縄に堕ちて第8回:宙吊りでの失禁
「だんだん良くなるだろう。もっと責めてやるぞ」
「お願いします‥‥‥ああ‥‥‥うれしい」
まるでうわ言だった。
電マを持ってくると、彼はスイッチを入れて、縄に挟まれて潰されたようになっている鴇色の珠に軽く当てた。
「ああっ」
躯に浸み込むような快感に、妙子は声を上げた。縄に挟まれているだけでも、刺激が強い。それの先端に、微妙に振動する電マの頭が当てられたのだからたまらない。
「いい‥‥‥ああ~~」
「これだけで感じまくっているのか」
「恥ずかしい、言わないで‥‥‥」
「よし、もう少し厳しくしてやる」
彼は一旦電マを止めて廊下に置くと、妙子の足元に屈んだ。そして、妙子が立っている台を引き抜いた。
僅かだが、ズズッと妙子の躰が下がる。それと同時に腕を上に吊っている縄がぴんと張り、躰を柱に括り付けている縄が、一段と喰い込んでくる。
「アア!」
厳しい拘束感に妙子は呻いたが、妙子の体重は何本もの縄に分散されて支えられているし、両腕も上に引かれているので、見た目ほど苦しくはなかった。
ただ、縄が掛かっていない下半身はぶらりと浮いてしまって、力が入らない。台に載っていた時は両股を捩じるようにして、恥ずかしい所を少しでも隠そうとしていたが、それも出来ず、両脚はだらりと垂れてしまった。必死に合わせるが、疲れくるとそれも緩んでしまう。
彼は少し離れてそんな妙子を見ていた。
「素晴らしいよ。妙子は縄がよく似合う。しばらくそうやって縄を味わってもらおう。そうだ、自分の姿を見ながらなら、もっと楽しめるだろう」
彼は姿見を持ってくると、妙子が自分の姿を見える位置に置いた。廊下の幅が狭いので、斜めの姿が映っている。
「‥‥‥」
強い拘束に、声も出せないほど縄の世界に没頭してしまった妙子は、もう抗うことも無く、力を抜いてしまった。
夏の午後の明るい光と、辺りを包むような蝉の鳴き声の中で、縁側に飾られたように妙子は縛られていた。
恥ずかしいという意識は段々薄れてきて、時々自分の姿を鏡の中に見て、うっとりとしていた。
<苦しいけど、これが望んでいた姿>
そう思いながら、あたかも陶酔したように、自然に力が抜けて行ってしまった。
さっきみたいに胸を愛して貰いたい‥‥‥そんな気持ちにもなっていた。
しばらく、妄想と夢想の中を揺蕩っていたが、それも長くは続かなかった。妙子を生理的な欲求が襲ってきた。
「ご主人様、少しだけ自由にして下さい」
思い切って哀願してみた。
「うん、どうしたんだ」
「縄を解いてください」
「なんで?」
「‥‥‥」
「言わなきゃわからないよ」
「‥‥‥おトイレに‥‥‥‥‥‥」
躰中が朱に染まるのではないかと思うほど恥ずかしいことを、妙子は口に出してしまった。長い時間、トイレに行っていなかったので無理もない。しかし、こんな場面で‥‥‥妙子は自分の躯が恨めしかった。
「そう言われても、この縄を解くのには時間が掛かるぞ。そうだ、ちょっと我慢してろ」
そう言うと、彼は部屋に入っていったが直ぐに直径が30センチ弱のプラスチックの洗い桶を持ってきた。
「これを股に挟んで、この中にするんだ」
「えっ、そんなこと‥‥‥出来ません」
「じゃあ、そのまま漏らすんだな」
「いやぁ~~~」
「じゃあこれを挟んで」
彼は片手を妙子の太腿に掛けて、強引に桶を股の間に入れた。そうされると、宙に浮いてしまった両脚は、自然にその桶を挟んでしまう。
無毛にされてしまった秘部も割れて、何とも恥ずかしい格好になっている。その上、姿見で妙子にも見えてしまう。
「ああ‥‥‥情けない‥‥‥」
「落としても拾ってやらないぞ」
もうどうしようもない。諦めにも似た気持ちになってしまい、妙子は必死に締めていた尿道を緩めてしまった。
「ああ、いやぁ~~~」
秘裂から、たらたらと漏れ始めしまった。そうなると止めようもない。直ぐに一筋の水流が流れ出した。そして、それが桶の底に音を立てて落ちる。自分の漏らした小水が洗い桶の底を叩く音に、妙子の羞恥心はさらに大きくなった。かといって、それから逃れることも出来ず、消えいらんばかりの思いの中で耐えていた。
その恥ずかしさの中で、我慢していたものが放出される開放感に、心地よさも感じていた。
妙子にはずいぶん長い時間に感じられたが、やがて終わった。
まともに彼の顔を見ることも出来ず、妙子は躰に喰い込んでくる縄に身を委ね、両脚で桶を支えたまま、柱に吊り下がっているほかなかった。

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「お願いします‥‥‥ああ‥‥‥うれしい」
まるでうわ言だった。
電マを持ってくると、彼はスイッチを入れて、縄に挟まれて潰されたようになっている鴇色の珠に軽く当てた。
「ああっ」
躯に浸み込むような快感に、妙子は声を上げた。縄に挟まれているだけでも、刺激が強い。それの先端に、微妙に振動する電マの頭が当てられたのだからたまらない。
「いい‥‥‥ああ~~」
「これだけで感じまくっているのか」
「恥ずかしい、言わないで‥‥‥」
「よし、もう少し厳しくしてやる」
彼は一旦電マを止めて廊下に置くと、妙子の足元に屈んだ。そして、妙子が立っている台を引き抜いた。
僅かだが、ズズッと妙子の躰が下がる。それと同時に腕を上に吊っている縄がぴんと張り、躰を柱に括り付けている縄が、一段と喰い込んでくる。
「アア!」
厳しい拘束感に妙子は呻いたが、妙子の体重は何本もの縄に分散されて支えられているし、両腕も上に引かれているので、見た目ほど苦しくはなかった。
ただ、縄が掛かっていない下半身はぶらりと浮いてしまって、力が入らない。台に載っていた時は両股を捩じるようにして、恥ずかしい所を少しでも隠そうとしていたが、それも出来ず、両脚はだらりと垂れてしまった。必死に合わせるが、疲れくるとそれも緩んでしまう。
彼は少し離れてそんな妙子を見ていた。
「素晴らしいよ。妙子は縄がよく似合う。しばらくそうやって縄を味わってもらおう。そうだ、自分の姿を見ながらなら、もっと楽しめるだろう」
彼は姿見を持ってくると、妙子が自分の姿を見える位置に置いた。廊下の幅が狭いので、斜めの姿が映っている。
「‥‥‥」
強い拘束に、声も出せないほど縄の世界に没頭してしまった妙子は、もう抗うことも無く、力を抜いてしまった。
夏の午後の明るい光と、辺りを包むような蝉の鳴き声の中で、縁側に飾られたように妙子は縛られていた。
恥ずかしいという意識は段々薄れてきて、時々自分の姿を鏡の中に見て、うっとりとしていた。
<苦しいけど、これが望んでいた姿>
そう思いながら、あたかも陶酔したように、自然に力が抜けて行ってしまった。
さっきみたいに胸を愛して貰いたい‥‥‥そんな気持ちにもなっていた。
しばらく、妄想と夢想の中を揺蕩っていたが、それも長くは続かなかった。妙子を生理的な欲求が襲ってきた。
「ご主人様、少しだけ自由にして下さい」
思い切って哀願してみた。
「うん、どうしたんだ」
「縄を解いてください」
「なんで?」
「‥‥‥」
「言わなきゃわからないよ」
「‥‥‥おトイレに‥‥‥‥‥‥」
躰中が朱に染まるのではないかと思うほど恥ずかしいことを、妙子は口に出してしまった。長い時間、トイレに行っていなかったので無理もない。しかし、こんな場面で‥‥‥妙子は自分の躯が恨めしかった。
「そう言われても、この縄を解くのには時間が掛かるぞ。そうだ、ちょっと我慢してろ」
そう言うと、彼は部屋に入っていったが直ぐに直径が30センチ弱のプラスチックの洗い桶を持ってきた。
「これを股に挟んで、この中にするんだ」
「えっ、そんなこと‥‥‥出来ません」
「じゃあ、そのまま漏らすんだな」
「いやぁ~~~」
「じゃあこれを挟んで」
彼は片手を妙子の太腿に掛けて、強引に桶を股の間に入れた。そうされると、宙に浮いてしまった両脚は、自然にその桶を挟んでしまう。
無毛にされてしまった秘部も割れて、何とも恥ずかしい格好になっている。その上、姿見で妙子にも見えてしまう。
「ああ‥‥‥情けない‥‥‥」
「落としても拾ってやらないぞ」
もうどうしようもない。諦めにも似た気持ちになってしまい、妙子は必死に締めていた尿道を緩めてしまった。
「ああ、いやぁ~~~」
秘裂から、たらたらと漏れ始めしまった。そうなると止めようもない。直ぐに一筋の水流が流れ出した。そして、それが桶の底に音を立てて落ちる。自分の漏らした小水が洗い桶の底を叩く音に、妙子の羞恥心はさらに大きくなった。かといって、それから逃れることも出来ず、消えいらんばかりの思いの中で耐えていた。
その恥ずかしさの中で、我慢していたものが放出される開放感に、心地よさも感じていた。
妙子にはずいぶん長い時間に感じられたが、やがて終わった。
まともに彼の顔を見ることも出来ず、妙子は躰に喰い込んでくる縄に身を委ね、両脚で桶を支えたまま、柱に吊り下がっているほかなかった。

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