淫狼の生贄 第44回 未亡人(10)
「分かったな」
「………」
僅かに怜子がうなずくと、西片は彼女を抱き寄せた。縛り上げられて自由を奪われた身では逆らうことも出来ないし、その気力も無かった。怜子は力を抜いて西片の腕に躰を預けてしまった。
その顔を仰向かせると、片手で支えて西片が唇を寄せてきた。簡単に唇が奪われてしまう。と言うより、自然に合わさったといった方がいい。がっしりとした男の体に抱き締められて、怜子は全てを委ねてしまっていた。
かなりの経験を積み重ねているのであろう。西片の口戯は巧みで、それだけで怜子はうっとりとしてしまいそうだった。
口を吸われて、いつの間にか怜子の舌も西川の舌と絡み合って、執拗にペッティングが続いた。
終わると、西片が着ている物を全て脱ぎ去った。
「そこにひざまずくんだ」
言われなくても怜子は脚がグズグズになって、立っていられない位だった。今のことだけでなく、再三アクメを味合わされてしまって、怜子は躰を撫ぜられただけでも、あるいは鞭を受けても絶頂にいってしまいそうだった。
西片に支えられて、やっとひざまずいたが、上体はふらふらと揺れそうだった。そんな怜子の頭を西片が片手で押さえた。
「口を開けて、これを含むんだ。そして口でいかせろ」
フェラチオを要求されたのだが、怜子にはそんな経験は無かった。
地方とはいえ、山川財閥の一人娘、お嬢様として育った怜子は、当然のことだがフェラなどを知る機会は無かった。死んだ夫にもそんなことを要求されなかった。
「そうか、知らないか。そうかも知れないな。これもこれからじっくりと教えていかなければならないか。ともかく口で、これを咥えろ」
頭をしっかり押さえられても、怜子は堅く口を閉じている。
「しょうがないな」
そうつぶやきながら、頭から手を離すと、西片は怜子の顎を左右から摘まんで強く力を入れた。
男の強い力にたまらず、怜子の口が僅かに開いてしまった。そこに指を突っ込んで強引に開く。そして、もう片方の手で支えていた肉塊を、西片が怜子の口に押し込んだ。
「アグゥ」
「歯を立てるなよ」
「ううぅ~~」
口の中が西片の肉塊に占領されてしまった。怜子はそれをどうしてよいか分からない。ただ、困惑して西片を見上げるだけだった。
「本当に何も知らないんだな」
西片はつぶやくと、怜子の頭を両手でつかんで、自分から腰を動かし始めた。
まだ力を得てない肉の塊が、怜子の口の中で動き回る。
舌で押し出そうとしても、その舌も肉塊で押さえられてしまっていた。大きく口を開いたまま、涙目で怜子は耐えるほか無かった。
しばらく経つと徐々に力を得てきて、肉塊が剛棒に変わってきた。その剛棒が怜子の舌を、頬の内側の粘膜を擦り上げる。
「ほら、自分で頭を動かして舐めるんだ」
西片は怜子の頭部を前後に揺する。そうは言われても、怜子は西片にされる以外に何も出来なかった。
散々怜子の口の中を嬲って、すっかり力がみなぎった剛棒を、西片は彼女の口から抜き出した。
「これじゃどうしようも無いな。口も女の穴の一つだ。いずれたっぷりと教え込んでやる」
西片の弓のように反り返った剛棒を目のあたりにして、怜子は驚くと同時に恐ろしくもなった。西片は還暦を過ぎているはずだが、全く衰えは無かった。
夫の勃起した時を見たこともあったが、それとは長さも太さも全く違っている。それより怜子には凶器とも思えた。
器具で嬲られたとき見せられたバイブより、まだ禍々しい感じだった。
「もう大分遅くなったな。ベッドに上がるんだ。そして仰向けに横になれ」
そう言われても、がんじがらめに縛られた躰は思うように動かない。身を揉むようにして立とうとしたが、口の中にペニスを含まされた衝撃も加わって、怜子は立つことが出来なかった。そんな様子を眺めて、西片が縄に手を掛けて引っ張り上げ、ベッドに追い上げた。
「仰向けに横になるんだぞ」
不自由な身を捩るようにして、怜子は命じられた通りに仰向けになった。既に何もかも見られている。とは言っても、仰向けに躰を伸ばして横になると恥ずかしさが募ってきた。片脚の上にもう一方を乗せてできるだけ恥部を隠そうとした。しかし、西片が直ぐに真っ直ぐに伸ばしてしまった。大きく開かれなかっただけでも良かった。そう思わなければならないと、怜子はじっと我慢をした。
天井から照らす光のなかに、熟した裸身が曝された。剃毛されて下腹も剥き出しになっている。さらに、股の間に消える一筋の溝も露わだった。
「綺麗だな、まさに食べ頃に熟している」
そんなことを言いながら、西片がベッドに上がってきた。そして、怜子の脇に横たわると、縄で絞り出された胸の、鴇色の珠を唇で摘まむと、舌を這わせてきた。
今まで強烈な刺激を与えられてきた怜子には、不覚にもその感触が柔らかく心地よかった。じんわりと身に滲みてくる。
「あ~~~」
ため息にも似た声が漏れてしまった。
まるでついばむように唇で挟むと、舌でコロコロとなぶる。時折甘噛みを交えながら、西片の愛撫は執拗に続いた。

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「………」
僅かに怜子がうなずくと、西片は彼女を抱き寄せた。縛り上げられて自由を奪われた身では逆らうことも出来ないし、その気力も無かった。怜子は力を抜いて西片の腕に躰を預けてしまった。
その顔を仰向かせると、片手で支えて西片が唇を寄せてきた。簡単に唇が奪われてしまう。と言うより、自然に合わさったといった方がいい。がっしりとした男の体に抱き締められて、怜子は全てを委ねてしまっていた。
かなりの経験を積み重ねているのであろう。西片の口戯は巧みで、それだけで怜子はうっとりとしてしまいそうだった。
口を吸われて、いつの間にか怜子の舌も西川の舌と絡み合って、執拗にペッティングが続いた。
終わると、西片が着ている物を全て脱ぎ去った。
「そこにひざまずくんだ」
言われなくても怜子は脚がグズグズになって、立っていられない位だった。今のことだけでなく、再三アクメを味合わされてしまって、怜子は躰を撫ぜられただけでも、あるいは鞭を受けても絶頂にいってしまいそうだった。
西片に支えられて、やっとひざまずいたが、上体はふらふらと揺れそうだった。そんな怜子の頭を西片が片手で押さえた。
「口を開けて、これを含むんだ。そして口でいかせろ」
フェラチオを要求されたのだが、怜子にはそんな経験は無かった。
地方とはいえ、山川財閥の一人娘、お嬢様として育った怜子は、当然のことだがフェラなどを知る機会は無かった。死んだ夫にもそんなことを要求されなかった。
「そうか、知らないか。そうかも知れないな。これもこれからじっくりと教えていかなければならないか。ともかく口で、これを咥えろ」
頭をしっかり押さえられても、怜子は堅く口を閉じている。
「しょうがないな」
そうつぶやきながら、頭から手を離すと、西片は怜子の顎を左右から摘まんで強く力を入れた。
男の強い力にたまらず、怜子の口が僅かに開いてしまった。そこに指を突っ込んで強引に開く。そして、もう片方の手で支えていた肉塊を、西片が怜子の口に押し込んだ。
「アグゥ」
「歯を立てるなよ」
「ううぅ~~」
口の中が西片の肉塊に占領されてしまった。怜子はそれをどうしてよいか分からない。ただ、困惑して西片を見上げるだけだった。
「本当に何も知らないんだな」
西片はつぶやくと、怜子の頭を両手でつかんで、自分から腰を動かし始めた。
まだ力を得てない肉の塊が、怜子の口の中で動き回る。
舌で押し出そうとしても、その舌も肉塊で押さえられてしまっていた。大きく口を開いたまま、涙目で怜子は耐えるほか無かった。
しばらく経つと徐々に力を得てきて、肉塊が剛棒に変わってきた。その剛棒が怜子の舌を、頬の内側の粘膜を擦り上げる。
「ほら、自分で頭を動かして舐めるんだ」
西片は怜子の頭部を前後に揺する。そうは言われても、怜子は西片にされる以外に何も出来なかった。
散々怜子の口の中を嬲って、すっかり力がみなぎった剛棒を、西片は彼女の口から抜き出した。
「これじゃどうしようも無いな。口も女の穴の一つだ。いずれたっぷりと教え込んでやる」
西片の弓のように反り返った剛棒を目のあたりにして、怜子は驚くと同時に恐ろしくもなった。西片は還暦を過ぎているはずだが、全く衰えは無かった。
夫の勃起した時を見たこともあったが、それとは長さも太さも全く違っている。それより怜子には凶器とも思えた。
器具で嬲られたとき見せられたバイブより、まだ禍々しい感じだった。
「もう大分遅くなったな。ベッドに上がるんだ。そして仰向けに横になれ」
そう言われても、がんじがらめに縛られた躰は思うように動かない。身を揉むようにして立とうとしたが、口の中にペニスを含まされた衝撃も加わって、怜子は立つことが出来なかった。そんな様子を眺めて、西片が縄に手を掛けて引っ張り上げ、ベッドに追い上げた。
「仰向けに横になるんだぞ」
不自由な身を捩るようにして、怜子は命じられた通りに仰向けになった。既に何もかも見られている。とは言っても、仰向けに躰を伸ばして横になると恥ずかしさが募ってきた。片脚の上にもう一方を乗せてできるだけ恥部を隠そうとした。しかし、西片が直ぐに真っ直ぐに伸ばしてしまった。大きく開かれなかっただけでも良かった。そう思わなければならないと、怜子はじっと我慢をした。
天井から照らす光のなかに、熟した裸身が曝された。剃毛されて下腹も剥き出しになっている。さらに、股の間に消える一筋の溝も露わだった。
「綺麗だな、まさに食べ頃に熟している」
そんなことを言いながら、西片がベッドに上がってきた。そして、怜子の脇に横たわると、縄で絞り出された胸の、鴇色の珠を唇で摘まむと、舌を這わせてきた。
今まで強烈な刺激を与えられてきた怜子には、不覚にもその感触が柔らかく心地よかった。じんわりと身に滲みてくる。
「あ~~~」
ため息にも似た声が漏れてしまった。
まるでついばむように唇で挟むと、舌でコロコロとなぶる。時折甘噛みを交えながら、西片の愛撫は執拗に続いた。

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