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淫虐調教別荘(3)女子大生 香菜(3)

「なにするの、やめなさいよ!」
香菜が喚いても男達の腕は緩まない。
躰を抱きかかえた安田がリビングに香菜を引きずり込んだ。手枷についているスナップリングに短いリング鎖が繋ぎとめられる。スナップリングは嵌める時はバネで塞がっている口が簡単に開いて、鎖のリングにつなげられるが、外す時はそのバネを手で押さないと開かない。手枷につながれた鎖の反対側にもスナップリングが噛まされていた。

三人の男の力で、香菜は梁と床の間に立てられた二本の柱の間に引きずられてしまった。柱の内側、すなわち柱と柱が向かい合った面には、上から下まで柱に沿って鎖が垂れ下がっている。その鎖の一番上と床の近く、そして途中の数箇所が柱に太い金具で止められていた。梁の下の面も同じように鎖が張り付いている。鎖と柱や梁の間には多少の余裕はあるが、鎖が柱や梁から外れることはない。
安田が香菜の躰を抱き上げて持ち上げると、他の二人の男によって、手枷につながれた鎖がスナップリングを介して、柱の鎖につながれてしまった。
ゆっくりと安田が香菜の躰を降ろす。香菜の足は床に付いたが、ほとんど緩みが無い位に、両腕がY字型に上に吊られてしまった。綺麗に脱毛された腋の下が青白く曝される。

スリッパなどとっくの昔に香菜の足から離れて、リビングルームの端っこに飛んでいる。
パンツに包まれた脚は完全に伸びきっていた。
鎖のよいところはどんな位置にでも、物を繋ぎとめることができるし、長さも調節できる。鎖と鎖はリングで簡単に繋ぐこともできるし、引っ掛けるのならフックでもよい。ホームセンターで売っているS環のようなものでも、けっこう役に立つ。
そんな便利さと、鎖のもつ冷たい感覚と威圧感も女を追い込むのには役に立つので、修司はかなり鎖を愛用していた。

「馬鹿なことはやめてよ。こんなことしてただで済むと思っているの」
「そんな怖い顔をして喚くと、せっかくの美女も台無しだぞ」
「いったい誰に向かってそんなこと言っていると思っているの」
「佐野のお嬢様さ。それより、着いたら冷たいビールを飲むんじゃなかったのか」
「そんなことより、早く手を自由にしなさいよ」
香菜が喚いているうちに、百谷がビールの缶とプラスチックのコップを持ってきた。500ml缶から冷えたビールをコップに移す。
「さあ、ご希望のビールだ」
百谷からコップを受け取った安田が香菜の口に突きつける。つんとした感じで香菜は横を向いた。
「飲むんだよ。自分で欲しいと電話でリクエストしたんじゃないか。日本のビールなので銘柄はお気に召さないかもしれないが」
修司がそう言いながら香菜の頭を押さえる。
「いやよ、こんなことされてビールなんか飲んでいられるわけないじゃないの」
「駄目だ、俺たちご主人様に命令されたら、ちゃんと言うことを聞くんだ。それが奴隷としての心得の第一番目なんだから」
「奴隷ですって?」
「そう、お嬢様を俺たちの奴隷にするための調教の最初さ」
「奴隷にするって? そんなこと犯罪になるわよ。大体、使用人の分際で・・・」

そこまで香菜が喚いたときに、バシッと音がして、香菜の豊かに膨らんだ尻に、激痛が走った。ピンポンラケットのように形をしていて、それよりひと回りくらい大きな革の硬い板で、修司が力いっぱい叩いたのだ。俗にパドルといわれるSM道具である。
「使用人の分際か。それで、お嬢様は俺を奴隷のようにこき使ったんだな、愛くるしい顔にみんな騙されてたようだが。これからは立場が逆転だ。お前が奴隷、奴隷の分際でさからたら罰を受けるんだ」

香菜の我儘は瞳湖の辺りでは皆良く知っていた。しかし、なんと言っても、源泉は佐野家の持ちものであるし、土地の大部分も佐野家のものである。そんなこともあって、眉をひそめるようなものだったが、まるで人形のような可愛らしい香菜の我儘には、皆目をつぶっていた。
「たかが、子供のときのことじゃないの」
「そうかな、高倉がアメリカに行ってしまった後も、高倉の代わりに俺なんかいいようにこき使われたぜ。いつだったか、高校の友達達と来ていたときなんか酷いもんだった」
「ただ同然で百谷にもお湯を引いてやってるんだから当たり前じゃないの。いやなら止めてもいいのよ」
Yの字形に吊られても香菜にはまだ事態が分かっていないようである。

「そんなことをグダグダ言っててもしょうがない。いいか、今日から俺立ちの奴隷になるんだ。逆らったら、遠慮なく痛めつけるからな」
「そうさ、その最初に素直にビールを飲んでもらおうか。大したことではないじゃないか」
また激しい尻打ちが炸裂した。
「ヒーッ!やめて、飲むわよ、飲めばいいんでしょ」
尻を打たれる痛みと恐怖に香菜は突きつけられたコップに口を触れた。修司に頭を押さえられて、安田がコップを傾けるのを必死に飲み干してゆく。確かに長い間のドライブで喉も渇いていたのであろう。殆んど一気に500mlのビールを飲み干してしまった。

「よしもう一缶だ」
百谷がまた冷蔵庫から持ってきたビールを安田がコップに注いだ。ちょっとでも渋ると修司が尻を打とうとする。すると、慌てて香菜は喉を鳴らして、ビールを飲み干してゆく。
しかし、さすがに1リットルを一気に飲みきると、香菜はもう飲めなくなって、最後は口から溢れさせそうになってしまった。
「もう許して・・・」
「そうか、やっとそういうことが言えるようになったか」





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淫虐調教別荘(2)女子大生 香菜(2)

聖華学院女子大学の4年になった今年は、いくらお嬢様学校といえども、香菜もそろそろ卒業論文にかからなくてはならない。そこで指導教官の島田恭子准教授と一週間ほど合宿をして、論文の骨子をまとめようと、強引に恭子を口説き落とした。
湖の美しさと、都会よりやや涼しいということ以外何もない佐野家の別荘は、勉強にはもってこいだったが、香菜は姉のように慕う恭子と過ごすことの方が目的だったようだ。ただ、恭子の方はどう思っているか、香菜にもわからなかった。
学内の会議やその他の用事で恭子が来られるのは明後日になる。それも、前もって論文の準備をしておくのには都合がよかった。

途中で昼食をとり、休み休み走ってきたため、香菜が旧道沿いにある別荘の門に着いた頃は、もう午後4時になっていた。どっちにしても今日は何もやる気はない。ビールでも飲んで、温泉に浸かって寝るだけと、香菜は考えていた。
別荘の入口にはコンクリートの柱の間に鉄柵の門がある。以前は誰かくることが分かっていれば、昼間は開けておいてくれていたのだが、ぴたりと閉まっていた。
あたり一面雑木林である。その雑木林の中を門から一筋の細い道が伸びている。
香菜は面倒くさそうに車を降りた。コンクリートの柱に以前にはなかったインターホーンが付いている。
この辺も物騒になったために、吾助の息子が付けてくれたのかもしれない。面倒だけど安全のためならしょうがないかと思いながら、インターホーンについている釦をおした。

一方、門からの呼び出し音で修司はモニター画面を見た。いらいらしている様子の香菜が映っている。ここは素直に門を開く釦を押した。門から玄関までかなりの距離があり、林の中の舗装のない細い路を走ってくることになる。修司は外で出迎えることにした。
今日香菜が一人で来るとの連絡を貰って呼び寄せておいた工務店の安田と同級生だった旅館の息子の百谷(ももたに)は、とりあえず中で待たせた。香菜は三人にとって、まさに飛んで火に入る夏の虫である。
林の中の道を曲がって、赤いBMWのクーペが現れた。
修司は日本に戻ってから佐野家の当主の紀久雄と打ち合わせるため、何回も東京へ行ったので、佐野家の様子は分かっていた。特にあの高慢ちきな子供だった香菜については、かなり調べ上げて、ほとんどのことは承知していた。間違いなく香菜が乗り回している車である。簡単な屋根のついた駐車場に乗り入れると、香菜が降りてきた。
修司たちの車は林の中に隠しておいた。修司の車はここに置いといてもよかったのだが、香菜の車に劣らない高級車では、いらぬ用心を香菜に起こさせてしまうかもしれない。

「いらっしゃい、お待ちしていました」
「なんなの、この道。もっとちゃんと手入れしておいてくれなきゃ、木の枝に擦っちゃうじゃないの」
「すみません、剪定してもすぐ伸びてしまうので」
「今日来ることは分かってたじゃない。それに合わせて手入れするのが管理人の仕事でしょ」
昔はアイドル歌手にも負けないような可愛い顔をしていた香菜は、齢を重ねてますます美しくなっていたが、性格は変わらないらしく、相変わらず高飛車に言い募る。
「キーは付いたままだから、荷物は後で部屋に運んでおいて。それにしても、今年の瞳湖は暑いわね。シャワー浴びて、すぐ冷たいものを飲みたいから、支度してよ」
「準備はすっかり整ってます。ビールもよく冷えていますよ」
香菜は紫外線避けのために着ていたのか、薄い長袖のカーデガンを脱ぐと、シンプルなカットではあるが、センスのよいクリーム色のノースリーブのブラウスになった。脱いだカーデガンは当然のように修司に手渡す。
やはりクリーム色のぴったりしたパンツが長い脚を包み、スタイルのよさを強調している。

勝手知った香菜が玄関を上がり、リビングルームへ通じるドアを開いた。そのとたん彼女はアッとばかりに立ち竦んだ。
「お嬢様お久し振りですね」
安田と百谷が部屋の真ん中で香菜の行く手を塞ぐように立ちふさがっていた。それだけではない。リビングルームの様子も以前と変わっている。リビングは片流れの屋根まで吹き抜けになっている。そのため、梁が剥き出しになっている。その梁がインテリアのひとつなのだが、以前は無かった床とのの間に木の柱がある。それも2本、2メートルくらいの間隔で立っていた。

「なんなの、この不恰好な柱は」
「そんなに尖がるな、安田さんの苦心の傑作だから」
修司の言葉使いが突然乱暴になった。しかし、香菜は気付いた様子は無い。それほど面食らったのだろう。
「こんなもの、すぐ取り払って。鬱陶しくってしょうがないわ」
「そうはいかない。この古い建物を補強するのと、お嬢様を楽しませて差し上げるために直したのだから」
安田と百谷も香菜のところにやってくると、安田が身動きが出来ないように後ろから香菜の躰を抱きかかえた。その間に、修司が隠し持っていた革の手枷を香菜の右手首に、百谷が左手首に巻きつけた。

「何するの!」
「俺がアメリカの仕事先で使っているのと同じものだ。特別製で市販なんかされていない代物でね。オーダーの一点物じゃないと気がすまない香菜お嬢様にはぴったりだろう。その他にも色々と持ってきてある。楽しみにしていてくださいよ」
からかい気味に語尾が丁寧語になっている。

手首から肘までの長さの半分以上を覆うような幅の広い手枷である。硬く厚い革で出来ていて、腕に巻き付けやすいようにカーブしているが、肌に当たる内部は柔らかく、血行を妨げたり、肌を傷つけることがないように出来ている。各々2本の太いベルトが付いていて、男の強い力で締め上げられて尾錠を掛けられてしまうと、腕にぴったりと巻きついて簡単には外すことができなくなってしまった。





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淫虐調教別荘(1)女子大生 香菜(1)

新しいストーリー、「淫虐調教別荘」を始めます。
相変わらずの、マンネリ、ご都合主義それに嘘っぱちが満載ですが、楽しんで読んで頂けるよう、出来るだけの工夫をします。
どうぞ、ご愛読をお願いします。


「何年も使ってないし、吾助も最近はあまり動けなかったようだから。本当にきちんとリフォーム出来てるのね」
佐野香菜は、スマホを持って、リビングルームをうろうろしながら居丈高に相手に話している。
「………」
電話で相手が話をしているようだが、母親の貴子には聞こえない。
「今度は先生も行くから恥掻かせないようにしてよ」
「………」
「じゃあ明日予定通りに出るから。着いたら冷たいビールくらいは直ぐ飲めるようにしといてね。それと、温泉も」
「………」
「そうよ、露天風呂も入れるようにしてもらわなきゃ。いいわ、着いてから気に入らない所は直してもらうから」
「………」
香菜は、スマホを切るとテーブルに乱暴に置いた。

「香菜さん、いくら吾助さんの息子さんだからって、あんまり無理は言わないのよ」
「いいのよ、あいつ昔から気が利かなかったんだから、ちゃんと言っておかないと分かんなのよ。それに、ここ何年も使ってなかったし」
「そうはいっても、息子さんも高校を卒業してからアメリカで苦労してきたんでしょう。ちゃんとした会社で、偉い人になったようだし。きちんとリフォームしてくれているわよ」
「そんなに優秀なら、あんな田舎に残らないで、吾助の葬式が終ったらアメリカへ戻りゃいいのよ。パパもよりによって、別荘の管理を頼んじゃうなんて」
「そうね、もうあの別荘もそう使うこともないし。今年が最後かしら」
「それはそうと、ママはいつ来るの?」
「あなた達のお勉強お邪魔しちゃ悪いから、それががひと段落した頃に。先生にもお礼をしなけりゃならないでしょ」
「じゃあ、一週間くらい後かな。そのくらいで論文の骨子は出来ると思う」

香菜の高飛車な電話を受けながら、高倉修司は片方の頬をゆがめるような苦笑を漏らしていた。
一人っ子で、両親はもとより祖父母にも溺愛されて、なに不自由なく育った香菜のわがままな性格は、二十歳を過ぎても直ってない、それどころかますます性格は悪くなっているようだ。
特に、ここ恵須市では大地主のお嬢様である。まだ、修司が父親と一緒に敷地の片隅の小さな小屋に住んでいた頃には、小さい香菜がかなり年上の修司を自分の下僕のようにこき使って、我儘を通してきた。
まるでアイドルとも言ってよいほどの可愛い顔立ちと、子供ながら均整の取れたスタイルの香菜に、修司はお姫様に仕えるように言うことを聞いてやっていた。
けっして、修司が喜んでやっていたわけではないのだが、父親の立場もあった。だが、その頃は具体的な計画を持っていたわけではないが、いずれこの貸しを返させてもらうつもりでもいた。父親の葬儀でアメリカから戻って来た時、香菜の父親から特別な意味合いも含めて別荘の管理を任されのを機に、アメリカの仕事に絡めて計画が出来上がった。
父親の工務店で働いている昔なじみの安田茂彦に請け負わせてリフォームは出来ている。それは香菜が思っているのとかけ離れていた。ここへ来たときの香菜の表情を想像するだけで、修司は笑いがこみ上げて来そうだった。

翌日、香菜は自分の愛車で、首都高の混雑を避けるために朝早めに自宅を出た。
BMWのクーペ、色は赤。赤といってもドイツ車独特の落ち着いた赤色が高級感を醸し出す。
東京から恵須市へは必ずしも交通の便は良いとは言えないし、佐野家の別荘は旧道沿いの瞳湖の近くであるので、時間は掛かった。
瞳湖はまん丸の湖で、広くはないが水深は深い。典型的な火口湖で周囲の山の幾筋かの谷川から澄んだ水が流れ込むだけである。
周囲の山からは温泉が湧くので、湖畔は小さいながらも温泉街になっている。もともとこの地の大地主であった佐野家の別荘は、温泉街より一段と高い広大な地にあって、温泉街を見下ろし、さらに瞳湖も一望できた。しかし、香菜の祖父が東京へ出て成功を収めてからは、この家は別荘扱いになっていた。その後老朽化したために、本格的に別荘として建て直してからは、暑い夏は、香菜と母親、それにその頃はまだ元気だった祖母が、ここでひと夏を過ごすのが慣例になっていた。しかし、香菜が成長し、祖母も亡くなってからはそれも少なくなり、使われない年も出てきて、特にここ数年はまったく使用していなかった。

温泉旅館の下働きをしながら倉橋吾助が管理をしていたが、一昨年の暮れにくも膜下出血で急死してしまった。後をどうするかと思案していた所、吾助の葬儀にアメリカから戻ってきた息子が、香菜の父親の紀久雄と話し合って、アメリカに戻らずに管理することを買って出てくれた。
そのように香菜と母親の貴子は葬儀から戻った父親から聞かされたが、そのとき二人の間でどういう話が交されたかは、貴子も香菜も知らされなかった。





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淫狼の生贄 第83回 奴隷達の饗宴(5)

舌で、膨らんだ肉芽を責められている静香の秘裂を、別の男が電池で動くやや小ぶりの電マで嬲り始めた。
「ああ~~~イヤァ逝っちゃう………」
もう静香は自分ではどうしようもない。とめどなく愛液を噴き、秘裂はぐっしょりになってしまった。そんな状態の所で、電マの男はヘッドをグッと押し込んだ。
「アグゥ!」
獣じみた声と共に、静香はヘッドを呑み込んでしまった。
小ぶりの電マなので、一寸した拍子で入ってしまったのか、男が最初からそれを意図したのか、静香には分からない。だが、肉筒の中を電マの振動で刺激されると、躯の中に、その刺激が広がっていくようだ。
クリトリスの根もある。先端を舌で虐められて、根を電マで刺激されたら耐えることなど出来ない。言うにいわれない快感を躯の中に送り込んでくる。
ダブルで責められては、さすがの静香もたちまちのうちに忘我の境地に送り込まれてしまった。

「ヒィ~~~~だめ、逝っちゃう………、いやぁぁぁ~~~逝く、逝きますぅぅ~~」
まるで宣言をするように叫ぶと、躰をヒクヒクと痙攣させて、崩壊を曝してしまった。電マの男の手は淫液でぐっしょり濡れてしまっていた。クリトリスを含んだ男の口の中では、一段と肉塊が膨れて、ヒクヒクと痙攣を続けていた。
静香は脚から力が抜けて、がっくりと縄にぶら下がってしまった。

その隣では、長押から吊された怜子に鞭打ちが続いていた。
ゆらゆらと揺れながら、鞭の衝撃で右へ左へとゆっくり回転する躰に、所構わずに鞭が振るわれていた。静香がフィニッシュを迎える頃には、攻撃は4人になっていた。バラ鞭はもとより、乗馬鞭やケインと呼ばれる籐や篠で出来た1本鞭も使われていた。鋭い痛さや鈍く躯に染みこむような痛さと、各々違いがあり、肌へのダメージも異なる。
杉森から受けた鞭は、ほとんどがバラ鞭だったので、肌が紅く染まる程度だったが、今やケインの鞭跡が縦横につき、ミミズ腫れになっているところもあった。
「ピシッ!」
「ヒィ~~~~」
荒い息をつき、打たれる度に悲鳴を上げてしまった。
脚もだらりと下がったまま、その太腿にも、幾筋ものミミズ腫れが走っている。

「そろそろだろう。これで逝っちまえ」
杉森が竹のクリップを手にし、三角形の鞘を剥き上げた。鞭打ちの痛みから引き出される快感で、充血して勃起し始めたクリトリスを、直に挟んだ。
「ギャー」
怜子の躰が跳ねるように動き、力が抜けてだらりと吊り下がった。しかし、その後ガクガクと痙攣が始まってしまった。
「イクゥゥ~~」
鞭を振るっていた男たちも手を止めて、怜子の壮絶な崩壊を眺めていた。

何回も痙攣を繰り返した後、完全に力が抜けてしまった二人は拘束から解放された。だが、しばらくは動けないだろう。
当然のことだが、“饗宴”はこれで終わる訳では無かった。
怜子と静香を中心とした宴は、この後も、色々な趣向を加えて、続いていった。


しかしこの後は同じような責の繰り返しになるので、このストーリーは、この辺で終わりにします。
SMについても、小説を書くことについても素人の私では、責などがマンネリになってしまい、かつ読みにくいと思いますが、背景のストーリーやマゾ女性を変えて、まだまだ続けたいと思います。これからもご愛読をお願いします。





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淫狼の生贄 第82回 奴隷達の饗宴(4)

足の支えが無くなった途端に縄がグイッと怜子の体に食い込んだ。二の腕も締め上げられて、縄が肌に没するはかりである。それ以上に胸が締め付けられ、一瞬息も出来ないほどだった。
吊っている縄に捩れでもあったのだろうか。躰がゆっくりと回転する。そのため、男たちの目に、全てが曝されてしまった。
痛さと苦しさに躰を動かすと、秘唇に吊された重りが揺れて、怜子を苦しませた。
ゆっくりと回る怜子を狙って、バラ鞭を持った男の腕が動いた。
「ぐぅっ!」
鞭は丁度回ってきた下腹部に当たった。尻よりも敏感な所である。無毛の肌が紅く染まる。
だが、鞭の痛みだけでは無い。打たれた衝撃で、重りが大きく揺れて、秘唇が引っ張られた。責め苦を受けることで、それが快感に変わって最後には逝ってしまう怜子だったが、疼痛を受けたその時には、当然耐えがたい痛みを感じる。

鞭を受けると、躰が回転して、また新しい場所を提供してしまう。
「よし、俺も参加するか」
もう一人がパドルを手にして、バラ鞭の男と反対側に立った。
吊られた当初は脚を縮めて敏感な所をかばっていたが、それも疲れてきて、いつの間にか両脚がだらりと伸びきってしまい、股も少し開いてしまっていた。
その脚をパドルが襲った。バラ鞭はどちらかと言うと尻から腰を狙ってくる。
バシ!
「ひぃ~」
もう我慢するのも難しくなり、打たれる度に悲鳴が漏れてしまっていた。

隣の静香も徐々に躯の中が熱くなってきた。
「どうだ、静香。もう逝かして欲しいんじゃないか」
静香の様子を見て、百瀬が声をかけた。
「ウウゥ~~お願いです、一気に………」
「そうか、じゃあプロの佐渡山さん達に逝かせて貰え」
「お願い………」
調教師の佐渡山が立ち上がった。それと同時に縛師の布川も立った。
布川は脚を括った縄を解くと、電マも太腿から外した。佐渡山が1メートル近い棒を足下に置いた。その棒の両端には革の足枷が付いている。二人の男は、それぞれ静香の足首を持つと、左右に開いた。
電マでジリジリと責められていた静香には、もうそれに逆らう力も意思も無かった。簡単に脚が開き、両足首に足枷がはめられてしまった。もう恥ずかしい所を隠すことも出来ない。
「ウウ………」
鼻をピアスと言うより鼻輪で上に引かれて、身動きが出来ない。その上吸引チューブで引っ張られたクリトリスは、チューブ全体に伸びてしまっていた。

「静香にはこれを付けてやろう。
百瀬がピアスの入った箱を持ってきて、セグメントピアスを取り出した。そして、身を屈めると、剥き出しにされた秘裂の土手肉に手をかけた。そこには、ピアスホールが貫通している。そこにそのピアスを通すと、ピシッと止めた。金のリングがぶら下がる。反対側の土手肉にも取り付けられた。
布川が細い縄をそのピアスに通すと引っ張って、太腿に巻き付けて止めた。土手肉が外に引かれて開く。当然反対側も開かれた。その為、かろうじて土手肉に守られていた秘裂の複雑な粘膜が、剥き出しになりヌメヌメと光っていた。

そこに吸引チューブが垂れ下がっている。百瀬がつんと突いた。
「ううぅ~」
静香は躯に染みこむ刺激を耐えようとしたが、つい声を出して身をもんでしまった。鼻に激痛が走る。
「よし取ってやろう」
佐渡山が空気を入れてピストンを自由にして引き抜いた。しかし、吸引チューブが外されたからといって、引っ張り出された肉芽が縮む訳はない。そのまま、小指の先ほどの肉塊が顔を出してしまっていた。
無毛の下腹部でさらに包皮も切除されている。そこからクリトリスがむっくりと膨れている様子を見るのは、初めての男たちには衝撃的だったし、興奮するものだった。
「まるで内臓が剥き出しになったようなオマ○コだな。どなたか電マでここを可愛がってくれませんか」
佐渡山がさっき静香の太腿から外した電マを差し出した。

責める方も鞭で拷問のように女を痛めつけるのが好みの者も、SM道具でなぶって責めるのが好きな者もいる。そのような男の一人が、立ち上がって佐渡山から電マを受け取った。そして静香の前に腰を落とすと、秘唇を開いて、秘口を剥き出しにし、そこに電マの頭を当ててスイッチを入れた。
「ううぅ~」
途端に躯の中に染みこんでくる快感に、静香はうめき声を上げた。男はその声で鼓舞されたように、電マを強くして、大きく開かれた秘裂を嬲り続けた。
「ああぅ、許してぇ~」
この男はこんな時の女の“許して”は、もっとやってだと解していた。
夢中になって責めているうちに、躯の中から引っ張り出された肉芽が充血して勃起し始めた。
「凄い、男と同じじゃないか」
小指の先ほどだったが、もう親指の先くらいに大きくなっていた。
男は電マを止めると、むっくり膨れ上がったクリトリスに口を寄せると、それに舌を這わせた。
勃起してより敏感になってしまった肉の芽をなぶられて、静香は眉間に縦皺を寄せて呻いた。それ程強い刺激だった。
男はさらに口に含むと、軽く噛んだり、舌で転がしたりと、思いのままにもてあそんだ。





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淫狼の生贄 第81回 奴隷達の饗宴(3)

やや離れているが、傍らには静香が立たされて身悶えしている。そちらに行っていた男たちの目を集めるために、台が置かれたのだろうか。確かに台に上がったため、怜子は皆の視線を一身に集めてしまっていた。
杉森に言われて、今日の催しを怜子は知っていたし、西片総業が盛業だった頃、蛇蝎の会にも西片に引っ張り出されて、多くの男たちにもてあそばれた経験もある。それはそれで、刺激的だったし、まだ杉森と深く付き合っていない時だったので、自分の性癖を満たしてくれた。
今日もその延長のようなものだろうと思っていたが、思いがけず杉森まで参加していた。既にパートナーとして、何回もプレイをして、究極の境地に連れて行ってもらっている現在では、杉森の居る場でのプレイには躊躇するものもあった。
しかし、ここまで進んでしまっては、これも杉森の責の新しい形なのかも知れないと、怜子は彼に全てを委ねてしまった。

「ご存じの方も居ると思うけど、私のパートナーの怜子だ。今日はお披露目も兼ねて呼んでおいた」
杉森は怜子の脇に来ると、改めて紹介した。もちろん最初に鞭の痛みに開眼させてくれた安本や最近知り合った百瀬などは承知のことである。
「すでにご承知の方も居るが、怜子は痛みに感じるマゾだ。それもかなり強い痛みが好きなようだ。手始めにこれを付けてみよう。クリップを頼むよ」
スタッフが持ってきた箱から竹のクリップ、いわゆる洗濯ばさみを一つ取ると、片手で乳首を揉んだ。たちまちのうちに立ち上がったそこを、クリップで挟む。
「ウッ!」
痛みが怜子の躯の中に広がる。しかし、まだそれ程の痛みでは無い。それを承知しているので、続けて反対側の乳首もクリップで挟んだ。
「………」

「なんだ、今日は大人しいな。こんなもんじゃ物足りないか」
杉森はまたクリップを取り出した。これは乳首を挟んだ物と一寸違っていてリングが付いていた。
「脚を開くんだ」
怜子はぴったりと合わせていた股をおずおずと寛げる。その前に身を屈めると割れ目の土手肉を開き、中にひっそりとたたみ込まれるように隠れている秘唇をクリップで挟んだ。
「アアゥ」
もう一つを反対側の秘唇に付ける。そしてさらにクリップのリングに鉛のおもりの付いている細い鎖を取り付けた。
両方に付けると、重りに引かれて秘唇が割れ目の外にだらりと伸びてしまった。敏感な所である。クリップで挟まれただけでもかなり痛いのに、それを重りで引っ張られては、さすがの怜子も辛かった。

「この先は何をして貰いたいかな。自分で皆さんのおねだりしれ見ろ」
怜子は杉森だけの時は、最近は自分からおねだりをしていたが、さすが知らない人も居る中で、責をねだることは出来なかった。
「しょうが無いな」
と言いながら、杉森は色々な鞭がずらりと吊されているラックの所に行き、スタンダードなバラ鞭を持ってきた。
「手始めに俺がこれで目覚めさせてやるぞ」
「はい有り難うございます」
チラリと鞭に目をやると、上半身を前に倒して縄に身を委ねた。その姿勢になると豊かな尻が突き出される。
杉森がスナップをきかせて、突き出された尻タブを打ち据えた。

バシッ
最近は慣れたので、さすがにいい音を立てて鞭は弾けた。痛みがジーンと躯に染みこんでくる。
怜子は歯を食いしばってこらえた。股間の重りが揺れて、秘唇からの刺激も加わる。
再び振りかぶると、ほぼ同じ所を攻撃した。たちまちのうちに白い肌がピンクに染まる。
そこで杉森は手を止めた。

「どなたか、怜子を虐めて見ませんか。このバラ鞭でも良いし、そこに用意してあるパドルやその他の鞭でも良いですよ」
「俺がやってみよう。杉森さん、本気でいいんですね」
「もちろんです。痛められれば、痛められるほど感じて、イクかも知れないですよ」
立ち上がった男は、バラ鞭には見向きもせず、乗馬鞭を手にし、一振り空振りをして手触りを確かめた。
怜子はそれを見て、バラ鞭より鋭い痛みを覚悟した。

男は手慣れているらしく、大振りすることは無く適度に振りかぶると、情け容赦なく怜子の尻を叩いた。
60センチほどの柄が程良くしなり、打撃面が小気味よい音を立てて、肌に炸裂した。
ズシンとくるバラ鞭の痛みと違って、打たれた一点から鋭い痛みは躯に染みこむ。
男は怜子の様子を見ると、再び鞭を振りかぶり、今度は太腿の裏側を打った。皮膚の薄い柔らかいところである。
「ひーっ!」
怜子は思わず悲鳴を上げてしまった。
男は次から次へと乗馬鞭を振って怜子を攻撃し続けた。

その怜子の隣に立たされている静香は、敏感な所を刺激されて、耐えられそうにも無かった。しかし、男の手で責められているわけでは無い。もう一つ、物足りなさがあり、究極まで登り詰められず、まるでヘビの生殺しのような状態だった。
怜子の責め手が乗馬鞭の男から変わった。怜子の肌は、両太腿を中心に、乗馬鞭の跡がクッキリと残されていた。その攻撃の激しさを物語るように、怜子は荒い息をついていた。
次の男は杉森と同じくバラ鞭を手にした。

「蒔田さん、手を貸してくれ」
佐渡山が怜子の乗った台に手をかけると、蒔田を呼んだ。そして、二人で台を取り除いた。
「あっ! イヤァ~~」
怜子は脚を置いていた台を外され宙に浮いてしまった。





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淫狼の生贄 第80回 奴隷達の饗宴(2)

「アハハハ、さすがの静香でもこたえるか」
「お許しください。そこは……」
「後は佐渡山達に悦ばせて貰え。佐渡山、頼むぞ」
声を掛けられた佐渡山が、細い円筒形のクリトリス吸引チューブを持って、静香の所に来た。
「百瀬さんに任された。どう料理しようかな」
「お願いです、優しいくらいして」
「そんなんじゃ満足しないだろう。まずはこれからだな」
透明な吸引チューブを静香の前に突きつけた。もちろん静香はそれがどう働くかを知っていた。緩く左右に首を振る。
「何だ、嬉しくはないのか」
「それは辛いんです………」
下を向いて恥ずかしげに静香は言った。

佐渡山は円筒形の開口部の縁に気密を保つためのジェルをたっぷり塗ると、それを剥き出しになっている肉芽に被せたて、チューブの反対側に付いている蝶ねじを回した。すると、それに伴って、チューブの中のピストンが上に引き上げられた。
ピストンと筒の内側とはピタリと接触して、完全に気密性が保たれている。ピストンが上に引かれると、ピストンの下は真空に近くなってしまう。その結果被せられた肉芽が筒の中に吸引されてしまった。

「ああ~~」
痛いとか、刺激されるとかでは無い。躯のなからクリトリスが引っ張り出されて、肉筒が異様な感覚を受ける。
既に何回も経験させられているので、その異様な感覚はしょうちしていた。
ピストンが引かれるに従って、吸引チューブの中には、躯の内側から、もう5センチほどクリが伸びてきてしまった。
ピストンが完全に引き上げられると、ネジが固定された。
「しばらくこの状態で我慢していろ」
吸引の様子を見ていた安永が言った。しばらくすると引き出されたクリが充血して勃起してしまう。
「お願いです、許して」
「今更何を言ってるんだ。何回も楽しんだじゃないか」
安永は全く取り合わないし、他の男たちも次の責めに移ろうとしていた。

蒔田が電マを持ってきたて、秘裂を強引に開かせると、そこにヘッドを当てた。
「アッ駄目」
慌てたように静香が躰を動かすが、吸引されているクリが刺激されて、思うように攻撃を避けることが出来ない。
蒔田がヘッドの位置を決めると、並木がその胴を太腿の内側に縛り付けた。振動しても外れたりずれたりしないように、二カ所でしっかりと止めた。蛇蝎の会で慣れているので、こんなことは簡単だった。
「脚を合わせるんだ」
そんなことをいいながら、布川が縄を持ってきて、静香の両脚を一つに縛り始めた。足首から始めて、膝のやや上まで縄を掛けて脚をほぼ1本にしてしまった。そのため、静香は踏ん張ることも出来なくなって、長押に吊られてしまった。

吸引チューブが小さなペニスのように外に垂れ下がっていて、太腿に挟み込まれた電マのヘッドに当たるか当たらないかの位置にあった。
佐渡山が電マがしっかりと縛り付けられていることを確認するとスイッチを入れた。
「ウウ………」
敏感な割れ目に振動が伝わるだけでも感じてしまうのに、その振動が微妙ではあるが吸引チューブも震わせて、その中に引き出されてしまっている肉芽を刺激していた。躯の中に刺激が伝わってきた。それが広がってくる。
経験はあるとは言っても、やはり静香にとっては辛い責だった。

布川が静香の胸の膨らみの上下に縄を掛けると、その縄尻を長押に掛けて引っ張った。胸を縛られた拘束感で、一層静香の被虐感が大きくなる。
さらに他の男が、鼻ピアスに鎖を止めるとそれをいま長押に引き上げられた縄につないだ。ピアスを引っ張り上げられて、顔を伏せることも出来なくなったが、それ以上に鼻が上に引かれて、静香の美貌が歪められてしまった。
「ウウ~~」
静香は呻くより他なかった。
「仕上がったな、しばらくそのままで楽しんで貰おう」
「ウウゥ~~~」
部屋の真ん中に立たされたまま、マシンに責められ、静香は独りで身を揉んでいた。

悶える静香からやや離れた所に、背もたれの無い椅子位の箱が運ばれてきた。それとほぼ同じくして、奥から後ろ手にがっしりと縛られた女が、男に縄尻を取られて入ってきた。
恥ずかしげに俯き、既に全裸にされた身を縮めるように脚を運ぶ。
知っている者も多かったが、西片に計られて奴隷にされた怜子だった。その後、杉森のパートナーとなって、その嗜虐的な性癖を満たしてきていた。
静香より10歳ほど年上の四十路半ばだったが、年相応に熟した丸い線を持った躰は、崩れることも無く、益々色気が増してきた。
後ろ手に縛られて歩いてくる姿は、その肌にがっしりと食い込む縄と、くりくりと動く豊かな尻の膨らみも加わり、見る者を捕らえて放さなかった。
「怜子さん、久し振りだな」
声を掛けた百瀬に、チラッと目をやった怜子は、さらに身を縮めって俯いてしまった。
「知らない人も居るかも知れないが、杉森さんのパートナーの怜子さんだ。茶道教室の先生だ」
「怜子、その台に上って、皆さんに躰を見せるんだ」
杉森に言われて、今置かれた台に上がると、怜子は覚悟を決めたようにすくっと立った。
また男たちに間から、溜息が漏れる。
静香と同じようにパイパンの躰だったが、静香よりふっくらとした秘丘からは、深い溝が両股の間にくっきりと刻まれていた。





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淫狼の生贄 第79回 奴隷達の饗宴(1)

全てが落ち着くべき所に落ち着いた頃、すなわち怜子が杉森にアナルを犯されて崩壊をさらしてしまってから約1年強経った頃、百瀬の広大な屋敷の、それも奥まった座敷に数人の男たちが集まっていた。
ホスト役の百瀬、西片産業を操って南條鉱業の乗っ取りの立役者だった安本、古くから恵須市にしっかりした地盤を有する商工会の杉森、さらに江府町と合併した新恵須市の主立った者が、広い座敷に座っていた。
「全てが落ち着いたのも、ここにいる皆さんのおかげだ。今日は睦会が特別の接待を用意している。飲み食いはもちろん、これから始まる趣向を凝らした余興もたっぷりと楽しんでいって欲しい。おい始めろ」

百瀬が閉まっている襖に向かって声を掛けると、4枚の広い襖が、向こう側から大きく開かれた。
「ホー」
期せずして、男たちの口から声が漏れた。
天井からの煌々とした照明に照らされた、さらに広い部屋が現れた。今皆が座っている座敷の倍はある。その部屋は畳敷きでは無く、しっかりした板敷きだった。そこに緋の長襦袢を纏った女が正座していた。
「ここにいる何人かは知っているが静香だ。元は南條鉱業社長の令嬢で、常務をやっていた芳川の女房だったが、離婚して公益法人の善隣会の理事をやっている。というのは表向きの顔で、睦会の奥を仕切っている。それだけでは無い、わしのマゾ奴隷でもある。この静香が今日の主役だ」
百瀬の長い紹介の後、静香は両手を床について頭を下げた。

「よろしくお願いします」
「よろしくだけじゃないだろう」
「はい、皆様でたっぷりと調教して下さい」
「と言うことだ。静香を始めとして、何人かの奴隷を皆さんに調教して貰い、奴隷達を悦ばせてやって欲しい。プロの縛師や調教師、助手も揃っているし、特別な趣向も用意している」
「それは楽しみだな。さすが百瀬さんだ」
集まっていた男の一人が声を掛けた。

「プラトンが書いた“饗宴”にちなんで、奴隷達の饗宴、つまりエロスを極めて、肉体だけで無く、精神的にも成長させようと思って、企画しました。既に充分に調教されて、マゾの悦びを知っている奴隷達だが、皆さんの手でさらに一段の高みに持って行って貰いたいのです」
今日の集まりを計画した安本が付け加えた。
「プラトンだか何だか知らないが、要は奴隷を性的に調教すればいいんだろう」
「性的にではあるけれど、ただ性行為をすればマゾ奴隷が満足するかどうかは分からないな。ここの所は調教のプロも控えているらしいので、教えてもらいながら、楽しもうじゃないですか」
「副市長にそう言って貰うと狂宴を準備した甲斐があります。では早速始めましょう。佐渡山さん頼んだぞ」
百瀬に代わって安本が場を仕切り始めた。

「静香、立つんだ。立って自分で長襦袢を脱げ」
佐渡山に命じられて、静香は立ち上がった。そして恥ずかしげに俯くと、伊達締めを解いていった。それが終わると、腰紐を解き一気に肩から長襦袢を外して、足下に落とした。その下は、緋色の腰巻きだけの真っ白な裸だった。
「腰巻きは後のお楽しみにしよう。両手を前に揃えるんだ」
言われたとおり、静香は両腕を揃えて前に出した。その手首に縛師の布川が麻縄を巻き付けていった。二つ折りにした縄がぐるぐる巻きにされ、最後に縄を両腕の間を通して、巻き付けた縄をしっかりとまとめた。これで静香の両手首は一つにしっかりと縛り上げられてしまった。
さらに腕の間に新しい縄を通してしっかり縛ると、その縄尻を引き部屋の中央に連れて行った。

二つの部屋をつないで広くしたのだろう。部屋の中央には元は長押に使われていたらしい水平の角材が部屋を区切っていた。そこに縄を投げて上を通すと、布川は降りてきた縄をまた腕に絡めて引き上げた。
両腕を上にひかれて静香の躰は伸び切ってしまった。
35歳という熟れ始めた躰が曝されて、男達からホーというような溜息が漏れた。

「静香にはさらに見所がある。かまわないから近寄ってくれ」
百瀬に言われて、男たちが静香を取り囲んだ。
百瀬は静香のピアスリングが入っている小箱を空けると、一番太い鼻リングを取り出した。
「何の変哲も無いピアスだけど、これはここに付けるんだ」
そう言いながら、百瀬はそのリングを静香の鼻中隔に開いているピアスホールにはめた。
南條鉱業の社長令嬢として育った上品な顔が、そのリングを鼻にぶら下げられただけで、被虐の奴隷の顔に変わった。太いリングだったが大きさは上唇には届かない程度だった。

「さて、次のサプライズは……誰かこの腰巻きを脱がせてくれませんか」
「よし、俺にやらせてくれ」
安本の声に一人の男が名乗り出た。百瀬がうなずくと、緋の腰巻きの紐を解き、ゆっくりと剥いていった。
永久脱毛された秘部が明らかになると、それも大部分の男たちを驚かせた。
「永久脱毛されたパイパンにびっくりしましたか。でもそんなものは今の時代では普通ですよ。それより、ここをよく見て下さい」
元蛇蝎の会のスタッフの二人が、静香の脚を広げて秘裂を明らかにした。
「ここです」
安本が指さしたのは包皮を失った肉芽だった。秘肉の間に、恥ずかしげに顔を見せている。そこを百瀬が指で弾いた。
「ヒィ~~~」
一番敏感な所を弾かれて、さすがの静香も悲鳴を上げた。





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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
6.淫虐調教別荘
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