縄に堕ちて第17回:浣腸(1)
「逝ってしまったか」
呟くと野坂は低周波治療器のスイッチを切った。それでも妙子は、まだヒクヒクと痙攣を繰り返している。
野坂はそんな妙子をしげしげと眺めた。
上半身を磔にされた成熟した女体、そこに巻かれたおしめ、そして失禁をしながらアクメに達した姿は、野坂にとって何物にも代えがたいものだった。
<素晴らしい女(ひと)にめぐり逢った。大切にしなければ>
つくづくとそう思った。ただ、大切にするという意味が、ノーマルな関係とは違っているが。
ディルド猿轡を外して、目隠しも取り去った。
「はぁ‥‥‥」
妙子は大きく息をつく。そして何回も深呼吸を繰り返していた。それでも、眩しいように細めた目で自分の股間を見た。おむつで包まれたそこは、何ともアンバランスである。その上大量に漏らしてしまっている。
「恥ずかしい‥‥‥」
「沢山漏らしちゃったようだな。音まで聞こえたぞ」
「いやぁ」
野坂は妙子をじらすように、ゆっくりとテープ部を剥がしていった。テープ部が左右に開かれて、股間に当てられている所が剥き出しになった。むっとした臭いが広がる。
「ああ‥‥‥」
「自分が出したものじゃないか」
ゆっくりと股間を覆っていたおむつが剥がされて、マットに上に広げられた。布おむつと違い、ほとんどは尿パッドに吸収されている。だがその周囲も濡れてしまっていた。
格子に両腕を拡げられて、その上股も開かれて身動きできず、大量に漏らしたおむつを前に、妙子はただ羞恥に染まっていた。しかし、それが何故かぞくぞくするような感じで、躯の奥が疼いてきそうだった。
散々恥ずかしがらせた後、野坂は全ての拘束を解き、妙子を座敷牢に入れた。
「昼飯を持ってきてやるから、それを食べてしばらく休んでいるんだ」
野坂のその言葉通り、コンビニ弁当のような昼食と、ペットボトルの飲料水が与えられた。
今日からはお客様ではないんだと、妙子は前回の扱いとの格差に実感した.
座敷牢の中には、粗末なベッドがあった。ベッドと言うより、台の上に防水シートで包まれたマットレスが載っているだけで、その上にタオルケットが置かれていた。
妙子はタオルケットを裸身にまとうと、つくねんとベッドに腰かけていた。
どの位時間が経ったか、妙子には分からなかったが、縄の束を持って野坂が戻ってきた。妙子はそれを見ると、立ち上がって自ら両腕を後ろに回した。
そこに縄が巻き付き、胸を締め上げてがっしりと後ろ手縛りにされていく。その拘束感で、妙子はまた縄の世界に自然に入り込んでいた。
「‥‥‥ああ‥‥‥」
ひとりでに首を折り、目をうっとりと閉じて、深い息を吐く。完全に奴隷としての受縛の姿勢になっていた。
縦縄が通されて、その縄尻が腰を締め上げる。さらに後手に縛った縄に絡めて、縄尻が処理された。これで、腕は全く動かせなくなった。
「風呂場に行くんだ」
部屋を出て、野坂の指示する通り廊下を歩んで、バスルームに進んだ。前回とは逆の方向から来たが、見覚えのある特別に増設されたバスルームの引き戸の前に来た。
豪華な脱衣所を素通りして、洗い場に入った。
前に来た時に使った浴室だが、その時には無かった物が置いてあった。
バスマットと黒い防水シートで包まれた、一辺が30センチほどの柱状のものである。長さが2メートル近くはあり、バスマットの上にほぼ直角に横たわっていた。
「その台の上に腹を乗せて、うつ伏せになるんだ」
そう言われて、マットレスの上に膝を着いて、上半身を前に倒した。下腹部だけが台に乗り、頭部はマットレスの上に落ち、腰が高く突きあがる。
台は見た目より柔らかく、少し体が沈み、そのまま妙子は動けなくなってしまった。何とか股を合わせているが、後ろから見ると恥ずかしい所は剥き出しだった。

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呟くと野坂は低周波治療器のスイッチを切った。それでも妙子は、まだヒクヒクと痙攣を繰り返している。
野坂はそんな妙子をしげしげと眺めた。
上半身を磔にされた成熟した女体、そこに巻かれたおしめ、そして失禁をしながらアクメに達した姿は、野坂にとって何物にも代えがたいものだった。
<素晴らしい女(ひと)にめぐり逢った。大切にしなければ>
つくづくとそう思った。ただ、大切にするという意味が、ノーマルな関係とは違っているが。
ディルド猿轡を外して、目隠しも取り去った。
「はぁ‥‥‥」
妙子は大きく息をつく。そして何回も深呼吸を繰り返していた。それでも、眩しいように細めた目で自分の股間を見た。おむつで包まれたそこは、何ともアンバランスである。その上大量に漏らしてしまっている。
「恥ずかしい‥‥‥」
「沢山漏らしちゃったようだな。音まで聞こえたぞ」
「いやぁ」
野坂は妙子をじらすように、ゆっくりとテープ部を剥がしていった。テープ部が左右に開かれて、股間に当てられている所が剥き出しになった。むっとした臭いが広がる。
「ああ‥‥‥」
「自分が出したものじゃないか」
ゆっくりと股間を覆っていたおむつが剥がされて、マットに上に広げられた。布おむつと違い、ほとんどは尿パッドに吸収されている。だがその周囲も濡れてしまっていた。
格子に両腕を拡げられて、その上股も開かれて身動きできず、大量に漏らしたおむつを前に、妙子はただ羞恥に染まっていた。しかし、それが何故かぞくぞくするような感じで、躯の奥が疼いてきそうだった。
散々恥ずかしがらせた後、野坂は全ての拘束を解き、妙子を座敷牢に入れた。
「昼飯を持ってきてやるから、それを食べてしばらく休んでいるんだ」
野坂のその言葉通り、コンビニ弁当のような昼食と、ペットボトルの飲料水が与えられた。
今日からはお客様ではないんだと、妙子は前回の扱いとの格差に実感した.
座敷牢の中には、粗末なベッドがあった。ベッドと言うより、台の上に防水シートで包まれたマットレスが載っているだけで、その上にタオルケットが置かれていた。
妙子はタオルケットを裸身にまとうと、つくねんとベッドに腰かけていた。
どの位時間が経ったか、妙子には分からなかったが、縄の束を持って野坂が戻ってきた。妙子はそれを見ると、立ち上がって自ら両腕を後ろに回した。
そこに縄が巻き付き、胸を締め上げてがっしりと後ろ手縛りにされていく。その拘束感で、妙子はまた縄の世界に自然に入り込んでいた。
「‥‥‥ああ‥‥‥」
ひとりでに首を折り、目をうっとりと閉じて、深い息を吐く。完全に奴隷としての受縛の姿勢になっていた。
縦縄が通されて、その縄尻が腰を締め上げる。さらに後手に縛った縄に絡めて、縄尻が処理された。これで、腕は全く動かせなくなった。
「風呂場に行くんだ」
部屋を出て、野坂の指示する通り廊下を歩んで、バスルームに進んだ。前回とは逆の方向から来たが、見覚えのある特別に増設されたバスルームの引き戸の前に来た。
豪華な脱衣所を素通りして、洗い場に入った。
前に来た時に使った浴室だが、その時には無かった物が置いてあった。
バスマットと黒い防水シートで包まれた、一辺が30センチほどの柱状のものである。長さが2メートル近くはあり、バスマットの上にほぼ直角に横たわっていた。
「その台の上に腹を乗せて、うつ伏せになるんだ」
そう言われて、マットレスの上に膝を着いて、上半身を前に倒した。下腹部だけが台に乗り、頭部はマットレスの上に落ち、腰が高く突きあがる。
台は見た目より柔らかく、少し体が沈み、そのまま妙子は動けなくなってしまった。何とか股を合わせているが、後ろから見ると恥ずかしい所は剥き出しだった。

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