淫狼の生贄 第70回 未亡人再び(2)
「この女は………どうしたんだい」
「永久脱毛してるんですよ。熟した女のそこが子供の様にツルツルというのも、また別の意味で色っぽいものでしょう。それに衛生的でもあるし」
椋田は蛇蝎の会で承知しているので特に驚かなかったが、この未亡人まで無毛にしている西片のこだわりに感心していた。
「よし、次は縄だ」
いつも蛇蝎の会を仕切る蒔田が声を掛けた。縛師の布川が麻縄の束を幾つか怜子の足下に置くと、その一つを解いた。
「縛師の布川先生ですよ。素人が見よう見まねで縛ることも出来るけど、生ぬるい縄がけになっちゃうんです。それに、変なことをすると、命に関わるほどの危険もあるし、そこまでいかなくても腕の神経を痛める。だからこういう本格的なプレイの時は布川先生に縄を掛けて貰うんです。もちろん二人だけで納得ずくの時なら、私でも縛ることは出来ますけど」
「そんなものなのか」
「杉森さんも、布川先生に教えて貰うといい。これから自分で縛るときに役に立つし、その方が女も悦ぶ」
西片の説明を聞きながら、杉森はSMと一言でいっても奥が深いものだと感心した。
「お客さんに見えるように後ろを向け」
布川に言われて、怜子は素直に後ろを向き両腕を背後で組んだ。布川がそこに二つ折りにした縄を巻き付けて、多少の余裕を残して縄止めをした。
その縄さばきを杉森は目を凝らして見ていた。
腕を縛った縄尻が胸に回されて、また背後に戻る。そして胸に回されたことで斜めになった縄に絡めると、今度は反対回りで胸に縄を掛けた。その結果斜めの縄が引かれて、垂直になると同時に、縄が掛かった二の腕に食い込む。
「アアァ~~」
溜息とも思える声が怜子の口から漏れた。
<縄で締められて感じているのか>
杉森には理解できない状況だった。
前を向かされた怜子の胸を二つ折りにした縄が二回、計四本が締め上げている。これでこの女は自由を奪われたことになるなと、杉森にも理解できた。
さらに、この縄と胸の膨らみを挟んで反対側、つまり膨らみの下にも同じように四本の縄が追加され、さらにその縄は脇の下で別の縄を絡まされて絞り上げられた。縄が一段と躰に食い込み、腕の自由が完全に奪われた。
怜子はやや俯いて、目を軽くつぶり布川に躰を預けていた。その布川の縄さばきは、さすがにプロだと思わせるほど素早く迷いがない。たちまちの内に、背後から両肩を越えて前に回された縄が、乳房の上下で胸を締め付けている縄に絡まり、縦に縄が掛けられた。その為にふっくらとした膨らみが絞り出される。
その膨らみの両方の外側にも縦縄が施されて、ぐっと絞り出すと同時に、背後から回された縦縄にも絡まり、一段と締め上げた。
「ああ~~、すごい。気持ちいい………」
思わず漏らした怜子の声に、杉森は唖然とする思いだった。縛られて快感を感じている………彼には思いも寄らなかった。
「杉森さん、聞きましたか。怜子は縄で締め付けられただけで、もうマゾの世界に入り込んでしまっているんですよ」
「そう言う女もいるんだ」
「元々そういう性癖が隠れていたんでしょうが、上手に調教した結果でしょうね」
西片は長年想いを寄せていた怜子を、自分好みの女に仕上げたことにすっかり満足していた。
これでさらに安本の力を借りれば、南條鉱業を手中にすることも容易くなりそうだった。
今はそれは置いておいて、怜子を差し出すことで、椋田と杉森を手中に収めることに専念すべきだと、気を引き締めた。
西片は立ち上がると、上半身を縛り上げられた怜子のそばに寄った。
「どうだ、久し振りの布川先生の縄は」
「とても気持ちいいです。有り難うございます」
「椋田さん、杉森さん。怜子が本当に従順な奴隷だという証拠の一つを見せましょう。こっちに寄ってください」
二人が立ち上がると怜子に言った。
「膝をつくんだ」
倒れないように西片が後ろ手に括った縄を持って躰を支えると、怜子は素直に膝立ち座りになり、仰向いて西片を見た。それはペットがご主人様を見るような目だった。
ここの男達は皆素肌に作務衣のようなものを着ている。西片は怜子の前に立つと、自分の前を開けて肉塊を引っ張り出した。
「口を開けて」
怜子は言われたとおり大きく口を開く。そこへ西片は小便を注ぎ込む。そして口の中にある程度溜まると止めた。怜子は口を閉じて下を向くと、ゴクリと喉を鳴らした。
すっかり飲み干して空になった口をまた開く。そこへ西片が注ぎ込んで止める。それに合わせて怜子が呑み込む。それが数回繰り返された。
「取り合えずここまでだ」
「有り難うございました」
杉森は驚いた。小便を飲ませること自体もそうだが、終わってから礼を言っている。本当に悦んでいるのだろうか。
「どうです、よく調教できてるでしょう。いつも飲ませてその後口で清めさせてから調教するんですよ。どうですか、お二人とも」
「よし、俺のも飲んで貰おうか」
杉森がちょっと躊躇した間に、椋田が自分の分身を出した。
「お客さんにも奉仕するんだ」
「はい、お願いします」
怜子は椋田の方に躰を向けて口を開いた。
「椋田さん、少しずつ注いでやって下さい。多すぎるとむせたりこぼしたりするんで」
「ああ、分かった」
椋田は分身に手を添えると、怜子の口に注ぎ込んだ。最初は、ほんの少しだけだった。
怜子はそれをゴクリと飲み込み、また口を開いた。前と同じくらいの量が注がれる。
何回か繰り返していくうちに、椋田は夢中になってしまった。段々一回の量が多くなる。それでも怜子は懸命に飲み干した。しかし、限界はある。うっかり止めるのを忘れてしまったのか続け様に注がれた。注がれると言うより、怜子の口に垂れ流してしまっていた。口の中はたちまちいっぱいになり、怜子は激しくむせて、口に溜まったものを外に噴き出してしまった。
椋田は危うく脇に避けて、浴びせかけられるのを逃れたが、怜子は何回も咳き込み、その度に口の中のもので床を汚してしまっていた。

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「永久脱毛してるんですよ。熟した女のそこが子供の様にツルツルというのも、また別の意味で色っぽいものでしょう。それに衛生的でもあるし」
椋田は蛇蝎の会で承知しているので特に驚かなかったが、この未亡人まで無毛にしている西片のこだわりに感心していた。
「よし、次は縄だ」
いつも蛇蝎の会を仕切る蒔田が声を掛けた。縛師の布川が麻縄の束を幾つか怜子の足下に置くと、その一つを解いた。
「縛師の布川先生ですよ。素人が見よう見まねで縛ることも出来るけど、生ぬるい縄がけになっちゃうんです。それに、変なことをすると、命に関わるほどの危険もあるし、そこまでいかなくても腕の神経を痛める。だからこういう本格的なプレイの時は布川先生に縄を掛けて貰うんです。もちろん二人だけで納得ずくの時なら、私でも縛ることは出来ますけど」
「そんなものなのか」
「杉森さんも、布川先生に教えて貰うといい。これから自分で縛るときに役に立つし、その方が女も悦ぶ」
西片の説明を聞きながら、杉森はSMと一言でいっても奥が深いものだと感心した。
「お客さんに見えるように後ろを向け」
布川に言われて、怜子は素直に後ろを向き両腕を背後で組んだ。布川がそこに二つ折りにした縄を巻き付けて、多少の余裕を残して縄止めをした。
その縄さばきを杉森は目を凝らして見ていた。
腕を縛った縄尻が胸に回されて、また背後に戻る。そして胸に回されたことで斜めになった縄に絡めると、今度は反対回りで胸に縄を掛けた。その結果斜めの縄が引かれて、垂直になると同時に、縄が掛かった二の腕に食い込む。
「アアァ~~」
溜息とも思える声が怜子の口から漏れた。
<縄で締められて感じているのか>
杉森には理解できない状況だった。
前を向かされた怜子の胸を二つ折りにした縄が二回、計四本が締め上げている。これでこの女は自由を奪われたことになるなと、杉森にも理解できた。
さらに、この縄と胸の膨らみを挟んで反対側、つまり膨らみの下にも同じように四本の縄が追加され、さらにその縄は脇の下で別の縄を絡まされて絞り上げられた。縄が一段と躰に食い込み、腕の自由が完全に奪われた。
怜子はやや俯いて、目を軽くつぶり布川に躰を預けていた。その布川の縄さばきは、さすがにプロだと思わせるほど素早く迷いがない。たちまちの内に、背後から両肩を越えて前に回された縄が、乳房の上下で胸を締め付けている縄に絡まり、縦に縄が掛けられた。その為にふっくらとした膨らみが絞り出される。
その膨らみの両方の外側にも縦縄が施されて、ぐっと絞り出すと同時に、背後から回された縦縄にも絡まり、一段と締め上げた。
「ああ~~、すごい。気持ちいい………」
思わず漏らした怜子の声に、杉森は唖然とする思いだった。縛られて快感を感じている………彼には思いも寄らなかった。
「杉森さん、聞きましたか。怜子は縄で締め付けられただけで、もうマゾの世界に入り込んでしまっているんですよ」
「そう言う女もいるんだ」
「元々そういう性癖が隠れていたんでしょうが、上手に調教した結果でしょうね」
西片は長年想いを寄せていた怜子を、自分好みの女に仕上げたことにすっかり満足していた。
これでさらに安本の力を借りれば、南條鉱業を手中にすることも容易くなりそうだった。
今はそれは置いておいて、怜子を差し出すことで、椋田と杉森を手中に収めることに専念すべきだと、気を引き締めた。
西片は立ち上がると、上半身を縛り上げられた怜子のそばに寄った。
「どうだ、久し振りの布川先生の縄は」
「とても気持ちいいです。有り難うございます」
「椋田さん、杉森さん。怜子が本当に従順な奴隷だという証拠の一つを見せましょう。こっちに寄ってください」
二人が立ち上がると怜子に言った。
「膝をつくんだ」
倒れないように西片が後ろ手に括った縄を持って躰を支えると、怜子は素直に膝立ち座りになり、仰向いて西片を見た。それはペットがご主人様を見るような目だった。
ここの男達は皆素肌に作務衣のようなものを着ている。西片は怜子の前に立つと、自分の前を開けて肉塊を引っ張り出した。
「口を開けて」
怜子は言われたとおり大きく口を開く。そこへ西片は小便を注ぎ込む。そして口の中にある程度溜まると止めた。怜子は口を閉じて下を向くと、ゴクリと喉を鳴らした。
すっかり飲み干して空になった口をまた開く。そこへ西片が注ぎ込んで止める。それに合わせて怜子が呑み込む。それが数回繰り返された。
「取り合えずここまでだ」
「有り難うございました」
杉森は驚いた。小便を飲ませること自体もそうだが、終わってから礼を言っている。本当に悦んでいるのだろうか。
「どうです、よく調教できてるでしょう。いつも飲ませてその後口で清めさせてから調教するんですよ。どうですか、お二人とも」
「よし、俺のも飲んで貰おうか」
杉森がちょっと躊躇した間に、椋田が自分の分身を出した。
「お客さんにも奉仕するんだ」
「はい、お願いします」
怜子は椋田の方に躰を向けて口を開いた。
「椋田さん、少しずつ注いでやって下さい。多すぎるとむせたりこぼしたりするんで」
「ああ、分かった」
椋田は分身に手を添えると、怜子の口に注ぎ込んだ。最初は、ほんの少しだけだった。
怜子はそれをゴクリと飲み込み、また口を開いた。前と同じくらいの量が注がれる。
何回か繰り返していくうちに、椋田は夢中になってしまった。段々一回の量が多くなる。それでも怜子は懸命に飲み干した。しかし、限界はある。うっかり止めるのを忘れてしまったのか続け様に注がれた。注がれると言うより、怜子の口に垂れ流してしまっていた。口の中はたちまちいっぱいになり、怜子は激しくむせて、口に溜まったものを外に噴き出してしまった。
椋田は危うく脇に避けて、浴びせかけられるのを逃れたが、怜子は何回も咳き込み、その度に口の中のもので床を汚してしまっていた。

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