縄に堕ちて第10回:崩壊への道(2)
「あぅ~~」
ボルチオを刺激されて、妙子はほとんど夢見心地になってしまっていた。
さらに彼はディルドを抜き差しし始めた。肉壺の粘膜がゆっくりと刺激される。ただ前後に動かすだけではない。微妙にこねる様に動かされるので、まるで中を探られているようだった。
突然、深い快感が沸き起こった。
「あぅ、ああ~~~~凄い、気持ちいい‥‥‥」
躰が動かせたら、身を揉むところだが、ただ自由になっている片脚をヒクヒクと動かしただけだった。それでも、その反応は彼には伝わった。
「よし、そこがポイントなんだな。しっかりGスポットもある。マ〇コも敏感そうだ。なんで亭主では感じなかったのかな。縄という薬味が必要だったのか」
彼が呟く言葉に、妙子も納得していた。そして、今はただただ彼の与える責めに身を任せて、その快癒を味わっていた。
「よし、それじゃあ、もっと悦ばせてやろう」
かれは一旦ディルドを抜くと、その根元のお椀型の所に、電マのヘッドをはめ込んだ。さっき胸を嬲っていた電マより一回り大きく、胴体の上部に縄が巻かれて、そこから3本の縄がぶら下がっている。
彼はまた妙子の股を開くと、ディルドの先端を肉壺へ挿入した。すっかりぬるぬるになっているので簡単に呑み込んでいく。
「あぅ!」
奥まで押込み、さらに電マで突き上げる。そこまで済ませると、電マの胴から伸びている縄を、前の2本は鼠径部を通り、後ろの1本は尻の割れ目を通って、腰を柱に縛り付けている縄にくぐらせて、引き絞った。それで電マが上に引かれて、ディルドが妙子の躯の奥深くまで呑み込まされてしまった。
「準備が終わったぞ。目を開けて鏡を見るんだ」
そう言われて、妙子はちらりと視線を走らせた。
「‥‥‥」
股の間から電マをぶら下げている自分の姿に、一瞬言葉を呑んでしまった。
「情けない‥‥‥」
「これがこれからお前を可愛がってくれる。今まで知らなかった恍惚の極致に連れていってくれる。じっくり味わうんだな」
彼の手が電マのスイッチを入れる。電マが振動し、その振動が肉壺の奥深くまで呑み込まされているディルドに伝わる。
「ああぁ‥‥‥」
小さく呻いたが、急激な刺激ではなかった。ただ今まで知らなかった細かい振動が膣壁全体に伝わる。だが我慢して我慢できないことは無い。
妙子はじっと目を閉じてその振動に耐えていた。しかし、時間が経つに従って、まるで撫でるようだった細かい振動が、段々躯の中に浸み込んできた。
彼が電マのスイッチを調節して振動を大きくした。微細な振動が躯に浸み込んできた時と同じタイミングである。肉壺全体に大きな振動が波及した。膣壁だけでない。先端が子宮口も震わせる。
直接電マで刺激されるのではなく、まるで本物のような感触のディルドを介しての、ややソフトなの刺激だった。それだけに躯に浸み込んでくるし、肉壺の感覚の鋭いポイントも刺激してくる。それが急に大きな振動になった。
躯の中に甘美な思いが広がってくる。それとは別に、官能的な刺激が襲ってくる。
「ああぅ、いやぁぁ」
「どうした‥‥‥」
「きかないで、だめぇ変な感じ‥‥‥どうしよう‥‥‥」
益々大きくなってくる愉悦に妙子は戸惑っていた。
「うう、ああぅ気持ちいい‥‥‥」
躯の中に広がった快感の塊が、頭の中まで占領してきた。
「いやぁぁ~~~、ああぅ」
妙子はギシギシに柱に縛り付けられている。躰をくねらせて今の快感を味わいたいが、それも出来ない。
脚を動かすのも疲れてしまっている。ただ激しく息をしながら、頭を左右に振って迫ってくるエクスタシーから逃れようとしているかのようである。
「今までアクメを知らなかったんだな。これがアクメだ、その行きつくところで、気持ちも吹っ飛んでしまう。それが逝くということだ。たっぷり味わえ」
「あああぅ、だめぇぇーーー」
頭の中を占めてしまった官能的な甘美な塊が光を放って、真っ白になってさらに輝き始めた。妙子は、もうどうしていいのか分からない。
「ヒィィ~~~、だめぇぇ~~~~」
「そら、逝くんだ」
「ああ、アッ、あ~~~~~」
吊り下がっている両脚がピクンと動き、さらに脚の指がギュッと丸められた。
それに次いで、ぐっと伸びる。
「ひぃ~~~~~いくぅ~~~~~あああ、あっ」
頭の中で光の玉が爆発するような激しい愉悦と同時に、躯を貫く大きな快感に、叫ぶような声を出して、妙子は絶頂を告げてしまっていた。
縛られた躰も縄を意識せずに突っ張らせた後、急に力が抜けて、だらりとしてしまった。顔もがっくりと伏せてしまったが、快感の炎は燃え続けていた。

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ボルチオを刺激されて、妙子はほとんど夢見心地になってしまっていた。
さらに彼はディルドを抜き差しし始めた。肉壺の粘膜がゆっくりと刺激される。ただ前後に動かすだけではない。微妙にこねる様に動かされるので、まるで中を探られているようだった。
突然、深い快感が沸き起こった。
「あぅ、ああ~~~~凄い、気持ちいい‥‥‥」
躰が動かせたら、身を揉むところだが、ただ自由になっている片脚をヒクヒクと動かしただけだった。それでも、その反応は彼には伝わった。
「よし、そこがポイントなんだな。しっかりGスポットもある。マ〇コも敏感そうだ。なんで亭主では感じなかったのかな。縄という薬味が必要だったのか」
彼が呟く言葉に、妙子も納得していた。そして、今はただただ彼の与える責めに身を任せて、その快癒を味わっていた。
「よし、それじゃあ、もっと悦ばせてやろう」
かれは一旦ディルドを抜くと、その根元のお椀型の所に、電マのヘッドをはめ込んだ。さっき胸を嬲っていた電マより一回り大きく、胴体の上部に縄が巻かれて、そこから3本の縄がぶら下がっている。
彼はまた妙子の股を開くと、ディルドの先端を肉壺へ挿入した。すっかりぬるぬるになっているので簡単に呑み込んでいく。
「あぅ!」
奥まで押込み、さらに電マで突き上げる。そこまで済ませると、電マの胴から伸びている縄を、前の2本は鼠径部を通り、後ろの1本は尻の割れ目を通って、腰を柱に縛り付けている縄にくぐらせて、引き絞った。それで電マが上に引かれて、ディルドが妙子の躯の奥深くまで呑み込まされてしまった。
「準備が終わったぞ。目を開けて鏡を見るんだ」
そう言われて、妙子はちらりと視線を走らせた。
「‥‥‥」
股の間から電マをぶら下げている自分の姿に、一瞬言葉を呑んでしまった。
「情けない‥‥‥」
「これがこれからお前を可愛がってくれる。今まで知らなかった恍惚の極致に連れていってくれる。じっくり味わうんだな」
彼の手が電マのスイッチを入れる。電マが振動し、その振動が肉壺の奥深くまで呑み込まされているディルドに伝わる。
「ああぁ‥‥‥」
小さく呻いたが、急激な刺激ではなかった。ただ今まで知らなかった細かい振動が膣壁全体に伝わる。だが我慢して我慢できないことは無い。
妙子はじっと目を閉じてその振動に耐えていた。しかし、時間が経つに従って、まるで撫でるようだった細かい振動が、段々躯の中に浸み込んできた。
彼が電マのスイッチを調節して振動を大きくした。微細な振動が躯に浸み込んできた時と同じタイミングである。肉壺全体に大きな振動が波及した。膣壁だけでない。先端が子宮口も震わせる。
直接電マで刺激されるのではなく、まるで本物のような感触のディルドを介しての、ややソフトなの刺激だった。それだけに躯に浸み込んでくるし、肉壺の感覚の鋭いポイントも刺激してくる。それが急に大きな振動になった。
躯の中に甘美な思いが広がってくる。それとは別に、官能的な刺激が襲ってくる。
「ああぅ、いやぁぁ」
「どうした‥‥‥」
「きかないで、だめぇ変な感じ‥‥‥どうしよう‥‥‥」
益々大きくなってくる愉悦に妙子は戸惑っていた。
「うう、ああぅ気持ちいい‥‥‥」
躯の中に広がった快感の塊が、頭の中まで占領してきた。
「いやぁぁ~~~、ああぅ」
妙子はギシギシに柱に縛り付けられている。躰をくねらせて今の快感を味わいたいが、それも出来ない。
脚を動かすのも疲れてしまっている。ただ激しく息をしながら、頭を左右に振って迫ってくるエクスタシーから逃れようとしているかのようである。
「今までアクメを知らなかったんだな。これがアクメだ、その行きつくところで、気持ちも吹っ飛んでしまう。それが逝くということだ。たっぷり味わえ」
「あああぅ、だめぇぇーーー」
頭の中を占めてしまった官能的な甘美な塊が光を放って、真っ白になってさらに輝き始めた。妙子は、もうどうしていいのか分からない。
「ヒィィ~~~、だめぇぇ~~~~」
「そら、逝くんだ」
「ああ、アッ、あ~~~~~」
吊り下がっている両脚がピクンと動き、さらに脚の指がギュッと丸められた。
それに次いで、ぐっと伸びる。
「ひぃ~~~~~いくぅ~~~~~あああ、あっ」
頭の中で光の玉が爆発するような激しい愉悦と同時に、躯を貫く大きな快感に、叫ぶような声を出して、妙子は絶頂を告げてしまっていた。
縛られた躰も縄を意識せずに突っ張らせた後、急に力が抜けて、だらりとしてしまった。顔もがっくりと伏せてしまったが、快感の炎は燃え続けていた。

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