縄に堕ちて第15回:磔とおむつ
部屋の隅に立てかけてあるマットレスを、野坂は引きずってきた。ベッドのマットレスほど厚くはないが、防水シートに包まれてかなりしっかりしている。それを座敷牢の格子に接して直角に置いた。そしてぐったりしている妙子をチェンブロックのフックから外すと、そのマットレスの上に、仰向けに横たえた。
妙子は、意識は戻りつつあったが、完全に力が抜けている。
棚から大人用の紙おむつ等を持ってくると、野坂は妙子の腰を持ち上げて、その下に敷き込んだ。その後、両脚を拡げると股間を通して下腹部に持ち上げた。腰の左右からテープ部を前に回して、しっかりと止めた。
股間に当たっている所は、尿取りパッドがあるためにぼってりと厚ぼったい。さらに豊かな腰が包まれているのでよく目立った。
おむつをされる感覚で、妙子は完全に意識を取り戻した。
「何をしたのですか」
「気が付いたか。じゃぁ起きて自分の目で見るんだ」
野坂は妙子の上半身を起こすと、少しずらして座敷牢の格子に寄りかからせた。そして両手を上に持ち上げて縄尻を格子に絡めて縛り付けた。
「ああ‥‥‥」
彼女は自分の腰を見て、何とも言えない声を漏らした。それが何だか分かった。ため息とも違い、その状態を受け入れざるを得ない諦めの声のようだった。
「分かるだろう、おしめをしてやったんだ。前の時みたいに、調教の途中で漏らすのは恥ずかしいだろう」
「‥‥‥」
余りにも無様な自分の腰に、妙子は声もなかった。確かに前回は見られながら排尿させられた。初めての経験だったし、確かに身も細るような恥ずかしさだった。しかし、三十路も半ばの成熟した躰に、たとえ大人用のものとは言え、おむつが巻き付いているのも恥ずかしかしい。さらに、おむつに妨げられて、股を完全には閉じられない。逆らっても哀願しても許してはもらえないだろう。
「散々鞭で痛められたので、しばらく休ませてやるよ。でも、ただ休んでいるだけじゃ退屈だろう。すこし楽しませてあげよう」
野坂は棚から持ってきたパッドを、妙子の乳首を覆って乳房に貼り付けた。片方だけでなく、両方である。パッドからはコードが伸びていたが、とりあえずそのままにされた。さらに、その上から四センチ位の幅の布ベルトが巻かれて、胸の膨らみを締め上げると、マジックベルトで固定された。
「何を‥‥‥」
「後のお楽しみだ」
野坂は妙子の躰からほどいた縄を拾い集めてきた。そして、妙子の上半身を牢の格子に沿わせると、格子に括り付けていった。
妙子は胸の膨らみの上下、おむつを巻かれている直ぐ上の腰を、格子に固定されてしまった。しっかりと締めあげられて、妙子はまた強い拘束感を与えられた。上半身を縄で抱き締められているような拘束感に、彼女はつい恍惚となってしまった。
何故か自分でも分からないが、その想いには懐かしさもあるようだし、幸福感もあるようだった。
そんな状態に陥ってしまった妙子の両手首を、野坂はは一旦自由にした。そして片方の腕を格子の横桟にそって水平に広げると、手首を縛り付けた。さらに前腕の肘に近い所、二の腕そして肩の近くを、同じ横桟に括った。反対側の腕も同じように縛り付けた。丁度十字型の磔柱に架けられたのと同じである。これで妙子の上半身は完全に固定されてしまった。
「どうだい、こういう緊縛も」
「気持ちいいです」
「そうか、その内本格的に磔柱に架けてやるよ。それも、高い柱に」
「はい‥‥‥」
そんなことを言いながら足首に縄を巻きつけひっぱると、野坂はマットレスの脇の持ち手にくぐらせて縄止めをした。反対側も同じように開かれる。妙子の脚はVの字型に固定されてしまった。Vの字の頂点は、ぼってりとしたおむつである。
妙子はそんな状態で、完全に縄に身を委ねてしまっていた。まるでうっとりとしているかのように、軽く目をつぶって、うなだれていた。

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妙子は、意識は戻りつつあったが、完全に力が抜けている。
棚から大人用の紙おむつ等を持ってくると、野坂は妙子の腰を持ち上げて、その下に敷き込んだ。その後、両脚を拡げると股間を通して下腹部に持ち上げた。腰の左右からテープ部を前に回して、しっかりと止めた。
股間に当たっている所は、尿取りパッドがあるためにぼってりと厚ぼったい。さらに豊かな腰が包まれているのでよく目立った。
おむつをされる感覚で、妙子は完全に意識を取り戻した。
「何をしたのですか」
「気が付いたか。じゃぁ起きて自分の目で見るんだ」
野坂は妙子の上半身を起こすと、少しずらして座敷牢の格子に寄りかからせた。そして両手を上に持ち上げて縄尻を格子に絡めて縛り付けた。
「ああ‥‥‥」
彼女は自分の腰を見て、何とも言えない声を漏らした。それが何だか分かった。ため息とも違い、その状態を受け入れざるを得ない諦めの声のようだった。
「分かるだろう、おしめをしてやったんだ。前の時みたいに、調教の途中で漏らすのは恥ずかしいだろう」
「‥‥‥」
余りにも無様な自分の腰に、妙子は声もなかった。確かに前回は見られながら排尿させられた。初めての経験だったし、確かに身も細るような恥ずかしさだった。しかし、三十路も半ばの成熟した躰に、たとえ大人用のものとは言え、おむつが巻き付いているのも恥ずかしかしい。さらに、おむつに妨げられて、股を完全には閉じられない。逆らっても哀願しても許してはもらえないだろう。
「散々鞭で痛められたので、しばらく休ませてやるよ。でも、ただ休んでいるだけじゃ退屈だろう。すこし楽しませてあげよう」
野坂は棚から持ってきたパッドを、妙子の乳首を覆って乳房に貼り付けた。片方だけでなく、両方である。パッドからはコードが伸びていたが、とりあえずそのままにされた。さらに、その上から四センチ位の幅の布ベルトが巻かれて、胸の膨らみを締め上げると、マジックベルトで固定された。
「何を‥‥‥」
「後のお楽しみだ」
野坂は妙子の躰からほどいた縄を拾い集めてきた。そして、妙子の上半身を牢の格子に沿わせると、格子に括り付けていった。
妙子は胸の膨らみの上下、おむつを巻かれている直ぐ上の腰を、格子に固定されてしまった。しっかりと締めあげられて、妙子はまた強い拘束感を与えられた。上半身を縄で抱き締められているような拘束感に、彼女はつい恍惚となってしまった。
何故か自分でも分からないが、その想いには懐かしさもあるようだし、幸福感もあるようだった。
そんな状態に陥ってしまった妙子の両手首を、野坂はは一旦自由にした。そして片方の腕を格子の横桟にそって水平に広げると、手首を縛り付けた。さらに前腕の肘に近い所、二の腕そして肩の近くを、同じ横桟に括った。反対側の腕も同じように縛り付けた。丁度十字型の磔柱に架けられたのと同じである。これで妙子の上半身は完全に固定されてしまった。
「どうだい、こういう緊縛も」
「気持ちいいです」
「そうか、その内本格的に磔柱に架けてやるよ。それも、高い柱に」
「はい‥‥‥」
そんなことを言いながら足首に縄を巻きつけひっぱると、野坂はマットレスの脇の持ち手にくぐらせて縄止めをした。反対側も同じように開かれる。妙子の脚はVの字型に固定されてしまった。Vの字の頂点は、ぼってりとしたおむつである。
妙子はそんな状態で、完全に縄に身を委ねてしまっていた。まるでうっとりとしているかのように、軽く目をつぶって、うなだれていた。

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