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縄に堕ちて第6回:無垢な躰

ぬるま湯を入れたプラスチックの洗い桶を持って、彼は直ぐに戻ってきた。
「自分のものをよく見たか」
そう言われると恥ずかしくて、顔を横に向けて、妙子は目を閉じてしまった。
彼は頭を持ち上げていた枕を外した。妙子は恥ずかしさに耐えながら、覚悟を決めたようにじっとしてしまった。
毬栗坊主になっている恥丘に、シェービングフォームが吹き付けられた。ひんやりとした感覚に、妙子はピクリと身を震わせたが声は出さなった。猿ぐつわをされていては、拒否の言葉も言えないが、妙子には、もう無毛になることで、ご主人様の奴隷として一歩深くその世界に入るのだという意識が芽生えて来ていた。

彼も黙ってシェービングフォームを伸ばすと、箱の中から取り出した西洋剃刀の刃を起こした。剃刀を利き手の右に持つと、左手の指で毛根が浮き出るのではないかと思われるほど妙子の肌を引っ張って延ばし、そこに剃刀の刃を当てた。
シェービングフォームが拭われながら、残っている毛が断ち切られていく。
「ううぅ」
刃が肌を滑る感触に、妙子はちょっと呻いたが、その後はまたまるで生贄が祭壇に横たえられたように、静かになってしまった。

僅かな長さで残っている毛を、剃刀がまるで毛根から断ち切っていくように感じながら、妙子は徐々に別世界に落ち込んでいった。
毛を浮き上がらせるために肌に当たる彼の指を、うっかりすると心地よく感じてしまいそうだった。
西洋剃刀を巧みに扱うのだから、彼はこんなことに慣れているのだろう。短時間で恥丘のシェービングフォームが無くなり、その跡はまるで最初から何もなかったと思われるほどツルツルに剃り上げられてしまっていた。

さらに、指先にシェービングフォームを載せると、大きく開かれた股間の毛にまぶしていった。
彼の手が土手肉に生えている毛を導き出すように、妙子の敏感な部分を引っ張る。そしてそこに剃刀の刃が当たる。
「うう‥‥‥」
妙子は今まで気づかなかったが、秘唇の根元にも僅かに黒いものがある。彼は秘唇を引っ張ると、そこにも剃刀を当てた。
わざとやっているのかどうかは分からないが、彼の手が一番敏感な珠を覆っている包皮にぶつかった。
「うっ!」
鋭い快感が躯を貫いた。しかし、それ以上彼がそこに執着することもなく、俗にIゾーンと言われるところの毛も、綺麗に剃り取られてしまった。
腰が持ち上げられているので、アナルまで丸出しだった。そのアナルの周りに生えているチョボチョボとした黒いものも、簡単に落とされてしまい、完全に無毛にされてしまった。
さらに、ぬるま湯と一緒に持ってきた蒸しタオルで、残っているフォームを拭い去ると、完全に妙子の秘部はあからさまになっていた。

「よし、終わったぞ。綺麗なお道具だな。あれ、剃られていて感じちゃったのか。なんかぬるぬるしているぞ」
そう言いながら、彼は妙子を座卓に括り付けている縄を全て解き放ち、躰を支えて彼女を立たせた。
よろよろと立ちあがった妙子の目の前には、さっき毬栗坊主を見せられた姿見が、角度を変えてまだ置かれていて、そこには妙子の全身が映っていた。
「ううう~~」
猿ぐつわをかみしめて、妙子は呻き、目をつぶってしまったが、その直前に見た自分の姿を否定することにはならなかった。

今まで下腹部を飾っていた漆黒の茂みが、きれいさっぱり消えてしまい、その茂みに隠されていたY字型の部分が丸見えで、何となく間が抜けていた。
さらに妙子を辱めたのは、そのY字の合わせ目の深い切れ込みだった。もう熟女と言われてもいい歳で、それ相応に躰もしっとりと脂を蓄えて、丸みを帯びているのに、そこだけが子供のようだ。だが子供と違って、何とも猥褻な大きさと深さで切れ込んでいる。
「綺麗だよ。歳の割には色素沈着も少ないし、ラビアも慎ましやかだ。自慢してもいい位だし、俺も嬉しい。毛が無いので生まれたての無垢の躰に戻ったんだ。これから新しい世界で育っていくんだ」
そんなことを言われても、今の妙子には何の慰めにもならない。それでも嬉しいと言ってくれたので、奴隷とした受け入れられたのだと、自分に言い聞かせた。
「だいぶ汚れてしまったようだから、シャワーを浴びて綺麗になってこい。その後で遅くなったが昼飯にしよう。風呂場に連れて行ってやる。奥に進むんだ」
後手に縛られたまま、猿ぐつわも外して貰えない。汚した自分のショーツを噛みしめながら、妙子はうつむいて廊下を奥に進んだ。

その姿を後ろから彼が眺めていた。確かメールには34歳だと書いていた。子供を産んだことがないためか、体の線も崩れていない。豊かに張った双臀が、歩を進めるたびにくりっくりっと蠢く。それを楽しみながら、長い廊下を何回か曲がりながら進み、浴室まで連れて行った。
古い木造家屋とは別に建て増しされた浴室は、ここを愛好会で使う場合を考えて、豪華な脱衣室兼洗面所を備え、温泉も引いてある広い浴室からできていた。その脱衣室で妙子の猿ぐつわと縄が解かれた。
「着ているものを脱ぐんだ」
妙子は彼に背を向けて、上半身だけに残されているブラウスとブラジャーを外して、足元の乱籠に軽くたたんで入れて、全裸を彼に晒した。
「今は湯は張っていないがシャワーは使える。上がったら元の部屋へ戻ってくるんだ。その頃には昼飯も届いているはずだ」
妙子は彼が渡してくれたフェイスタオルを持ち、身を屈めるようにして、そそくさと浴室の引き戸を開けると、その中に消えた。それを見送って、彼は作り付けの箪笥からタオル地のバスローブとバスタオルを出して乱籠に入れると、妙子が着ていたものを持って出て行った。




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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
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