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縄に堕ちて第18回:浣腸(2)

「こんな格好で、何するんですか」
「浣腸するんだ」
「えっ!」
「知っているだろう、浣腸して腹の中を綺麗にするんだ」
「‥‥‥」
妙子ももちろんそう言うことは知っていた。だが、自分の身にこんなに直ぐに襲ってくるとは考えていなかった。とは言っても、奴隷を志願して来た妙子としては、それを拒むことは出来ない。言葉を呑んで黙ってしまった。

「AVじゃないんだ。大量に注入して、噴水ショーをやるわけじゃない。目的だけ達すればいいんだから。SM研究会の関係する病院から提供された浣腸液だから安心だよ」
野坂は尻タブを開き、既に用意していたらしい潤滑クリームを肛門に塗る。そして、医療用のディスポーザブル浣腸器の長い嘴管を肛門に差し込んだ。
「うう‥‥‥」
浣腸液の入った本体は蛇腹式になっている。それ程大きくはない。野坂は片手で嘴管を押さえると、もう片方の手の指で蛇腹を挟むと、ゆっくりと潰していった。嘴管が長いので液が入っていく感覚は妙子には無かった。ただ、浣腸をされていると言うことは分かっているので、何となく液が入ってきたような感じがした。

「全部入ったよ。しばらくそのままで我慢するんだ」
妙子は尻を上げたまま、目をつぶってじっとしていた。直ぐには何も変化はない。だが、しばらくすると、下腹部がグルグルと鳴ってきた。
「いやぁ、お腹が気持ち悪いです」
「我慢できるだけ我慢するんだ。そうしないと、綺麗にならないぞ」
「うう‥‥‥」
下腹部が乗っている台は、意外と柔らかいので、妙子はそこに力を掛けられず、自分で起き上がることが出来ない。後手に縛られているだけで、ほとんど躰の自由は奪われてしまっている。

何分経っただろうか、グルグルという腹鳴が激しくなり、大腸から便が肛門を刺激し始めた。
さらに下腹部に差すような痛みが感じられる。
「おトイレに行かせてください」
「まだだな、肛門が膨れて来てないよ」
野坂は指先で、妙子の肛門をつついた。
「だめ、漏れちゃう‥‥‥」
「じゃぁこのままここで漏らすか」
「いやぁ~~、おトイレに行かせて」
妙子はもう恥ずかしさもかなぐり捨てて、台の上で身を揉むが、台が長いのでどうしようもない。

ググ、グゥ‥‥‥。外にも聞こええる腹鳴と差し込む痛さに、どうしようもなくなってきてしまった。懸命に肛門を締めても、押し出そうとする便意が勝ってきた。
「もうだめ、お願い!」
確かに肛門が盛り上がり、今にも噴き出しそうである。それを見て、野坂が背後の縄を持って、妙子の躰を起こした。
「あそこの窪みがトイレだ。自分で歩いて行け」
以前ここを使った時には、妙子は気づかなかったが、洗い場の片隅に窪みが口を開けている。その奥にトイレがあるのだろうと、妙子は後手縛りの不自由な躰で歩き始めた。しかし、便意は容赦しない。少しでも楽になるように、躰をかばって膝をやや折り、前屈みになりよちよちと進んだ。そんなに離れている訳ではないが、うっかり大股で歩けば悲惨なことになりそうで、妙子は思うように進めない。

あと少し、あとほんの少し‥‥‥自分に言い聞かせながら進んだが、躰を動かしたことが反って大腸に刺激となったらしい。
「あ、いやぁ~~~~」
悲痛な声と一緒に、妙子の尻タブから液体が漏れ始めてしまった。そうなるともう動けない。妙子はその場で腰を落とそうとした。だがそれも間に合わなかった。尻を汚さないように股を開いたとたん、一筋の褐色の液体が肛門からほとばしり出てしまった。
「ああ‥‥‥」
腰を半分落とし前かがみになりながら、妙子は洗い場で漏らし始めてしまった。
いったん液が途切れたが、卑猥な音と共に、浣腸液で柔らかくなった軟便が、ヌルヌルと肛門から溢れ出てきた。たちまち辺りに激しい異臭が漂う。それは妙子自身も苦しめた。
出したものが洗い場のタイルに盛り上がってくる。

下腹部は浣腸液で刺激され、大腸の顫動活動が益々活発になってくる。もう自分では止められなくなってしまっていた。
「あぅ~~ん」
殆ど泣き声のような呻きと共に、時折遠慮のない音を発しながら、次から次へと妙子は排便を続けていた。
「しょうがないな。いい歳をして、こんな所で漏らしちゃうなんて。臭くてしょうがないじゃないか」
「ごめんなさい‥‥‥ああ、またぁぁ~~」
いったん途切れたと思ったら、下腹部の激しい痛みと共に、茶褐色の塊がまた溢れてきた。

そんな繰り返しの後、それでも妙子を苦しめた排便も終わった。
「終わったか」
「はい」
蚊の鳴くような声で、妙子は終わりを告げた。
野坂はシャワーを出して、洗い場に盛り上がった便と辺りに散った液を洗い流した。
「腰を突きだすんだ」
その言葉で、恥ずかしさをこらえて、妙子が中腰で尻タブを突きだす。そこにもシャワーの激しい水流が当たった。たちまちの内に股間の汚れは洗い流された。




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2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
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