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淫狼の生贄 第80回 奴隷達の饗宴(2)

「アハハハ、さすがの静香でもこたえるか」
「お許しください。そこは……」
「後は佐渡山達に悦ばせて貰え。佐渡山、頼むぞ」
声を掛けられた佐渡山が、細い円筒形のクリトリス吸引チューブを持って、静香の所に来た。
「百瀬さんに任された。どう料理しようかな」
「お願いです、優しいくらいして」
「そんなんじゃ満足しないだろう。まずはこれからだな」
透明な吸引チューブを静香の前に突きつけた。もちろん静香はそれがどう働くかを知っていた。緩く左右に首を振る。
「何だ、嬉しくはないのか」
「それは辛いんです………」
下を向いて恥ずかしげに静香は言った。

佐渡山は円筒形の開口部の縁に気密を保つためのジェルをたっぷり塗ると、それを剥き出しになっている肉芽に被せたて、チューブの反対側に付いている蝶ねじを回した。すると、それに伴って、チューブの中のピストンが上に引き上げられた。
ピストンと筒の内側とはピタリと接触して、完全に気密性が保たれている。ピストンが上に引かれると、ピストンの下は真空に近くなってしまう。その結果被せられた肉芽が筒の中に吸引されてしまった。

「ああ~~」
痛いとか、刺激されるとかでは無い。躯のなからクリトリスが引っ張り出されて、肉筒が異様な感覚を受ける。
既に何回も経験させられているので、その異様な感覚はしょうちしていた。
ピストンが引かれるに従って、吸引チューブの中には、躯の内側から、もう5センチほどクリが伸びてきてしまった。
ピストンが完全に引き上げられると、ネジが固定された。
「しばらくこの状態で我慢していろ」
吸引の様子を見ていた安永が言った。しばらくすると引き出されたクリが充血して勃起してしまう。
「お願いです、許して」
「今更何を言ってるんだ。何回も楽しんだじゃないか」
安永は全く取り合わないし、他の男たちも次の責めに移ろうとしていた。

蒔田が電マを持ってきたて、秘裂を強引に開かせると、そこにヘッドを当てた。
「アッ駄目」
慌てたように静香が躰を動かすが、吸引されているクリが刺激されて、思うように攻撃を避けることが出来ない。
蒔田がヘッドの位置を決めると、並木がその胴を太腿の内側に縛り付けた。振動しても外れたりずれたりしないように、二カ所でしっかりと止めた。蛇蝎の会で慣れているので、こんなことは簡単だった。
「脚を合わせるんだ」
そんなことをいいながら、布川が縄を持ってきて、静香の両脚を一つに縛り始めた。足首から始めて、膝のやや上まで縄を掛けて脚をほぼ1本にしてしまった。そのため、静香は踏ん張ることも出来なくなって、長押に吊られてしまった。

吸引チューブが小さなペニスのように外に垂れ下がっていて、太腿に挟み込まれた電マのヘッドに当たるか当たらないかの位置にあった。
佐渡山が電マがしっかりと縛り付けられていることを確認するとスイッチを入れた。
「ウウ………」
敏感な割れ目に振動が伝わるだけでも感じてしまうのに、その振動が微妙ではあるが吸引チューブも震わせて、その中に引き出されてしまっている肉芽を刺激していた。躯の中に刺激が伝わってきた。それが広がってくる。
経験はあるとは言っても、やはり静香にとっては辛い責だった。

布川が静香の胸の膨らみの上下に縄を掛けると、その縄尻を長押に掛けて引っ張った。胸を縛られた拘束感で、一層静香の被虐感が大きくなる。
さらに他の男が、鼻ピアスに鎖を止めるとそれをいま長押に引き上げられた縄につないだ。ピアスを引っ張り上げられて、顔を伏せることも出来なくなったが、それ以上に鼻が上に引かれて、静香の美貌が歪められてしまった。
「ウウ~~」
静香は呻くより他なかった。
「仕上がったな、しばらくそのままで楽しんで貰おう」
「ウウゥ~~~」
部屋の真ん中に立たされたまま、マシンに責められ、静香は独りで身を揉んでいた。

悶える静香からやや離れた所に、背もたれの無い椅子位の箱が運ばれてきた。それとほぼ同じくして、奥から後ろ手にがっしりと縛られた女が、男に縄尻を取られて入ってきた。
恥ずかしげに俯き、既に全裸にされた身を縮めるように脚を運ぶ。
知っている者も多かったが、西片に計られて奴隷にされた怜子だった。その後、杉森のパートナーとなって、その嗜虐的な性癖を満たしてきていた。
静香より10歳ほど年上の四十路半ばだったが、年相応に熟した丸い線を持った躰は、崩れることも無く、益々色気が増してきた。
後ろ手に縛られて歩いてくる姿は、その肌にがっしりと食い込む縄と、くりくりと動く豊かな尻の膨らみも加わり、見る者を捕らえて放さなかった。
「怜子さん、久し振りだな」
声を掛けた百瀬に、チラッと目をやった怜子は、さらに身を縮めって俯いてしまった。
「知らない人も居るかも知れないが、杉森さんのパートナーの怜子さんだ。茶道教室の先生だ」
「怜子、その台に上って、皆さんに躰を見せるんだ」
杉森に言われて、今置かれた台に上がると、怜子は覚悟を決めたようにすくっと立った。
また男たちに間から、溜息が漏れる。
静香と同じようにパイパンの躰だったが、静香よりふっくらとした秘丘からは、深い溝が両股の間にくっきりと刻まれていた。





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淫狼の生贄 第79回 奴隷達の饗宴(1)

全てが落ち着くべき所に落ち着いた頃、すなわち怜子が杉森にアナルを犯されて崩壊をさらしてしまってから約1年強経った頃、百瀬の広大な屋敷の、それも奥まった座敷に数人の男たちが集まっていた。
ホスト役の百瀬、西片産業を操って南條鉱業の乗っ取りの立役者だった安本、古くから恵須市にしっかりした地盤を有する商工会の杉森、さらに江府町と合併した新恵須市の主立った者が、広い座敷に座っていた。
「全てが落ち着いたのも、ここにいる皆さんのおかげだ。今日は睦会が特別の接待を用意している。飲み食いはもちろん、これから始まる趣向を凝らした余興もたっぷりと楽しんでいって欲しい。おい始めろ」

百瀬が閉まっている襖に向かって声を掛けると、4枚の広い襖が、向こう側から大きく開かれた。
「ホー」
期せずして、男たちの口から声が漏れた。
天井からの煌々とした照明に照らされた、さらに広い部屋が現れた。今皆が座っている座敷の倍はある。その部屋は畳敷きでは無く、しっかりした板敷きだった。そこに緋の長襦袢を纏った女が正座していた。
「ここにいる何人かは知っているが静香だ。元は南條鉱業社長の令嬢で、常務をやっていた芳川の女房だったが、離婚して公益法人の善隣会の理事をやっている。というのは表向きの顔で、睦会の奥を仕切っている。それだけでは無い、わしのマゾ奴隷でもある。この静香が今日の主役だ」
百瀬の長い紹介の後、静香は両手を床について頭を下げた。

「よろしくお願いします」
「よろしくだけじゃないだろう」
「はい、皆様でたっぷりと調教して下さい」
「と言うことだ。静香を始めとして、何人かの奴隷を皆さんに調教して貰い、奴隷達を悦ばせてやって欲しい。プロの縛師や調教師、助手も揃っているし、特別な趣向も用意している」
「それは楽しみだな。さすが百瀬さんだ」
集まっていた男の一人が声を掛けた。

「プラトンが書いた“饗宴”にちなんで、奴隷達の饗宴、つまりエロスを極めて、肉体だけで無く、精神的にも成長させようと思って、企画しました。既に充分に調教されて、マゾの悦びを知っている奴隷達だが、皆さんの手でさらに一段の高みに持って行って貰いたいのです」
今日の集まりを計画した安本が付け加えた。
「プラトンだか何だか知らないが、要は奴隷を性的に調教すればいいんだろう」
「性的にではあるけれど、ただ性行為をすればマゾ奴隷が満足するかどうかは分からないな。ここの所は調教のプロも控えているらしいので、教えてもらいながら、楽しもうじゃないですか」
「副市長にそう言って貰うと狂宴を準備した甲斐があります。では早速始めましょう。佐渡山さん頼んだぞ」
百瀬に代わって安本が場を仕切り始めた。

「静香、立つんだ。立って自分で長襦袢を脱げ」
佐渡山に命じられて、静香は立ち上がった。そして恥ずかしげに俯くと、伊達締めを解いていった。それが終わると、腰紐を解き一気に肩から長襦袢を外して、足下に落とした。その下は、緋色の腰巻きだけの真っ白な裸だった。
「腰巻きは後のお楽しみにしよう。両手を前に揃えるんだ」
言われたとおり、静香は両腕を揃えて前に出した。その手首に縛師の布川が麻縄を巻き付けていった。二つ折りにした縄がぐるぐる巻きにされ、最後に縄を両腕の間を通して、巻き付けた縄をしっかりとまとめた。これで静香の両手首は一つにしっかりと縛り上げられてしまった。
さらに腕の間に新しい縄を通してしっかり縛ると、その縄尻を引き部屋の中央に連れて行った。

二つの部屋をつないで広くしたのだろう。部屋の中央には元は長押に使われていたらしい水平の角材が部屋を区切っていた。そこに縄を投げて上を通すと、布川は降りてきた縄をまた腕に絡めて引き上げた。
両腕を上にひかれて静香の躰は伸び切ってしまった。
35歳という熟れ始めた躰が曝されて、男達からホーというような溜息が漏れた。

「静香にはさらに見所がある。かまわないから近寄ってくれ」
百瀬に言われて、男たちが静香を取り囲んだ。
百瀬は静香のピアスリングが入っている小箱を空けると、一番太い鼻リングを取り出した。
「何の変哲も無いピアスだけど、これはここに付けるんだ」
そう言いながら、百瀬はそのリングを静香の鼻中隔に開いているピアスホールにはめた。
南條鉱業の社長令嬢として育った上品な顔が、そのリングを鼻にぶら下げられただけで、被虐の奴隷の顔に変わった。太いリングだったが大きさは上唇には届かない程度だった。

「さて、次のサプライズは……誰かこの腰巻きを脱がせてくれませんか」
「よし、俺にやらせてくれ」
安本の声に一人の男が名乗り出た。百瀬がうなずくと、緋の腰巻きの紐を解き、ゆっくりと剥いていった。
永久脱毛された秘部が明らかになると、それも大部分の男たちを驚かせた。
「永久脱毛されたパイパンにびっくりしましたか。でもそんなものは今の時代では普通ですよ。それより、ここをよく見て下さい」
元蛇蝎の会のスタッフの二人が、静香の脚を広げて秘裂を明らかにした。
「ここです」
安本が指さしたのは包皮を失った肉芽だった。秘肉の間に、恥ずかしげに顔を見せている。そこを百瀬が指で弾いた。
「ヒィ~~~」
一番敏感な所を弾かれて、さすがの静香も悲鳴を上げた。





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淫狼の生贄 第78回 インターミッション

1年先の百瀬の屋敷に話が飛ぶことにしたが、その間に色々なことがどうなったかを簡単に報告しておこう。つまらない回だがご容赦願いたい。

南條鉱業の三人の株は、全て西片総業と西片個人が買い取った。その資金は恵須中央銀行が融資したのはもちろんであるが、西片個人の資産もかなり処分されたようである。
ただ、西片の誤算だったことは、鉱山が南條鉱業の所有でなく、社長の南條昇一の個人資産だったことで、それを買い取るために、役にも立たない周辺の雑木林の山まで含めて、とてつもない金額が、株の買い取り以外に必要だったことだ。
株の実質的な価格は安本が決定したため、株主だった三人の女性は、額面の数十倍で株を売ることが出来、数億という金額を手に入れた。

静香は百瀬の紹介で、恵須市の外郭団体の役員に就任した。

怜子は西片が種々の事態で忙しくなっている間に、杉森との逢瀬を重ねて、完全にパートナーとなった。そして、杉森の援助で、ささやかだが高級な骨董店とそれに併せて茶道教室を開いた。杉森とは古くから付き合いの深かった百瀬の紹介で、恵須市の財界人とその夫人達がよいお得意さんになってくれていた。

静香の夫は行方不明のままだったが、翌年の大雨で起きた崖崩れの時に、恵須市の奥にある山の中から白骨死体で見つかった。警察は鋭意捜査中とのコメントを出してはいるが、解決するつもりはないらしい。

美加子は大学院を修了して、そのまま大学に助教として採用された。それもこれも、恵寿市の有力者の力が大きく働いたが。

良いことは長くは続かない。西片総業が南條鉱業を傘下に収めた直後、大国がレアメタルの開発を進めたために、そうでなくても割高で細々とした生産だった南條鉱業のレアメタルは全く需要がなくなり、業績は一気に倒産寸前にまで落ち込んでしまった。
恵須中央銀行は倒産前に貸し金を回収しようと西片総業の資産を差押さえたが、それだけでは追いつかず、大きな貸倒金が発生しそうになっていた。
恵須中央銀行は恵須県では最大の銀行とはいっても、衰退が続く地方銀行である。中央官庁より天下りを迎えて、政府資金の注入などを狙い財務省の課長クラスのエリートだった諸石を迎え入れたが、財務省の方は厄介払いが出来たくらいにしか考えていなかったようで、銀行側が目論むようなお土産をなかなか持ってこられずに居た。
そこに降って湧いたのが、アメリカの投資顧問会社が中に入っての南條鉱業乗っ取り案件であった。うまくゆけば、世界的な企業と手を組み、大きな仕事への持ってゆけるかもしれないと諸石は目論んでいた。
銀行内での決済もあいまいな内に行われてしまった巨額融資が焦げ付き、その責任を全て取らされて、その上背任罪までが追いかけてきた。
結局手柄をあせった諸石特別顧問は、石をもて追われるように、銀行を追い出されたしまった。

そこのところで、安本は南條鉱業、西片総業を倒産させず、恵須中央銀行から債権を買い取った。もちろん、倒産させた場合に分配金として銀行が得られる金額に少し上乗せした程度ではあるが。

西片総業の裏の仕事は、百瀬の睦会が引き継いだと言えば聞こえがいいが、弱みにつけ込んで乗っ取った。ただ、睦会は指定暴力団なので表だって動けない。そこで安永がアメリカのポルノ産業に全ての運営は任せた。どんなことをしても、相手はアメリカの法人である。表向きは睦会とは縁が無いことになった。
南條鉱業の品位の低い鉱石からレアメタルを精錬する技術を目に付けた海外の企業もあり、この技術を磨き上げて、そういう企業に高く売り払おうというのが、安本とその顧問会社の目論見である。
果たしたうまくゆくか・・・まだ、その辺は途上ではあるが。





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1.縄に堕ちて
2.熟女人妻奴隷調教
3.禁断の館第1話未経験の女
4.禁断の館第2話未亡人再調教
5.淫狼の生贄
6.淫虐調教別荘
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