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SM小説に託し、日々浮かぶ妄想をハードに書き綴って、美女を責めさいなんでいます。緊縛、剃毛、浣腸などなど・・・どうぞお楽しみ下さい。













完全に崩壊を曝してしまった奈那子も拘束をとかれた。そして玄蔵に、麗子と共に汚れた躯のまま、上半身を麻縄でがっしりと緊縛された。
麗子が奈那子を攻めている間に用意したのか、プレールームの中央付近にキングサイズのダブルベッド位のマットレスが敷かれて、二人はその上に連れて行かれた。
既に、二人とも上半身を締め上げる麻縄の快い感触に陶酔となりかけて、玄蔵の命ずるままそのマットレスの上で正座をした。
「ワカサさん、どうぞ」
エレベーターホールからいつも最初に入る洋間の椅子に座っている男に玄蔵が声を掛けた。
「社長さん‥‥‥」
奈那子がその男を見て呟くように言った。三十半ばのビジネスマンと言う感じの、整った顔の男であった。
「今度奈那子が勤めるコンサルタント会社の社長のワカサさんだ。日系三世になるのかな。」
「そうですね、お陰で日本語には苦労しましたが。」
「会社はアメリカだが、顧客は日本の会社も多い。今回は奈那子を迎えがてら、こっちでの仕事を片付けるために来日した。」
「いずれは、日本にも小早川さんの応援を得て、支社を出そうとは思っているんですが。何時になるかは、すべてこれからです。」
ワカサは麗子に向かって、丁寧に話した。

「見ての通り二人とも素っ裸の奴隷だ。ここへ来たら奈那子もワカサさんの社員じゃなく、私の奴隷なんだ。その堅苦しい格好をやめて、私と同じように作務衣に着替えてきたらどうだ。そっちの部屋にワカサさんのものも一式置いてあるだろう。」
ワカサは玄蔵に言われた通り、洋間に戻って、素裸になり作務衣を着てきた。何回かここには来ている様子で、勝手は分かっているようである。
「今日は女同士で楽しんでもらおうと思っている。奈那子も向こうへ行ってしまうので、こんな機会は今日くらいきり無いから。」
玄蔵は道具の棚から、なめし革で出来た猿轡を二つ持って来て、その一つをワカサに渡した。猿轡の内側には円筒が突き出ている。それ程長くなく、歯を開かせる程度である。外側は先端が異様な形に膨らんだバイブになっている。その膨らみは分かる者が見れば、中からGスポットを刺激するものであることと、一度入れたら抜けにくくなるという二役を果たすものであることが分かる。

「口を開いて」
二人の奴隷は素直に口を開いた。奈那子のそこへ玄蔵が猿轡をかます。それを見てワカサも同じように麗子に噛ませた。頭の後ろでベルトを留める。さらに猿轡に付いている三角形のベルトを鼻の脇を通して頭の頂点から後ろに回して、さっき留めたベルトにしっかりと留める。これで、顔を拘束されたようになり、猿轡はずれることが無くなった。
「二人ともよく聞け。ここに元スイッチがあり、これを入れると後はお前たちの口の中のものがコントローラーになる。奈那子のでやってみるから」
玄蔵はバイブの根元を指で押す。小さくカチッと音がした。
「奈那子、口の中のものを噛み締めて見ろ」
言われた通り奈那子が歯の間に挿入されている筒状の物を軽く噛み締めると、自分の口の前のバイブが振動した。振動が目で見ても分かる。
「もっと強く噛んでみろ」
言われた通り強く噛み締めると、振動は早くなってきた。
「よし分かったな、じゃあ横になるんだ。仰向けではなく、横向きに、二人が互い違いになるようにだ」
玄蔵に言われなくても、麗子も奈那子も何をやらされようとしているのは分かっていた。不自由な体で、向き合って横になった。

「さっきは奈那子が麗子にサービスして貰ったから、今度は奈那子が先に麗子を悦ばせるんだな」
後手縛りなので、たとえ口に付いているとは言っても、自由にならない。玄蔵は奈那子の頭の位置を調節し、麗子の股間の所に置いた。
「ワカサさん、こっちの麗子の片脚を持ち上げてくれないか」
ワカサが麗子の上になっている方の片脚を持ち上げた。麗子も抗うことなくそれに従う。無毛の股間が大きく開いた。そこへ奈那子の頭を乗せると、剥き出しになっている秘唇を開いて、蜜口を剥き出しにすると、奈那子の口から伸びているバイブの尖端を潜り込ませた。
前の絡みですっかり愛液にまみれたそこは、まだ潤ったままである。簡単に麗子の中におさまっていった。
「後は自分で、麗子の快楽の洞窟に入れてやるんだ」
玄蔵に言われるまでも無く、奈那子は頭を動かし、自分の口から嘴のように伸びているものを麗子の中に押し込んでいった。
「アゥ」
麗子が猿轡で塞がれ言葉にならない呻き声を出す。そこまで行った所でワカサは麗子の脚を下ろした。奈那子の顔が麗子の太腿に挟まる。

「よし、じゃあこっちは僕の方でやろう」
ワカサが麗子の躯の位置を調整すると、玄蔵が片脚を持ち上げた。既に麗子は奈那子とつながっているので、なかなかうまく位置が決まらない。
麗子も不自由な体を動かし、ワカサに協力して嘴を奈那子の中に挿入した。持ち上げられていた奈那子の脚が降ろされ、麗子も奈那子の太腿で顔を挟まれた。これで躯に収めたものは抜けることは無くなった。
「では始めて貰おうか。お互いにたっぷり相手を悦ばせてやるんだぞ。」
玄蔵とワカサはバイブの根元の元スイッチを押した。既にコントローラーは歯の間に噛まされている。それだけで、躯の中のバイブは振動し始めた。
「ウウウ、ウ~~」
「ムゥ~~ゥゥ」
二人ともすぐに鼻から呻き声を漏らし始めた。

「さて、ワカサさん、我々もお相伴にあずかろうか」
二人の女は横向きになって、ふっくらした臀部を突き出している。その上、既に調教済みのアヌスである。玄蔵が潤滑剤のチューブを二つ持って来て、一つをワカサに渡した。
「ワカサさんは、これから奈那子のアヌスを味合う機会はあるだろう。今日は麗子の方を使ってみてはどうかね。」
「そうですね、そうさせてもらいましょうか。」
二人とも作務衣を脱ぎ去った。股間のものはもう準備完了の感がある。ワカサは麗子の尻たぶを開くと、その奥に窄んでいる菊の蕾に潤滑剤をたっぷり塗り込んだ。そして指を二本入れて揉みほぐす。既に充分拡張され、調教されている麗子の括約筋は柔らかく伸び縮みする。
「うむ、これなら大丈夫だな」
ワカサは独り言をつぶやくと、自分の屹立している剛棒にたっぷりと潤滑剤を塗りつけて、麗子の菊の花を刺し貫いた。
「アゥ!」
はっきり言葉にならないが、麗子は蜜壺を奈那子のバイブに埋められて、さらにワカサにもあらぬ所を刺し貫かれた二穴責めに、声を出してしまっていた。

直ぐに、奈那子も声を出して、玄蔵に肛門を埋められてしまったことを辺りに知らせてしまっていた。
アナルを刺し貫かれたことで、二人とも思わず歯を食いしばってしまった。その途端、バイブの振動が高速になり、先端の膨らんだところが、もろにGスポットを急激に攻撃してくる。それを察した麗子は口を開き気味にし、奈那子の躯の中の刺激を弱めるように努力した。それに呼応し奈那子も弱める。
「ウウム、これはいい、腸壁を通してバイブの振動も伝わってくるし、このきつい括約筋の締め具合も最高だ」
「どうですワカサさん、極楽でしょう」
男二人が期せずして抽送を始める。その動きで、バイブの位置も微妙に変わり、刺激が多彩になってきた。
「ウウウ」
その刺激に耐え切れず奈那子が歯を食いしばると、麗子の躯の中の振動が早くなり、男達から与えられる圧迫感も加わって、たちまちのうちに燃え上がってきてしまった。そうすると麗子も歯を噛み締める。同じことが奈那子にも起こってしまった。

奈那子はもちろん、麗子にしても二穴を同時に嬲られるのは初めてである。その上、女の本来の愉悦の中心は、特殊な形をしたバイブで埋められて、そのコントロールを躯の快感の反応で、別の女体が送ってくる。
男の肉棒は、あらぬ所を埋めていて、快楽なのか苦痛なのか分からない充満感が押し寄せてきている。
「アアア、アアア~~~」
「アゥッ、ワゥゥゥ~~~」
二人の女は、口を塞がれながらも、訳の分からない大きなうめき声を上げ続け、その度に相手の女に強烈な愉悦を送り込んでいる。

同じ繰り返しが何回か続いた後、経験の浅い奈那子の躰が先に反りかえった。と言っても、頭は麗子の太腿に挟まれて、尻は玄蔵に刺し貫かれ、その上上半身はがっしり麻縄で後ろ手に縛られている。それ程自由はなかったが、それでも無意識で絶頂を迎えてしまったことを示していた。
そのアクメで思い切り奈那子が口の中の筒を噛み締めてしまい、強烈な刺激が麗子を襲った。そのためか、麗子の躯の中も燃え滾る様な火の玉が駆け抜けて、頭の中で破裂する。
「ウウウ~~~~」
一声呻くと麗子も崩壊を曝してしまった。

その時、二人の男を納めている穴が、力いっぱい締められ、その上、若菜の快楽の巣に納められたバイブの振動も伝わり、経験豊かな玄蔵も堪らず小さなうめきを漏らすと、奈那子の腹の中に、熱いしぶきを浴びせかけていた。
ワカサも同様である。玄蔵ですら耐えられなかった刺激で、麗子の躯を熱いしぶきで焼いていた。
男たちは、最後の一滴まで絞り出すように吐き出すと、ゆっくり仕事を終えたものを抜き出した。ポッカリと口を開いたままのアヌスからドロリと、白い汚濁があふれ出てきた。
しかし、二人の女の躯の中のものは、相変わらず責めつけている。片方がその刺激で歯を食いしばれば、相手を強く責める。躯の自由を奪われた二人にとっては止めようのないせめぎ合いになってしまっていた。
「アア、アアア~~~」
「アゥ~~、アアッ!」
言葉で意思を伝えられないため、たとえ麗子が責めを緩めても、奈那子が燃え上がって歯を食いしばると、麗子の我慢も限界を超える。
次々と襲う強烈な快感に、二人は何時しか潮を吹き出して、相手の顔に浴びせかけ、さらに辺りはびっしょりになってしまっている。
玄蔵とワカサは、そんな二人を興味深気に見下ろすだけで、自由にしてやろうとか、元スイッチを切ってやろうとか言う気も無い。
何回、絶頂を極めただろう、やはり最初に奈那子がぐったりと気を失ってしまった。それに続いて麗子も白目を剥いて失神してしまった。失神しても、二人の躰は痙攣を繰り返していた。
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奈那子は予定通りワカサとアメリカへ旅立った。いつ戻るか、本人も知らない。
麗子は、駅の近くのマンションを売り、郊外に温泉つきの広い土地を買った。
殆どが雑木林のその土地に、自分好みの家を建てた。その家は敷地が広すぎて、外からは窺い知れない。どんな家なのかは、ごく一部の者を除いては誰も知らない。建てたのは玄蔵の傘下の建設会社である。建設後、図面などは、その会社から全て消えていた。
麗子はそこで、玄蔵に益々美しく磨き上げられていった。



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「このまま帰る手もないだろう。」
玄蔵は立ち上がり、リビングルームの奥のドアを開けた。そこは寝室になっており、ダブルベッドがでんと置いてある。
「まあ、こんな所に。」
「この奥が風呂とトイレだ。リビングの右手がダイニングとキッチン。狭いけれど一応生活はできる。」

寝室の左手のドアを開けると、麗子が連れ込まれた洋間である。そこから先はむっとする暑さだ。
「ところで、奈那子さんはどうなったのですか。」
「来週アメリカへ行く。ニューヨークの投資顧問会社で活躍しているコンサルタントが、私の援助で独立する。彼がアシスタントを欲しがっていたので、そこに推薦したらとんとん拍子で決まった。奈那子は語学も達者だし頭も切れる。キャリアを積めば、アメリカでも立派にやっていける。それで、麗子にお別れをしたいといってここに来ている。」
「本当ですか。」
「後で会わせるから、先に風呂へ入っていてくれ。ここはどうだ。」
玄蔵が麗子の尻を撫でた。麗子には言われたことがすぐ分かった。
「家で清めてきました。」
「それは、大きな進歩だ。」

麗子はプレールームの奥の風呂に入った。上がった時は、脱いだものがすっかりなくなっていた。風呂で桜色に染まった裸身のまま、バスタオルでその裸身を隠し、麗子はプレールームに戻った。

プレールームに戻った麗子は部屋の真中に横たわっているものを見て思わず叫んだ。
「奈那子さん!」
奈那子が細長い、背もたれの無いベンチのような台に、仰向けになり、白い裸身を曝していた。両腕は頭上に引き延ばされ、一つの革の袋に入れられ、紐でしっかり括られている。その袋についた縄が、台の端に伸ばされ、奈那子の腕をいっぱいに引き上げて固定している。
両脚は腕と反対側の端で大きく割り広げられ、その足首を台の脚に固定されている。その他の拘束は無いので、奈那子は比較的自由に体を動かせるが、秘所をすっかり曝した恥ずかしい体位は、どうすることも出来ない。

奈那子は麗子の叫び声に顔を向け、そして微笑んだ。
「奥様。お久し振りです。」
「ご主人様、どうして奈那子さんを。」
「本人の希望だ。麗子にお別れをしたいと。」
麗子は、大きく広げられた奈那子の下腹部もすっかり剃毛され、青白い肌を曝しているのに気付いた。
「奈那子さんまで。こんなことは私一人で充分でしょう。」
「麗子が独り占めにしたいのか。奈那子もこの魅力に染まってしまったんだ。だが、日本にいるわけではない。来週にはアメリカだ、アメリカでは毛を処理するのは当たり前になっている。私とも今日で最後だ。」
「奥様。玄蔵様のおっしゃる通りです。今日は思いっきりお別れをさせて下さい。奥様に愛されて責められたい、そして奥様を愛したい‥‥‥」
「奈那子さんも私と同じ悦びを知ってしまったのね。」
「男の方たちに‥‥‥でも、奥様にもっと愛して欲しいのです。お願い‥‥‥」
台の上に仰向けで全てを曝して、麗子に哀願する奈那子を見ていると、麗子には不思議な気持ちが起きてきた。ここで、初めて奈那子と一緒に吊られて肌を合わせた時よりもっと激しい感情である。奈那子を責めて見たい、辱めて見たい。
麗子は身に巻き付けていたバスタオルを外すと、やにわに奈那子の股間に身を屈めた。
ツルツルに剃り上げられて、その上大きく開かれている股間は、まだほとんど男を知らない美しい花びらを閉じている。麗子はその花びらを指で開くと、その中の蜜壺に舌を這わせた。
「アア~~~、初めから‥‥‥激しい。でもうれしい‥‥‥」
奈那子は身を揉むが避けようとはせず、かえって腰を差し出してくるように身悶えた。
麗子の舌が秘唇を割開き、蜜口から蜜を舐めとるように動く。しかし、いくら舐めとっても蜜はとめどなく湧き上がってくるような感じである。麗子の舌は、蜜口から狭間を舐めあげ、三角形の莢に慎ましく隠れている小さな珠に到達した。
「ヒィ~~~」
奈那子の躰が、がくんと突っ張る。
麗子は舌だけでなく、その珠を口に含んで、歯で軽く噛み、舌で嬲った。
「キィ~~~!」
堪らず奈那子は悲鳴を上げた。

さらに、上向きに固定されている奈那子の躰にまたがり、狭間を今度は逆方向に舌で嬲ると同時に、自分の股間を奈那子の胸の膨らみに乗せて、尖っている二つの膨らみの頂点に擦り付けた。
麗子の狭間も大きく割れ、奈那子の胸の膨らみに擦り上げられる。
「いいわ、奈那子さんとても気持ちいい。」
そうしながらも、麗子の舌は奈那子の急所から離れない。
「‥‥‥お願い、麗子様、もっと下がって‥‥‥」
麗子には奈那子が何を望んでいるかすぐ分かった。
胸の膨らみの刺激を受けている所を、直ぐに奈那子の顔の上に持って行った。奈那子は手を拘束されているので、麗子のように直ぐに急所をつかまえることが出来ない。そのため麗子は躰を一度起こすと、自分の秘唇を割開いて、奈那子の口に持って行った。
直ぐに、奈那子の舌が麗子の蜜壺を探り当てる。麗子のそこも奈那子を愛している間にすっかり潤いを増して、奈那子の口を汚すほどであった。

麗子は躯を奈那子に預けると、その姿勢から少し前屈みになり、指を奈那子の秘筒に二本入れた。麗子もここで調教を受けてから、躰が寂しくなると密かに指で自分を慰めていたが、こんな体勢で他の女性の中に指を入れるのは初めてである。溢れんばかりに蜜を吐き出した奈那子の肉の内部を探るように指の腹で擦っていった。
「アアン、アア、アアア~~」
麗子の敏感な部分に舌を這わせながらも、奈那子は耐え切れずに声を漏らし続けている。
麗子の指が洞穴の天井のある部分を撫でた時、奈那子は突然大きな声を上げた。
「いい、逝きそう‥‥‥」
いわゆるGスポットというところなのであろう。クリトリスの本体部分とも言われているGスポットは、表面に出ている珠より大きく、巧みに刺激されると潮を吹くほどの快感が得られる。
麗子はそこまでは知らなかったが、今の加奈子の乱れように、我を忘れて指で揉むように刺激を与え続けた。
「麗子‥‥‥様、許して‥‥‥アア、アアア~~~ダメェェ~~」
奈那子は麗子を舌で嬲ることも出来ず、拘束された躯で悶えて、声を出し続けた。
「アア、アゥゥ~~ヒィ~~~」
突然、秘裂から液体を噴き上げ、アクメに達してしまった。

「麗子もなかなかやるじゃないか。」
玄蔵の声に、麗子は我に返った。
そして、ぐったりとし、恍惚感に満たされている奈那子から離れた。
「恥ずかしい‥‥‥」
麗子は奈那子を相手に責めつけて、アクメに追い上げてしまったことに初めて気づいたように身を縮めてしまった。



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丸茂自身が言っていたように、彼は学生時代に過って女性を殺してしまった。本人は傷を負わせただけだと言っているが、それがもとで、彼女は命を落としている。その場に幸太郎がいたことも事実だったし、共同正犯になるであろう。
その被害者が玄蔵の娘だった。玄蔵は結婚してはいなかったが、玄蔵が愛した女性との間の彼の娘だった。玄蔵は若い時は裏の世界に生きていたので、娘を産んだ女性の方が、きちんと籍を入れることを断り、シングルマザーとして娘を育て上げてきた。もちろん経済的な苦労は掛けず、玄蔵も小さい時からその子を慈しんできた。

しかし、その娘が大学へ入学した年に、同じ部の丸茂と幸太郎に誘い出された。縄を弄び始めていた丸茂が、その娘を縛り上げて乱暴しようとした。しかし、まだ縛ることに未熟だった丸茂の縄が、その娘の顔に、大きな跡を残す怪我をさせ、さらに神経を圧迫したため、下肢に麻痺も残してしまい、車いすの生活を余儀なくされた。その結果生きる望みを失った娘は、徐々に弱って行き、朽ちる様に命を落としてしまった。
その頃、玄蔵は東南アジアの裏社会とのつながりを深めるため、香港に滞在していた。戻ってきてから知った時には、丸茂が自首した後であった。

丸茂が1人で罪を負って自首したことは、彼が話したとおりである。妻同然に愛していた女性ともギクシャクし出し、十分なことをしてやって、分かれることになってしまった。娘と愛する女性を一度に失った玄蔵は、丸茂が出所したら、その命で罪を償わせようと、準備していた。裏社会にもしっかりした基盤を築いた玄蔵は、しのぎのつもりで始めた表の事業でも軌道に乗り、傘下に次々と優良企業を収め、その持ち株会社としてマニピュレイトの会長になった。

余談だが、湯川興産は、マニピュレイトと異なり、吸収合併で業態を広げ、会社を大きくしていった。湯川興産が市内で有数の会社であるのに反し、マニピュレイト自身は資本金一千万円の零細企業であるが、実力は湯川興産を凌駕している。

玄蔵は、仕事は専門家に任せ、自分は犯罪者の更正というボランティアに精を出した。そんな折、解散することになった市内の暴力団の面倒を見て、森本の組を小さいながら会社組織とし、一応正業に就かせることもした。そんな実績が買われ、丸茂が仮出所する時に、身元引受人を買って出て、選任されることに成功した。
ただ、玄蔵も娘が死んでから、SMなるものを調べ始め、ミイラ取りがミイラになってしまうことまでは考えていなかった。それで、こんな隠れ家と称するものを造り、金で済む女性とプレーを楽しんでいた。

丸茂が出所して、話を良く聞いたら、かってから同じ市でしのぎを削ってきた、湯川興産の幸太郎も丸茂同様であることを知り、先ず丸茂を利用して湯川興産を潰しに掛かった。そのやさきに、先走った丸茂が麗子を襲った。

玄蔵は湯川興産へ行った際、ちらりと見た麗子の美しさの虜になってしまっていたので、渡りに船とばかり、麗子をいたぶることから復讐をはじめた。

ところが、その丸茂がそのことで玄蔵を強請り始めた。玄蔵は丸茂をとりあえずこの市から離すつもりで、東京にある傘下の企業の一つに就職させることにしたが、玄蔵の知らないうちにその命を落としていた。事故で死んだのか、玄蔵を強請ったことを知った誰かが殺したのかは、今になっては玄蔵でも分からない。しかし、死んでいた場所から考えると、森本の配下かまたは別の組織の者が手を下したことも十分ありうる。問いただしたところで真実を話すわけでもないし、丸茂はいずれにせよ、罪をその命で償ったのだから知る必要もなかった。

玄蔵のターゲットは、湯川興産ひとつになった。IT関連企業を吸収合併し、IT関連事業に進出しようとしていた幸太郎は、人体認証システム開発に取り組んでいた優秀な技術を持った小規模の会社に目をつけ、開発資金の名目で増資をさせ、さらに経営統合という名目で、端的にいえば乗っ取ろうとしていた。それが幸太郎の進めていたIT関連事業だった。玄蔵について調べ始めていた奈那子が、その企業が、すでに玄蔵と深いつながりがあることに気づいたのも、その頃であった。間一髪で奈那子を押えたので、そのことは湯川興産には漏れることは無かった。

玄蔵は、湯川興産が投資をしたところで、この合併を潰すように計画していた。その計画を進めていたときに、湯川興産の社長が交通事故で他界した。
玄蔵には絶好のチャンスだった。葬儀などで湯川興産がごたごたしている間に、玄蔵はその会社の人体認証システムを、黒川が理事長をしている医療法人の各病院へ導入を進めていた。玄蔵の傘下の会社はある程度自己完結的な動きができる。ある会社で販売するものを、他の会社が購入する。このため無駄な競争と経費を使わず、各社は運営できた。

幸太郎が社長につき、湯川興産が本格的に動き出したときには、IT事業はすでに湯川興産の巻き返しが出来ない状態になっていた。
その上、玄蔵が放った第二、第三の矢が幸太郎を苦しめた。産業廃棄物の処理場に対する市の認可取り消し、燃料事業の仕入れ価格の高騰などなど。今まで父親の力で不当な取引を強いられていた業者が、一斉に反発をし始めたのである。その背後もわからず、幸太郎は建て直しに奮闘したが、頼りにする古くからいる役員も、父親への単なるイエスマンだったため、何の役にも立たなかった。
湯川興産は音を立てて崩れ始めようとしていた。そして、幸太郎は自ら命を絶った。

玄蔵の長い話は終わった。麗子は全てを知ったが、いまさらどうということもなかった。元々幸太郎とは見合い結婚で、その後の幸太郎の愛情もほとんどなかったし、若い頃の事故のためか、SM的なことも全く縁が無かった。
全て幸太郎が自ら蒔いた種だった。それに巻き込まれて、理不尽な凌辱を受けた麗子だったが、結果として、全く新しい悦びの世界を与えられた。

「義父の交通事故は、本当の事故だったのでしょうか。」
「それも分からない。私も調べたが、何の証拠もなかった。私と関係のない別の件かも知れない。湯川さんも強引に拡張路線を走ったから、どこかで恨まれていても不思議は無い。少なくとも私は関係ない。」
「主人の死も、自殺で。」
「あの時は知っているように、森本たちはここにいた。幸太郎君に手出しは出来ない。あの後も、ずっと奈那子を嬲っていた。」
「丸茂さんがご主人様を、先生と呼んでいたのは、身元引受人だったし、犯罪を犯した人の更生を助けていたためなのですね。」
「そうだね。丸茂に先生といわれる度に、憎しみを沸き立たせていたが。」
「そうだったのですか。」
「最初の人ときちんと結婚すれば‥‥‥と今になって後悔しても遅い。私は、女に対しては不器用で、SMの味を覚えてからは、こんな形でしか愛せないが、麗子は付いて来てくれるだろうか」
怪異とも言っていい玄蔵が、まるで少年のように訊いた。
麗子は黙って小さく頷いた。麗子も完全にマゾ奴隷とて目覚めてしまていた。普通の性愛では、満足出来ない躯になっていた。



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