我慢しきれなくなり、悲鳴を上げて許しを請うが、そんなことに野坂が耳を貸す訳はなかった。ともかく、この段階を通り越して、アナルを拡張し、奴隷として完成させなければならない。野坂もいまが肝心な所だと、注意深く、しかし情け容赦なく拡げていった。
何回も拡げられて、妙子が気息奄々になった頃、すぅっと空気が抜けた。そして、細くなったバルーンが引き出される。跡には拡張ディルドを抜かれた時よりさらに大きな穴が、口を開けたまま残った。
「よし、この位拡張すれば使えるだろう。試しにこれを咥えて貰おうか」
目の前に突き付けられた物を見て、妙子はすくみ上った。それはどう見ても男の肉棒と同じくらいの太さのある、バイブだった。
「ほら、柔らかなものだ。もう楽に呑み込める。きっと気持ちいいよ」
改めて野坂はまだ閉まりきらない肛門にたっぷりとローションを垂らし、バイブにもローションを垂らして手で塗した。そしてそれをアナルにあてがうと、じんわりとねじ込み始めた。
いったん引いていた痛みが戻ってくる。
「きついわ、無理ですぅ‥‥‥」
妙子が何を言っても無駄で、その先端が躯の中に没し始めてしまった。
「力を抜いて、口で大きく息をするんだ。力が入っていると、また痛むぞ」
言われた通りに、妙子は口で深呼吸をして、少しでも肛門を柔らかくするようにした。しかし、元々出すだけの器官であって、外からの何かを入れる所ではない。さらに、通常は意識しなくても水も漏らさぬように括約筋が締め付けている所である。いくら拡張をしたからと言っても、そう簡単ではなかった。
しかし、野坂は馴れているようで、抜き差ししながら巧みに挿入していく。
肛門が強引に押し開かれ、また痛みが戻ってきた。だが、幸いさっきのような引き裂かれるような痛みではなく、鈍い痛みだった。それでも、肛門に太いものを噛まされる違和感が妙子を悩ます。
「ああ、変な感じ。それにやっぱり痛いわ」
「そうか、じゃあ」
野坂はバイブのスイッチを入れた。ブーンと音がして、僅かにバイブが振動し始めた。強くはないが細かい振動で、どちらかと言うと震えるというような振動だった。その震えは、肛門壁を痺れさせるような感じだった。
「あぅっ!」
その振動が肛門壁から括約筋まで震えさせて、括約筋が締め付ける力も弱めてしまったようで、痛みも和らいできた。バイブの震えが躯の中まで揺すってくる。
ようやく滑らかに動くようになったバイブを、野坂は奥まで挿入した。先端は多分肛門を突き抜けて結腸にまで潜り込んでいるだろう。大腸には神経が無いので、妙子には分からない。
ゆっくりとした抽送がはじまった。びっしりと肛門に詰まったバイブが、肛門壁を震えながら擦りあげる。それは快感と言うより、焦燥を呼び起こすような感じを妙子に与え続けて、何回も繰り返された。
肛門はすっかり緩み、妙子はいつの間にか荒い息をつき、バイブの震えに囚われてしまっていた。その震えは秘筒にも伝わり、クリトリスの根を刺激していた。
「ああぅ~~」
思わず妙子は声を上げ、軽いエクスタシーを感じてしまっていた。
<お尻で感じるなんて>
妙子には思ってもいなかったことだった。しかし、これでまた奴隷として一歩進んだことを実感していた。

ご訪問の記念にクリックして、ランキングを上げて下さい。